2011年6月21日火曜日

2011.06.21 わが友に贈る

近隣を大切に!
爽やかな挨拶が
友好の第一歩だ。
足元から信頼を!
振る舞いで勝て!

三三蔵祈雨事 P1468
されば仏は善知識に値う事をば一眼のかめの浮木に入り梵天よりいとを下て大地のはりのめに入るにたとへ給へり

◇希望の明日へ
倣慢といい、謙虚といっても、対象によって、善悪は変わってくる。悪に対しては、倣慢に見えるくらいの強さで、御書に仰せの通り、過ちを正し、攻撃し、追撃しなければならない。それが正義であり勇者であり、そこに本当の謙虚さもある。根本は法と真理に対する謙虚さである。信仰の道については、どこまでも謙虚に、いよいよの求道心で進んだほうが得である。求めれば求めるほど、自分が福運をつける。強くなる。幸福になる。

▽真剣に御本尊に願い切れ一番、確実な早道−恩師。法華経の兵法で突破せよ

☆青年たちよ!もっと夢を持て(2005.03.16 千葉日報)
今、若い世代に「何をやっていいのか分からない」「やりたい事がない」と言う悩みが多いと聞く。先日、胸をえぐられる調査結果があった。晴れて成人式を迎える人に「今の自分をお金に換算すると幾らか」と尋ねたものだ。一番多かったのは「ゼロ円」13,5%を占めた。勿論、この数字だけで、今の若者の自己評価を決める事は出来まい。「ゼロ円」の答えには、人間の価値をお金で計る事への抗議を込めた人もいるかも知れない。それはそれとして、私が言いたいのは、決して「自分で自分を卑下してはいけない」と言う事である。
「自分は駄目な人間だ」等と、絶対に思ってはいけないし思う必要もない。13世紀、千葉県に誕生した大哲学者は「例え一日でも生きる事は、千万両の黄金よりも価値がある」と示された。一人の生命は、全宇宙の財宝よりも尊い存在なのである。以前、私は、モスクワ大学前総長のログノフ博士と対談集を発刊した。その中で博士は「人間の脳が織り成すネットワークの組み合わせは、宇宙の中の物質を作る粒子の総数より大きい」と指摘された。若き頭脳には、宇宙大の創造力が秘められている。