2011年5月9日月曜日

2011.05.09 わが友に贈る

同志の声に
耳を傾けよ!
共に悩み、祈り抜け!
希望の太陽が
友の心に昇るまで。

木絵二像開眼之事 P469
人の声を出すに二つあり、一には自身は存ぜざれども人をたぶらかさむがために声をいだす是は随他意の声、自身の思を声にあらはす事ありされば意が声とあらはる意は心法声は色法心より色をあらはす

◇今週のことば
「仏種は縁に依って起る」
我らの聖教とともに
希望と勇気の語らいを!
友の幸福を祈り
はつらつと仏縁を結べ!

2011年05月09日

◇希望の明日へ
不幸な出来事が起こったり、幹部が退転すると、"どうしてそのようなことが起こるのか。信心しているのにおかしいではないか"という人もいるであろう。しかし、それは御本尊への祈りが叶わないということではない。祈りは必ず叶う。そのときは"なぜかな"と思うようなことも、結果からみれば、妙法に照らされて起こったことは、すべてもっとも良い方向へと向かっていく。凡夫の目には、そのときはわからないかもしれない。しかし、何があっても、信心を貫いていけば、時とともに、すべて深い意味があることがわかってくる。信心は、"いっさいが意味のあることであるし、最善のことになっている"と確信していくとき、広々とした晴れやかな境涯が開けていくのである。

☆随筆 我らの勝利の大道No.46「師弟共戦の5月3日」
◆大願とは法華弘通
その日は、美事なる五月晴れであった。天も晴れ、地も晴れ、全同志の心も晴れわたっていた。
昭和26年の5月3日である。
私の師である戸田城聖先生は、一切の大難を勝ち越えて、威風堂々と第2代会長に就任された。弟子が祈りに祈り、戦いに戦い、待ちに待った日であった。
会長就任式で、先生は「地涌の菩薩」の自覚の上から、荒れ狂う濁世において、日本さらに世界への広宣流布を、わが創価学会の大使命として誓願された。
御義口伝に、『大願とは法華弘通なり』(P736)と示されている通り、広布大願は日蓮門下の魂である。
「一切衆生の成仏」の法理を明かした法華経を弘めることは、
社会に広く深く生命尊厳と人間尊敬の思想を打ち込むことだ。
・悩める人びとの心に、生きる希望と苦難に負けぬ勇気の火を灯しゆくことだ。
・立正安国の旗を掲げて、崩れざる世界の平和の基礎を断固と築きゆくことだ。

広宣流布の前進の中にこそ、世界の民衆の命運を変えゆくカギが厳然とある。
5月3日は、広宣流布のために、師匠が立った日である。そしてまた、弟子が共に立ち上がる日である。
戸田先生はこの出陣を記念して歌を詠まれ、それを5月3日当日のご自身の写真の裏に認め、私に授与してくださった。