2010年6月16日水曜日

2010.06.16 わが友に贈る

師子王の埼玉よ!
希望の大哲学を胸に
勇気と勝利の大行進を!
不屈の民衆の底力で
師弟の金字塔を築け!

御義口伝巻下 P769
不軽菩薩の四衆を礼拝すれば上慢の四衆所具の仏性又不軽菩薩を礼拝するなり、鏡に向つて礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり

◇希望の明日へ
仏法では『教弥よ実なれば位弥よ下し』(妙楽の「止観輔行伝弘決」の文)と説く。「教えが、勝れたものになるほど下根の衆生をも救う力があり、悟りを得る者の位は低くなる」との意味である。その原義を踏まえたうえで、わかりやすく、指導者論に約せば、勝れた法を説く人ほど、より広範な「民衆」のなかに飛び込んでいくべきであるとの教訓を得ることができよう。妙法は大海にも譬えられる最高の法である。ゆえに、妙法を持った指導者は、だれよりも謙虚に、また真剣に、誠実に、「民衆とともに歩む」人でなければならない。

☆人生は真剣勝負なり(大白蓮華 2006年7月号 巻頭言)
一流の人物は真剣である。自らの信念の道を、一心不乱に突き進む気迫に漲っている。
いい加減な人間には、責任がない。
真剣な人間は、誠実である。
ふざけ半分の人生は、虚しい。
真剣な人生には、充実がある。
とくに、青年は真剣になった時に光る。
戸田城聖先生は、峻厳に叫ばれた。
「人生は勝負だ。勝つか、負けるかの熾烈な戦いだ。
いわんや、広宣流布は、『仏の生命』と『権力の魔性』との大闘争である。
甘えや気取りがあったら、絶対に勝てない。
勝つためには、命がけで戦うのだ」

真剣に祈れば、智慧が湧く。
真剣に動けば、道は開ける。
真剣に語れば、敵も味方に変わる。
真剣に戦えば、必ず諸天善神の守護が現れる。
妙楽大師が「必ず心の固きに仮りて神の守り即ち強し」(P1220)と記された通りだ。
策でもなければ、要領でもない。「法華経の兵法」に徹して戦い抜く執念こそが、最強なのだ。

真剣はスピードである。行動である。リーダーは決して手を抜いてはならない。真剣にして透徹した祈りで、魔を断ち切ることだ。真剣にして賢明なる指揮で、事故を未然に防ぎ、同士を守ることを忘れまい。