自身の人間革命だ。
後輩を心から尊敬し
自分よりも立派に!
成長を競い合え!
薬王品得意抄 P1501
『法華経は闇夜の月のごとし法華経を信ずれども深く信ぜざる者は半月の闇夜を照すが如し深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し』
◇希望の明日へ
壮年部の方々は、ナイト(騎士)の精神で"私がいれば大丈夫。婦人部を、女子部を、そして学会を守ってみせる"−−こういう毅然たるリーダーであっていただきたい。そのうえで、朗らかで温かく、包容力があって親切。これが本当の壮年部である。
☆我らの勝利の大道No.66 師弟常勝の関西魂
私が共に対談集を発刊した、南米アルゼンチンの人権の獅子エスキベル博士は語ってくださった。
「『創価』が意味する『価値の創造』は、戦う意欲をかきたててくれます。
生命の尊厳のため、人間を人間たらしめる価値のため、私たちが創りたい社会に向かって進む闘志がわきます。この闘志は、信仰そして人生の信念から生まれるものです」と。
明日で「阪神・淡路大震災」から17年となる。私も妻も、すべての犠牲者の冥福を祈り、一段と深く懇ろに追善の題目を送らせていただいている。
この大震災に際しても、「創価」の闘志漲る関西の大連帯は、地域・社会の依怙依託となり、歴史的な使命を担い立った。
言葉に尽くせぬ大苦難のなか、わが同志のあまりにも気高き善意の心と、強い団結の力、輝く英知が発揮されたことは、今、不滅の希望の鑑となっている。
あの時、瓦礫に塞がれた道なき道を、救援物資を積んで走った青年部のバイク隊の雄姿に、皆が驚嘆した。いな感涙した。トラック等での輸送が難しい現実にあって、"なんとかできないか""なんとかしたい" との真剣な願いが、勇気となり、智慧となって現れた尊き行動であった。
ドクター部や看護師の白樺会・白樺グループの不眠不休の救護も、自発の役員の献身も崇高であった。
兵庫の誉れの友は、甚大な試練を乗り越えられてきた。経済不況にも負けず、懸命に奮闘されている。
さらに「東日本大震災」の復興のためにも、その不屈の心を携えて、被災地の方々に手を差し伸べ、勇気の光を送られているのだ。
兵庫出身の信念の哲学者・三木清は語っている。
「忍耐と根気、人間にとってこれが最高のものであるように考えられます」と。
忍耐強い、根気強い祈りと行動で、共に宿命転換していくのだ。
これが、学会の草創以来の伝統である。