2012年1月31日火曜日

2012.01.31 わが友に贈る

自ら掲げた目標へ
努力と挑戦を貫け!
「冬は必ず春となる」
たゆまぬ持続こそ
すべての勝利の源だ!

十字御書 P1492
わざわいは口より出でて身をやぶるさいわいは心よりいでて我をかざる

◇希望の明日へ
妻として、母として、また嫁として、職業人として、地球の一員として、さらに信仰者として、婦人部の方々の日々は、目も回るような忙しさかもしれない。ただ、その忙しさを通して"自分を磨き""自分を完成させる"一念が定まっていれば、それらの行動はすべて、人生の充実に変わり、成長と福徳の年輪に変わっていく。また、そうした努力の姿を、夫や子どもたちも誇りに思っていくに違いない。

☆勝利の人間学第1回 声仏事を為す
・妙法の音律が力に
信心の根本は題目である。
白馬が大草原を颯爽と駆けていくような、清々しい唱題を心がけたい。
その題目の声が、行動となる。力となり、エネルギーとなる。そこから勢いも生まれる。
たとえ一遍の題目であっても、全宇宙に響き渡る。妙法の音律は、諸天を揺り動かさずにはおかない。

・心が声に表れる
ある時、皆で題目三唱したが声が揃わない。戦いに臨む皆の呼吸が、合っていなかった。心がパラパラでは、皆の力も、結果も出ない。
私は、何度もやリ直した。声が揃うまで題目を唱えた。そして「前進」という合言葉を皆で何回も繰り返して叫んだ。最初は弱々しい声が、だんだん勇気凛々と力強くなっていった。皆の心に「前進する決意と自信」が漲っていった。
心が声に表れる。声が壁を破る。声が出るようになった時、勝利へ怒濤の前進が始まったのである。

・会合は声で決まる
会合も声で決まる。張りのある声、確信に満ちあふれた声が響く会合をお願いしたい。
役員の皆さんは、「仏を敬うが如く」、参加者を温かく迎え、送り出していただきたい。爽やかなあいさつの声が、時間をやりくりして会合に駆けつけた友の心を明るく満たす。
体調のつらそうな人がいたら声をかける。帰宅の際に無事故を呼びかける──こまやかな心配りの一声が命を守る。同志を守り抜かんとする一念の音声が、魔を退散させる。
声仏事を為す」である。声で仏の仕事をするのだ。