2011年6月26日日曜日

2011.06.26 わが友に贈る

よき友をもつ人は
いつも若々しい!
会って語れば
喜びが広がる!
わが境涯も広がる!

曾谷殿御返事 P1056
うるし千ばいに蟹の足一つ入れたらんが如し

◇希望の明日へ
善と悪との壮絶なせめぎ合い。これが、この世の永遠の劇である。宇宙はつねに、善と悪との闘争の舞台である。広宣流布が進んでいけば、組織が大きくなれば、戦いは楽になってくるだろう。そう錯覚したとしたら、それ自体が、すでに悪に敗れつつある姿である。また、自分はこれだけ信心したから、もう心配はないだろう。だれにも、そんなことは言えない。仏法、信心は、永遠に前進であり、永遠に闘争である。その前進が即安穏なのである。朗らかに、堂々と戦い続ける姿が、そのまま「勝利」の生命である。飛行機も、飛びたった以上、懸命に飛んでいるときこそ、もっとも安定している。エンジンの回転をゆるめれば、失速し、やがて墜落する以外ない。

▽本当の文化は下から上へ起こる-イギリス作家。民衆の時代を開く我らの対話運動

☆青年たちよ!もっと夢を持て(2005.03.16 千葉日報)
千葉県が掲げる教育長期ビジョン「夢・未来2025」では、二十年後の社会の一つの展望として「責任ある『地球市民』社会」を想定されている。私も十年程前、米国コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジで「地球市民教育」をテーマに講演し、「知慧」と「勇気」と「慈悲」の三点に言及した。
先日、ベラルーシ共和国のミンスク国立言語大学のバラノヴァ総長一行が、私の創立した創価学園を訪問して下さった。その時、生徒の質問に答えて、総長は言われた。
「世界平和を愛する心は、お父さん、お母さんを愛する心から始まります」
その通りと思う。故郷・安房をこよなく愛された古の大哲人の教えにも「親孝行が出来ない時は一日に二、三度、笑顔を見せてあげなさい」とある。
「地球市民」と言っても、遠くの話ではない。身近な人を大事にし、暴力やいじめを絶対に許さない事が、戦争を無くす為の第一歩となる。人を妬んだり、嘘を付いたりせず、友情と信頼を大切にする事が、平和の文化を創る出発である。
中国文学の巨人・郭沫若先生は、一九二八年から十年間、市川市に住まわれた。郭先生の戯曲の一節に「諸君は、新しい太陽をお望みですか、それなら御自分で創って下さい」と。
青年こそ、新しい太陽だ。希望がなければ、自分で希望を創ればよい。闇が深い程、自分が光り輝いて、人々を照らし、社会を照らし世界を照らしていく事だ。
千葉県は、日本で真っ先に朝日が昇る天地である。太陽の若人が続々と躍り出る「千葉青年の世紀」の未来を、私は胸を弾ませながら見つめている。


◎きょう、根木内支部の文化セミナー 13:30 松戸池田講堂。
「伝わる・繋がる心と心 Heart To Heart」
世界的な一流のアーティスト(芸術家)の講演とプロの音楽家が奏でるハーモニー♪