2012年1月23日月曜日

2012.01.23 わが友に贈る

地区の勝利が
広布の未来を決する。
皆で智慧を出し合い
心一つに進みゆけ!
我らの城を理想郷に!

種種御振舞御書 P917
釈迦如来の御ためには提婆達多こそ第一の善知識なれ、今の世間を見るに人をよくなすものはかたうどよりも強敵が人をばよくなしけるなり

◇今週のことば
「行学たへなば
仏法はあるべからず」
行動の中に成長がある。
共戦の中で人材は育つ。
「平和の種」を共々に!

2012年01月23日

◇希望の明日へ
この大法を、一間浮提に広宣流布しゆく大船は創価学会である。学会員こそ、最高に価値ある、最高に満足できる人生の大航海を勝ち取る方々なのである。特に、壮年部は、現実社会の荒海を乗り越えて、一家、一族、また地域・社会の友を、三世永遠の幸福の港へとリードする船長の存在である。その責任は大きいし、それだけに冷静、慎重であり、力がなくてはならない。どうか"あの人がいれば何があっても安心だ""この人の指導は明快だ。間違いない"といわれるような、名指揮をお願いしたい。かりそめにも、威張ったり、軽率や、はったりがあったり、包容力もなく、冷静に話し合うこともできない、などといった愚かな指導者であってはならない。

☆我らの勝利の大道No.66 師弟常勝の関西魂
判決の日、関西本部に戻ると、私は待ってくれていた同志と仏間へ向かい、「大法興隆所願成就」の関西常住の御本尊に、勝訴の感謝の祈りを捧げた。
居合わせた中に、今の"ヤング・ミセス"の世代のリーダーがいた。肋膜炎を患い闘病していると伺い、皆と共に、師子吼の如く彼女の宿命打開と健康を祈った。
その友は決然と病魔を乗り越え、今も、はつらつと錦宝会(多宝会)のスクラム固く活躍されている。
いついかなる時も「一人」の友を励まし、「一人」を立ち上がらせ、共々に新たな前進を開始する。その連続闘争に常勝関西がある。
この日のうちに私は帰京した。私は友に語った。
「むしろ、戦いはこれから始まるのだ。
一つの段階を越えると同時に、次の段階へ向かってスタートする。これが本因妙の仏法のゆえんだよ」

この昭和37年、学会は「勝利の年」と定め、270万世帯達成を目標に掲げて出発した。
その学会の勝利の突破口を勢いよく開いたもの、わが関西であった。
関西の友は、一人も残らず、私の無罪を信じてくれていた。そして、それが現実になった時、爆発的な勢いで関西中に──すなわち大阪、京都、滋賀、福井、兵庫、奈良、和歌山の全土で折伏の渦が巻き起こったのだ。
2月、3月、4月……。月を追うごとに関西は燃えに燃え上がり、5月には、全国の弘教の3割を推進するという、美事な拡大劇を満天下に示したのである。新入会の喜びが各地にあふれた。なかでも男女青年部の躍動は一際光っていたと記憶している。
この年、学会は当初の目標を大きく超え、一気に300万世帯を達成した。まさに関西の師弟不二の戦いなくして、この拡大勝利はあり得なかったのである。