自らの体験を
勇んで語ろう!
和楽の座談会から
勝利の力は生まれる!
秋元殿御返事 P1070
『若し法師に親近せば速かに菩提の道を得ん是の師に随順して学ばば恒沙の仏を見奉る事を得ん』
◇希望の明日へ
壮年部にとっては、これからが人生の重要な仕上げのときである。社会的にますます責任も重く、精神的、肉体的な負担も大きくなってくる。だからこそ、尊敬と励ましに満ちた、麗しき絆の前進が大切である。妙法に生き切った人は幸せである。不老不死の法理のままに、わが一生を満足で飾り、一日また一日を、若々しき、永遠への出発としていける。そうなるのが信心であり、広宣流布の活動であることを、強く確信していただきたい。
☆若き君へ 新時代の主役に語る 「大人になる」とは
尊い心です。人生も、仏法も、「求める心」で決まる。
私たちが勤行で毎日読誦している如来寿量品に、『一心欲見仏不自惜身命』(一心に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を借しまず)という経文があります。
日蓮大聖人は、この「一心欲見仏」を「一心に仏を見る」、さらに「心を一にして仏を見る」、そして「一心を見れば仏なり」と、三重に読み直されています(P892)。
一心に仏を求め抜いていく。心を定めて、広宣流布の大願のために戦い抜いていく。その「不自惜身命」の心こそ、実は仏そのものなのであると、示してくださっているのです。
私は今も、戸田先生を求め続けています。毎日、心で対話をしています。そして常に一緒に、世界広宣流布の指揮を厳然と、また悠然と執っています。ゆえに、何も恐れるものはありません。
創価学会は、大聖人の仰せ通り、恩師の大願のままに築き上げてきた人間の大連帯です。
無名の庶民の中に、どれほど偉大な人物が光っていることか。皆、悪口を言われながら、わが身を惜しまず、友のため、地域のために尽くしてこられた。何の見返りも求めず、「広宣流布」「立正安国」の理想に向かって行動し抜いておられる。
東北の被災地では、厳寒のなか、きょうも、復興のために献身される同志たちがいます。
皆さん方の父母、祖父母たちこそ、法華経に説かれる地涌の大菩薩であり、最敬礼して仰ぐべき尊極の仏なのです。
フランスの哲学者ルソーは綴りました。
「わたしたちは、いわば、二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二回目は生きるために」
悔いなき最高の人生を生き切るために、青年は創価の人間群を誇りとしながら、どこまでも自分らしく、強く朗らかに前進していっていただきたい。
インド独立の父マハトマ・ガンジーは「決して希望を失わない者のみが指導者になることができる」と言った。
愛する君たちが21世紀の人類へ希望の光を贈りゆく、偉大な人間指導者に育つことこそが、私の最大の希望なのです。