2010年1月2日土曜日

2010.01.02 わが友に贈る

新聞休刊日

最蓮房御返事 P1342
実に無始曠劫の契約常与師倶生の理

◇希望の明日へ
人の心は、まことに微妙である。絶えず変化しており、わずかなことをきっかけに、良いほうへも、悪いほうへも行ってしまう。ゆえに、信心の世界にあっても、立場が上になればなるほど、後輩のかかえている問題や悩みを、正しく敏感に察知して、細やかなうえにも細やかに、励ましのうえにも励ましをお願いしたい。そして、その人が立派に成長して、信心と幸福の大道を歩みぬいていけるよう尽くしていく。それが先輩としての慈愛であり、使命と責任である。

☆全国代表協議会でのスピーチ
「負けるということは、恥である。どんな戦いも、絶対に負けるな!御本尊に祈り抜いてみよ!
今の20倍、そして、100倍の結果が必ず得られるのである」
先生のおっしゃる通り、御本尊に祈り抜いて勝ってきた。
私は一人立った。常に先頭を走った。
真剣に語った。誠実を貫いた。
どうか、わが生命を赤々と燃え上がらせて、聞く人の胸が熱くなるような、心に響く対話を広げていってもらいたい。
また、会合で話す際も、「きょうの話は聞いていて疲れなかった」「きょうの話は心に染みたな」と皆に喜んでもらうには、どうすればいいのかを真剣に考えることだ。それが自分自身の成長につながっていく。
独りよがりではない、また「幹部中心」ではない、本当の「会員中心」の学会を、皆さんがつくっていくのである。

大事なのは行動である。
誰が見ていなくとも、地道に友と語り、友を励ましていくのだ。
派手さはなくとも、地位とか肩書などなくても、尊き庶民の同志から慕われる、偉大な心の王者の人生を歩んでいくことだ。
メキシコの20世紀の詩人オクタビオ・パスは歌った。
「私は目の前の一人一人を信ずる。どの命も、一見、素朴に見えても、大英雄に劣ることはない」
いわんや学会員は、一人一人が地涌の菩薩である。一人一人が広宣流布の大英雄である。
全力で励まし、その力を引き出していくことだ。それがリーダーの責務なのである。