2011年6月13日月曜日

2011.06.13 わが友に贈る

新聞休刊日

祈祷抄 P1345
天は必ず戒を持ち善を修する者を守る

◇希望の明日へ
大学者であれ、有名人であれ、財力、権力の人であれ、自身の生命の因果に通じているとはいえない。しかし、とかく心おごれるあまり、この根本の重大事については、真剣に、また謙虚に求めていこうとはしない。それは、あまりにも愚かであり、残念なことである。この錯誤は、永遠にわたる生命の軌道に決定的ともいえる狂いを生じさせていくことになるのである。

☆新時代第49回本部幹部会へのメッセージ
私と妻は、毎日、日本中、世界中の広布の母たちから、尊いお便りをいただきます。
つい先日も、ブラジルのリオデジャネイロのお母様から、ありがたい報告をいただきました。
35年前に、経済苦、家庭不和、さらに命に及ぶ難病に苦しみ悩んで、仏法に巡りあった母です。
このブラジルの母は「病魔に必ず勝って、わが身を使い、命を捧げて広宣流布します」と誓願の祈りを重ねて、病を克服することができました。
以来、「毎日、誰かに喜びを贈ろう」と決めて、80歳を超える今も、地区の最前線で仏法対話を繰り広げています。
これまで、じつに「640世帯」を超える弘教を成し遂げてこられたのであります。
「仏壇の扉を開けば、いかなる勝利の扉も開いていける」とは、この朗らかな題目第一の母の確信です。
お子さん方も、お孫さん方も、皆、「母の信心」を喜々として継承しております。「今、わが家として千世帯の折伏を目標に、皆で対話を広げています」と決意の報告を寄せてくださいました。
このお母さんは福運に満ちた笑顔で語っておられます。
「本当の幸せは、妙法を弘める中にあります。誰かを幸せにすると全部、自分に返ってくるんですよ」と。
ともあれ、女性の弟子への御聖訓には『法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり』(P552)と仰せであります。
時代は、いよいよ正しく力ある哲学を求めています。
力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』(P1361)と仰せの通り、妙法を今こそ語り抜いて、新たな地涌の菩薩の陣列を『二人・三人・百人』と広げてまいりたい。