2010年6月30日水曜日

2010.06.30 わが友に贈る

戦う友に感謝を!
陰の労苦に賞讃を!
讃え合って進めば
何倍もの力が出る。
これが将軍学だ!

日興遺誡置文 P1618
下劣の者為りと雖も我より智勝れたる者をば仰いで師匠とす可き事

◇希望の明日へ
「心広々とした指導者であれ」−−これも、戸田先生がよくいわれていた指導である。心広き人のもとにいる人は、幸福である。温かな理解と期待、そして真心の応援を受けて、伸び伸びと進んでいけるからだ。反対に、心狭き指導者と一緒にいる人は、不幸である。理解もされず、包容もされず、つねに堅苦しい思いで、萎縮していなければならない。まことに悲しいことである。リーダーは心広々とした、人間性豊かな人であってほしい。むろん、簡単にそうなれるものではない。真剣に努力し、唱題を重ねてこそ、はじめて向上と前進が始まるのだ。

☆随筆 我らの勝利の大道 「立正安国」と創価の誓い
「立正安国」の精神は、国を越え、時代を超えて、普遍的な民主主義の理想とも深く響き合っている。
一市民が自らの尊極なる生命の力を解き放ちつつ、それぞれの崇高な使命を現実社会で果たしゆくことが「人間革命」であり、「立正安国」なのである。

いかに苦渋に満ちた現実であろうが、そこから絶対に逃げることなく、苦悩の民衆の一人ひとりに手を差し伸べていくのだ。そして平和と幸福の世界を共に創造していくのである。
「立正安国之誓」——これが恩師の偉大なる悲願であった。これが誉れある創価の誓願であった。
「立正安国」の哲学は、平和と幸福の社会を建設しゆく主人公とは、「今、ここ」で生きる民衆自身であることを教えている。どこか別世界を求めるのではない。遠い未来を待つのでもない。まして、決められた運命だとあきらめる必要も絶対にない。今、自分たちがいるこの場所を、人間勝利の楽土へ、少しでもよりよく変革していくのだ。そのまことの力は、民衆自身の中にこそある。