2011年6月3日金曜日

2011.06.03 わが友に贈る

梅雨の時期
体調管理が大切だ。
食中毒にも注意し
手洗いの励行を!
「前前の用心」こそ。

曾谷殿御返事 P1055
法華経の大海の智慧の水を受けたる根源の師を忘れて余へ心をうつさば必ず輪廻生死のわざはいなるべし

◇希望の明日へ
"信心の一念"の力こそ、世界のいかなる武器よりも優れた最高の力である。ゆえに自分自身もまた、日々、月々、年々に、わが"生命の弓"を満々と引き絞り、あらゆる障害を突き破る"勝利の矢"を勢いよく放っていきたい。

▽突破口を開く青年がいる限り永遠に磐石−恩師。師に応える拡大の証しを

☆随筆 我らの勝利の大道No.47 青年の新たな陣列
青春は、思うようにいかない現実との戦いでもある。地道な努力が実らず、もどかしさや悔しさにかられる時もあるに違いない。
しかし、人生の勝負は、目先ではなく、長い目で見なければわからない。
御聖訓には──
釈尊の弟子の須梨槃特は、三年間に十四文字の経文すら暗唱できなかったけれども、仏になれた。
しかし、提婆達多は六万蔵の経典を暗唱したけれども、無間地獄に堕ちた。
このことは、ひとえに末代の今の世のことを表しているのである。決して他人のことと思ってはならない
」(P1472、通解)と厳しく仰せである。
名聞名利に流され、増上慢に狂った恩知らずの末路は、あまりにも無残だ。
あのトインビー博士も、傲慢こそ「他のいっさいの罪がはいりこんでくる門戸」と鋭く喝破していた。
真面目に仏道修行に励み、師弟の道に生き抜いた人は、最後に必ず勝つ。多宝の先輩方の勝利の人生が、何よりの証明である。
くよくよすることはない。惑うこともない。悩みがあるからこそ、わが生命は強く大きく鍛えられる。
「勇敢に、誠実に耐え抜くものにのみ、幸運は微笑みかける」とは、大文豪ゲーテの知恵の言葉である。
苦難に遭っても、嘆かず屈しない。頭を上げて、使命の道をまっしぐらに進み抜いていくのだ。その人にこそ、「変毒為薬」の時は必ず来る。栄光の朝が晴れわたるのだ。