2011年5月24日火曜日

2011.05.24 わが友に贈る

不況と戦う友よ
断じて負けるな!
人知れぬ苦闘の姿を
御本仏が御照覧だ。
強盛な祈りで進め!

教行証御書 P1282
此の法華経の本門の肝心妙法蓮華経は三世の諸仏の万行万善の功徳を集めて五字と為せり、此の五字の内に豈万戒の功徳を納めざらんや


◇希望の明日へ
逆境のときにこそ深く強い信心の一念に立つべきである。そこにこそ、大海のように広々とした境涯へと自分を高めることができる。その決定した一念に、"幸"と"勝利"の人生がある。また、その正しき信心のための学会の組織である。

☆世界広布の勝利の並木道31
若き28歳の池田先生が広布拡大の指揮を執られた「大阪の戦い」は、われわれ青年部が学ぶべき広布史です。

第一に「リーダー率先」です。「大阪の戦い」について書かれた随筆で池田先生は、「人材育成の要諦」として「会うこと」と「一緒に動き、一緒に戦うこと」をあげておられました。
たとえば自分も後輩や同志と一緒に対話拡大に挑戦する。自らの体験を語り、励まし、祈り、ともに目標へ前進する。これが学会の「指導主義」です。
"長の一念"と"率先の行動"が同志を鼓舞します。

第二に「御書根本」。組織の隅々に信心の大確信を行きわたらせたのが、先生の確信あふれる早朝講義です。
なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし』(P1192)であり、『行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず』(P1361)です。教学の柱があるからこそ逆境に負けることなく、皆さんが自身の壁を打ち破れたわけです。

「大阪の戦い」から学ぶべきは「楽しく活動すること」です。
楽しいところには人は集まる。笑顔があれば皆が元気になる。いかに皆さんが明るくなり、心軽く前進できるか、リーダーはそうした点に心を砕いていくべきですね。
そのためには、頑張って挑戦している同志、決意に立ち上がった友を、真心から最大にたたえていくことです。広布のために戦う心が、どれほど尊貴か。
喜とは自他共に喜ぶ事なり』(P761)ですね。活動に励む元気な同志が集まれば、より歓喜が生まれます。