2011年5月17日火曜日

2011.05.17 わが友に贈る

「願くは我が弟子等・
大願ををこせ」
青年よ広布の
誓いに生きよ!
大情熱で奮い立て!


減劫御書 P1466
智者とは世間の法より外に仏法を行ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり

◇希望の明日へ
祈りは、いわば"生命のエネルギー"として、全宇宙に伝わり、さまざまな変化の原動力となっていく。放射能も紫外線も、目には見えないが、厳として存在する。影響をおよぼす。妙法の祈りの"エネルギー"も、目には見えないが、その力は無限である。

▽御書「法華経を持ち奉る処を当詣道場」。今いる場所で勝ち抜く勇者たれ

☆随筆 我らの勝利の大道No.46「師弟共戦の5月3日」
◆「共戦」に魂込めて
昭和54年の5月3日、私は八王子市の創価大学から、海の見える神奈川文化会館に走った。その晩、私は無量の思いを筆に託し、一気呵成に揮毫した。
「共戦」──。
脇書には「生涯にわたりわれ広布を 不動の心にて決意あり 真実の同志あるを信じつつ 合掌」と。
この「共戦」は法華経第5の巻に見える言葉でもある(安楽行品第14)。
──仏の弟子たる賢聖の諸将が煩悩魔や死魔などあらゆる魔に立ち向かって共戦し、大功勲を挙げた。その弟子たちの英雄的な戦いを見た仏は、大いに歓喜されて、法華経を、今こそ説かれるのである──と。
ここでは、魔の働きに対して戦うことを「共戦」と記されている。
「共」の字の意味は深い。
御義口伝には、「共の一字は日蓮に共する時は宝処に至る可し不共ならば阿鼻大城に堕つ可し」(P734)と仰せである。
「共」とは師弟不二であり、師弟勝利の大道なのだ。師匠と弟子が心を一つにして戦う「共戦」があるか否か。師弟の生命が共戦ならば、そこに「万人成仏」の法華経の魂が脈々と流れ通うということだ。