2012年1月17日火曜日

2012.01.17 わが友に贈る

民衆の結合の力が
時代の闇を破る。
自ら孤独になるな!
友を孤立させるな!
創価の連帯を広げよ

御講聞書 P808
題目を唱え奉る音は十方世界にとずかずと云う所なし、我等が小音なれども、題目の大音に入れて唱え奉る間、一大三千界にいたらざる所なし、譬えば小音なれども貝に入れて吹く時遠く響くが如く、手の音はわずかなれども鼓を打つに遠く響くが如し、一念三千の大事の法門是なり

◇希望の明日へ
人生経験の豊富な壮年部は、友のさまざまな悩みにも、奥行きのある指導ができる。皆の気がつかない心の機微をとらえた配慮もできる。地域に信頼できる壮年部がいれば、皆が安心である。どうか各部の友の"信仰の盤石な依処"として、円熟と包容力、安心感のある紳士として、生き生きと、心豊かに活躍していただきたい。

☆若き君へ 新時代の主役に語る 「大人になる」とは
青年を大切にし、青年が希望を持てるように、社会をあげて応援していかなければ、未来はありません。
そのうえで、申し上げたいことは、社会が暗いからこそ、青年はいよいよ希望を光らせてほしいということです。
たしかに就職をとってみても、希望通りのコースへ進める人は少ないでしょう。
ただ見方を変えれば、いつの時代でも、最初から自分の「やりたい仕事」ができるなどということは、ほとんどあり得ない。皆、「やらねばならない仕事」から始めるのです。そこで、うんと苦労し、歯を食いしばって努力する以外にない。すべてが勉強です。
その悪戦苦闘の中で、自分を鍛え、大地を破って伸びる若竹のように、希望に向かい、たくましく突き進んでいく。そして、人のため、社会のため、「自分でなければできない使命」を忍耐強く果たしていくのです。
ともあれ、若き日の希望を実現しよう、誓いを貫こうと決めたならば、幾多の困難と戦わねばなりません。だから「大人になる」とは、「戦いを開始すること」です。
失敗したら、また次の希望を持てばよい。それも戦いです。へこたれずに戦い抜く人が偉大な人です。戦い続ける人こそが勝利の人なのです。
日蓮大聖人が、20歳の南条時光へ『大願ををこせ』(P1561)と仰せになられたのも、「戦いを起こせ」ということと拝されます。 時光は、地頭という鎌倉幕府に仕える立場にありました。大聖人の門下として行動を貫けば、迫害を受けることは間違いありません。そうしたことをすべて御存じのうえで、大聖人は、あえて強く励まされているのです。
大変な状況にもかかわらず、若き愛弟子は必ず立ち上がると信じてくださっている。これが御本仏の御心です。厳愛です。法華経の兵法をもって戦えば、必ず一切を変毒為薬して勝てるからです。
時光も、大聖人の仰せの通りに戦い、立派に自分の使命を果たしました。