信頼を広げよう!
それが広宣流布だ。
我らの勇気の対話で
列島に希望と活力を!
妙心尼御前御返事 P1480
『病ある人仏になるべきよしとかれて候、病によりて道心はをこり候なり』
◇希望の明日へ
一人の立派な「正法の信者」をつくるには、どれほどの苦労がいることか。大聖人は難事中の難事と仰せである。仏法にまったく関心すらもっていない人々の心を開き、信心を教え、発心させる−−なまやさしいことであるはずがない。そのあとも、くる日もくる日も、勤行を教え、指導と激励に通い、あらゆる面倒をみ、家族も及ばぬほどの祈りと心遣いで、忍耐強く、育てていく。そうした、筆舌に尽くせぬ真心と労苦のなかから、一人の正法の信者が、かろうじて生まれてくる。その大変さは、実際に経験したものでなければ、絶対にわかるはずがない。
☆随筆 我らの勝利の大道 今日も元気で!
歌詞の1番には「闘うわれら」とある。「私」一人でなく「われら」である。
そこには「同志と共に」「師と共に」という心意気が脈打っている。
それは、共々に、人類を幸福と平和へ導く、広宣流布の大願に生き抜くことである。
その具体的な実践とは、目の前の「一人」を励ますことだ。誠実に、「一対一」の対話と友情を広げることだ。
「広宣流布は婦人の手で」──これが、恩師・戸田城聖先生の心であったし、私の願いである。
この師弟の一念に呼応し、婦人部は勇気凛々と、立ち上がった。そして、広宣流布の花のヒロインとして、妙法を全世界へ弘めてくださった。
この方々こそ、真の生命の貴婦人であられる。私は若き日に、万感を込めて記した。
「庶民の中に生き、数多くの折伏をしぬいている婦人の方が、幾百倍も偉きことよ」
水の如き信心で、こうと腹を決めたら一歩も退かない。これが「信心第一」のわが婦人部の強さだ。
勇気ある女性の声こそが、地域も社会も、変革していくのだ。