立ち向かっていけ!
高きに挑んでこそ
限りない力が
発揮されるのだ!
兵衛志殿御返事 P1108
『内より論出来れば鷸蚌の相扼も漁夫のをそれ有るべし、南無妙法蓮華経と御唱えつつしむべしつつしむべし』
◇希望の明日へ
報告を開いたなら、すぐに反応すること、すぐに手を打つこと。これがリーダー の鉄則である。この迅速な行動があるかぎり、学会は栄えていく。その人自身も成長する。その分、大勢の人を救っていける。一事が万事である。国でも、会社でも、反応がいい組織や団体は伸びていく。反応が悪い組織は、暗く沈滞してしまう。まして、現代はスピードの時代である。車のスピード違反はいけないが、勝負はスピードが決め手となる。ある人は、"学会の発展の原因も、指導者のスピードにある"と見ぬいていた。迅速また迅速に、会員のため、広布のために行動するリーダーであらねばならない。
▽さあ創立80周年の2月闘争へ!壁を破るのは題目の利剣。自身の金字塔を
☆全国各部協議会でのスピーチ
「不機嫌は怠惰と似たものです」
確かに、怠け者の人間にかぎって、何かあるとすぐに靂艦になるものだ。
反対に、常に前進している人は、すがすがしい。
快活である。弾むような勢いがある。
私たちは、自分の気持ちを奮起させる「力」を持っている。絶対勝利の題目がある。
ゆえに、何があっても生き生きと、仲良く、賢く、迅速に、団結第一で進もう!
「活動」の中にこそ、「喜び」がある。
学会活動には最高の充実があり、無量の福徳が輝くのである。
出獄後、獄死された牧口先生を偲ばれ、「あなたの慈悲の広大無辺は、わたくしを牢獄まで連れていってくださいました」と感謝を捧げられた。
戸田先生は、婦人部の友に指導された。
「あなたが信心に立ち上がれば、必ず、すべてが軌道に乗ります。信心が強ければ、周囲が、あなたの幸福の力となる。本当に不思議なものだ。
法華経には『魔及び魔民有りと雖も、皆な仏法を護らん』とさえある。
周りの人が信心をしていなくとも、広宣流布のために驚くほど働いてくれるのである。
ゆえに自分自身の信心を強くしなさい」
要するに、「自分」である。わが一念で決まる。
状況を嘆いたり、人のせいにしても、何も変わらない。
自分が変わることだ。自分自身の信心を強くすることだ。
その人を、諸天・諸仏も護り支えるのである。
仏典に『必ず心の固きに仮って神の守り則ち強し』(P1186)と記されている通りだ。
さらに戸田先生は語っている。
「魔が強いからこそ、勝てるのだ。信心が毅然として、そのうえで、魔が強いということは、必ず勝てるという証拠なのである。
要は自分自身の信心の決心にかかっている」
魔が競い起こったときこそ、もう、一歩も二歩も、大きく成長していくチャンスなのである。
大事なのは「勝つための祈り」だ。真剣勝負の強盛なる祈りだ。
今こそ一人一人が、わが生命に仏菩薩も、梵天・帝釈も、「入其身(其の身に入る)」させるのだ。そして仏の力、仏の智慧を思う存分に発揮していくのだ。