青葉きらめく季節。
爽やかな勤行・唱題が
今日一日を決める!
規則正しい生活こそ
健康・無事故の根本!
四条金吾殿御返事 P1149
『日蓮をたすけんと志す人人少少ありといへども或は心ざしうすし或は心ざしはあつけれども身がうごせずやうやうにをはするに御辺は其の一分なり心ざし人にすぐれてをはする上わづかの身命をささうるも又御故なり、天もさだめてしろしめし地もしらせ給いぬらん』
◇希望の明日へ
リーダーは、祈りを忘れてはならない。個人にあっても、一家にあっても祈りが大事である。祈りこそ、いっさいの打開と勝利への源泉である。また魔と戦い、魔を打ち破っていくとの強い祈りの一念があるかどうか、ここに信心の精髄がある。医師は、身体の異常の有無をみる。だが、心の世界がどうか、奥底の一念がどうかをみていくのが、仏法なのである。そして、すべてはこの目に見えない奥底の一念の変革から出発する。
☆随筆 我らの勝利の大道No.46「師弟共戦の5月3日」
経文には『在在諸仏土 常与師倶生』(在在の諸仏の土に 常に師と倶に生ず)と説かれる。
久遠の妙法の光に包まれ、師弟は永遠に一緒に生きるのだ。苦楽を分かち、共に勝利するのだ。
先生が「未来も共に」と言われた通り、私は、9年後の昭和35年の5月3日、師匠の広宣流布の大誓願を受け継ぎ、第3代会長に就任した。そして60年を経た今日も、いな、この瞬間も、私は師と不二の命で戦い続けている。
わが生命の中に、生死を超えて、師匠はおられる。そしてまた日本中、世界中で活躍する地涌の友たちも、広布途上に逝いた懐かしき勇者たちも、皆、一緒におられる。
このたびの東日本大震災で逝去された尊き同志も、私たちの命と一体である。
大聖人は千日尼への御返事で、亡くなった夫の阿仏房は『多宝仏の宝塔の内に東むきにをはす』(P1319)と仰せになられた。御本尊に題目を唱えゆく時、亡き家族とも、功労の友とも、心の対話は自在なのである。
生死は不二であり、妙法で結ばれた家族の縁、同志の絆は三世に永遠である。