2010年1月31日日曜日

2010.01.31 わが友に贈る

今日を勝つことだ!
今を勝つことだ!
決意した瞬間から
新たな人生は開ける。
人間革命の劇を綴れ!

清澄寺大衆中 P895
恩をしらぬ人となりて後生に悪道に堕ちさせ給はん事こそ不便に候へ

◇希望の明日へ
"広布の指導者"は、どこまでも後輩を、同志を、そして仏子を守りぬく人であっていただきたい。これまで幹部になって退転していった人は、ほとんどが同志のために骨身におよぶ苦労をしていない、自分はできるだけ手を汚さない要領のよい人間であった。"心哀れ""心卑怯""心軽薄"な人間であった。会員のためにわが身を惜しまず、労苦の泥と汗にまみれながら戦ってきた、本当の学会精神に立った人は、決して退転をしていない。

☆全国各部協議会でのスピーチ
万年の大発展の土台を、完璧に築きたい。いよいよ、これからが本当の勝負である。
今、この時に戦わずして、いつ戦うのか。
栄光のゴールを目指して走ろう!
飛び出そう! きょうも最前線へ! きょうも友のもとへ!

「昔の先輩たちは、このように歴史を綴ってきたのか」と、後世の人々から仰がれゆく、模範の金字塔を打ち立ててもらいたい。
信心の世界は「真実の心の世界」である。嘘偽りは最後に敗北する。どこまでも誠実に戦い抜くのだ。
皆さんには、広宣流布の血脈を流れ通わせ、師弟の大精神を脈々と伝えていく使命がある。

学会の前進においても、婦人部の力が、どれだけ大きいか。
男性のリーダーは、女性の皆さんが喜んで、安心して活動に励めるよう、心を砕いてもらいたい。
婦人部や女子部の尊き奮闘に対して、うわべのお世辞ではなく、真心込めて、最大に賞賛していくのだ。

母の祈りに勝るものはない。
大難の嵐が吹き荒れた時、「尊き学会の世界が護られ、断じて邪悪が去るように」と祈って祈って祈り抜き、一切を勝ち開いたのは、心美しき母であった。
偉大なる広布の女性の皆様方に、最敬礼して感謝を捧げたい。

2010年1月30日土曜日

2010.01.30 わが友に贈る

善知識は宝なり!
何でも相談できる
良き先輩・同志を持て。
共に祈り 共に励まし
創価家族の前進を!

妙心尼御前御返事 P1480
ただいまに霊山にまいらせ給いなば日いでて十方をみるがごとくうれしく、とくしにぬるものかなとうちよろこび給い候はんずらん

◇希望の明日へ
「一人」を大切に−−これこそ、脈々と受け継がれてきた、学会の伝統精神である。悩める「一人」に光を当て、全魂で対話し激励しぬいていく。この伝統を決して忘れてはならない。大勢の前ではなばなしく話をするだけで、地道な指導や激励に積極的に行動しないリーダーは決して本物ではないし、本物にはなれない。そうした幹部が多くなるとしたら、学会精神の退廃に通ずるであろう。組織のなかに権威主義や要領主義をはびこらせてはならない。「一人」への全魂の指導と行動なくして、真の仏道修行はありえないのである。

☆全国各部協議会でのスピーチ
御書には『日月・衆星も己心にあり』(P1473)
わが生命に全宇宙が収まっている。この自己の生命を、あますところなく説き明かしているのが妙法である。
妙法を持った人こそ、最高の大哲学者なのである。

仏法の眼から見れば、どんな立派な大学を出た人よりも、広布のため、妙法のために行動しゆく人のほうが、何千倍も尊い。
学会においては、学歴があるからといって特別扱いしたり、威張らせるようなことがあってはならない。
大学で学ぶのは、社会に尽くし、人々に尽くすためである。
庶民を護り、正しい人を護っていく。そのための学問である。それができる人が、本当に偉い人だ。
学歴や地位ではない。その人の本当の偉さを決めるのは、信心だ。行動だ。人格だ。
学会は、不屈の信心をもった庶民の力で、ここまで発展してきた。このことを決して忘れてはならない。

人生は変化の連続だ。人間は、やがて年を取る。病気にもなる。そして最後は死んでいく−−。
それが人生の実相である。
だからこそ確固たる哲学を持ち、真に価値ある日々を築いていかねばならない。

青年には無限の力がある。可能性がある。
青年よ大胆に進め!
何ものも忘れるな!
そして、わが勝利の歴史を築きゆけ!

夏目漱石が、俳人で小説家の高浜虚子に宛てた手紙
「機会は何でも避けないで、其儘に自分の力量を試験するのが一番かと存候」
大事なのは挑戦だ。行動だ。私たちは、この気概で壁を打ち破りたい。

悪い人間と戦えない。悪を見て見ぬふりをする。そんな意気地なしの弟子であってはならない。私は、この信念で戦ってきた。そして勝ってきた。
これが私の最大の誇りである。

2010年1月29日金曜日

2010.01.29 わが友に贈る

使命に燃える
副役職の友こそ
完勝の立役者だ!
皆様の奮闘ありて
創価の勢いは倍加!

三沢抄 P1488
それに叶はずば国主の身心に入りかわりてをどして見むにいかでかとどめざるべき

◇希望の明日へ
指導者の責任は重いといわざるをえない。後輩を徹底して大切にする心−−それがリーダーの根本条件でなくてはならない。
広布のリーダーには、第一にも第二にも、尊き仏子の一人一人を大切にしきっていく責務がある。同志に対する温かい心配りがないとすれば、それは指導者の倣りである。権威や命令のみで人を動かそうとするのは、指導者の慢心であり、真の指導者としての資格はない。リーダーは、つねに一人一人を抱きかかえるように心をくだいていかねばならない。

☆全国各部協議会でのスピーチ
戸田先生は言われた。
「相手が聞いても聞かなくても、ともに仏縁を結んでいることは、絶対に間違いない。
この『下種』にこそ大功徳があるというのが、大聖人の絶対の保証なのである。
我々は、最も正しい実践をしている。ありのままに、真実を語っていけばよいのだ」

一人のために祈り、一人のために語る。
この「人」から始まり、やがては千波、万波の幸福と共感の波動を広げていく。
それが広宣流布の方程式である。

ひとたび戦いを起こしたならば、断じて勝たねばならない。
真剣に活動してくれた同志が勝って喜び、「どうだ!」と胸を張れるようにしてあげるのが、幹部の責務である。
自分が戦って勝つ。自分が動かずして、「人を使おう」「人を動かそう」という考えは卑怯だ。
自分が動いてこそ、周りも動いてくれる。自分が動けば、周りは10倍、20倍の力を発揮してくれるものだ。

難しい話ばかり、固い話ばかりでは、聞いているほうも疲れてしまう。一服の清涼剤となるような、皆がホッとする話をすることも大切だ。
同志が心軽やかに前進できるように、智慧を使い、力を尽くしていく。それが真のリーダーの道である。

人間は誰からも厳しく言われなくなると増上慢になって駄目になる。堕落してしまう。だからこそ、謙虚に自分を律していかねばならない。
何かを成し遂げ、人々から賞賛されれば、喜びは何倍にもなる。「よかったな」「もっと頑張ろう」と思う。
私たちも学会活動において、同志の健闘に対しては最大の賞賛を送りたい。「すごいですね!」「頑張りましたね!」と声も惜しまずに、ほめ、讃えていくことだ。
そういう温かな心が脈打っている組織は、生き生きと前進できる。どんどん発展していける。

2010年1月28日木曜日

2010.01.28 わが友に贈る

困難の山にも
立ち向かっていけ!
高きに挑んでこそ
限りない力が
発揮されるのだ!

兵衛志殿御返事 P1108
内より論出来れば鷸蚌の相扼も漁夫のをそれ有るべし、南無妙法蓮華経と御唱えつつしむべしつつしむべし

◇希望の明日へ
報告を開いたなら、すぐに反応すること、すぐに手を打つこと。これがリーダー の鉄則である。この迅速な行動があるかぎり、学会は栄えていく。その人自身も成長する。その分、大勢の人を救っていける。一事が万事である。国でも、会社でも、反応がいい組織や団体は伸びていく。反応が悪い組織は、暗く沈滞してしまう。まして、現代はスピードの時代である。車のスピード違反はいけないが、勝負はスピードが決め手となる。ある人は、"学会の発展の原因も、指導者のスピードにある"と見ぬいていた。迅速また迅速に、会員のため、広布のために行動するリーダーであらねばならない。

▽さあ創立80周年の2月闘争へ!壁を破るのは題目の利剣。自身の金字塔を

☆全国各部協議会でのスピーチ
「不機嫌は怠惰と似たものです」
確かに、怠け者の人間にかぎって、何かあるとすぐに靂艦になるものだ。
反対に、常に前進している人は、すがすがしい。
快活である。弾むような勢いがある。

私たちは、自分の気持ちを奮起させる「力」を持っている。絶対勝利の題目がある。
ゆえに、何があっても生き生きと、仲良く、賢く、迅速に、団結第一で進もう!
「活動」の中にこそ、「喜び」がある。
学会活動には最高の充実があり、無量の福徳が輝くのである。
出獄後、獄死された牧口先生を偲ばれ、「あなたの慈悲の広大無辺は、わたくしを牢獄まで連れていってくださいました」と感謝を捧げられた。
戸田先生は、婦人部の友に指導された。
「あなたが信心に立ち上がれば、必ず、すべてが軌道に乗ります。信心が強ければ、周囲が、あなたの幸福の力となる。本当に不思議なものだ。
法華経には『魔及び魔民有りと雖も、皆な仏法を護らん』とさえある。
周りの人が信心をしていなくとも、広宣流布のために驚くほど働いてくれるのである。

ゆえに自分自身の信心を強くしなさい」
要するに、「自分」である。わが一念で決まる。
状況を嘆いたり、人のせいにしても、何も変わらない。
自分が変わることだ。自分自身の信心を強くすることだ。
その人を、諸天・諸仏も護り支えるのである。
仏典に『必ず心の固きに仮って神の守り則ち強し』(P1186)と記されている通りだ。
さらに戸田先生は語っている。
「魔が強いからこそ、勝てるのだ。信心が毅然として、そのうえで、魔が強いということは、必ず勝てるという証拠なのである。
要は自分自身の信心の決心にかかっている」

魔が競い起こったときこそ、もう、一歩も二歩も、大きく成長していくチャンスなのである。

大事なのは「勝つための祈り」だ。真剣勝負の強盛なる祈りだ。
今こそ一人一人が、わが生命に仏菩薩も、梵天・帝釈も、「入其身(其の身に入る)」させるのだ。そして仏の力、仏の智慧を思う存分に発揮していくのだ。

2010年1月27日水曜日

2010.01.27 わが友に贈る

恐れなしの勇気!
これぞ沖縄精神だ。
世界に輝く宝島から
平和と正義の万波を!
師弟勝利の魂の舞を!

四菩薩造立抄 P989
私ならざる法門を僻案せん人は偏に天魔波旬の其の身に入り替りて人をして自身ともに無間大城に堕つべきにて候つたなしつたなし

◇希望の明日へ
"悩める友のために"動く。友の幸せのためなら、どこへでも行く。どこまでも行く。まさに"菩薩道"の実践である。友のために祈り、動いた分だけ、黄金の歴史が、生命に刻まれていく。それが因果の理法である。

☆全国各部協議会でのスピーチ
戸田先生は、良書を読むことによって、ますます教学の理解が深まり、仏法の一分が分かるようになるとも語っておられた。
戸田先生も、よく壮年部や男子部を激励された。
「男じゃないか!」
「男らしくやろうじゃないか!」


ゲーテは、ある時、友への手紙にこう綴った。
「君がとかく苦労しまいとする事は、悪いことである」
苦労は、自分が背負う。後輩は、ほめて伸ばしていく。それが妙法のリーダーだ。
誠実にやるのだ。
自らが打って出て、人と会い、人と語り、熱い握手を交わし、心を通わせていく。

陰で苦労を惜しまぬ友、最前線で真剣に戦う友に、最敬礼して心から感謝していくのだ。

ゲーテは『若きウェルテルの悩み』の中で、こう綴っている。
「人間がお互いに苦しめあうほど、いやなことはない」
「自分をも身近の者をも傷つけるようなことは、当然悪徳と呼ぼるべきですよ」
その通りである。
ましてや、信心の世界は、全員が尊敬し合い、幸福になるためにある。
幹部の倣慢さや無責任によって、大切な同志が苦しむようなことは、絶対にあってはならない。
それは信心の世界ではないからだ。
仏法の因果は厳格である。
同志をいじめた人間は、必ず諸天善神に叱られる。
同志を大事にした分だけ、必ず諸天善神から護られる。
先輩幹部は、たとえ自分が犠牲になってでも、後輩が楽しく、伸び伸びと広布に戦える舞台をつくってあげることだ。それが先輩の役目である。

2010年1月26日火曜日

2010.01.26 わが友に贈る

「一人」の変革が
「世界」を変える!
SGIの歴史こそ
人間革命の勝利劇だ。
青年よ断じて続け!

教行証御書 P1283
仏法渡つて今に七百余年前代未聞の大法此の国に流布して月氏漢土一閻浮提の内の一切衆生仏に成るべき事こそ有り難けれ有り難けれ

◇希望の明日へ
指導的立場にありながら、「闘争力」のないものには、決して福運はつかない。学会の永遠の原則である。"広布のリーダー"はどうあるべきか、その根本精神は全部、ここに集約されるといってよい。この闘争力こそ信心である。「闘争力」をもった人はみな、人生も勝っている。大満足の境涯を勝ち得ている。

☆全国各部協議会でのスピーチ
皆様方が、どれほど大切な方々か。
御聖訓に『法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し』(P856)と仰せの通りである。
リーダーが、自らの「使命」と「責任」を、どこまで自覚できるのか。
広布に戦うことを、喜びとし、誇りとし、福徳と感じて、本気になって、勇猛精進していけるのかどうか。

この一点が大事だ。この一点を訴えたい。
全人類の幸福を目指しゆく、広宣流布の人生こそ、最高峰の人生である。
信心のリーダーには、苦労も多い。その分、喜びも成長も大きい。
その境涯は、どんな富豪や帝王も、かなわない。何百倍、何千倍も上である。
皆様こそ、心の王者なのである。

リーダーの一人立つ姿に、皆が奮い立ち、前へ前へ進んだ。
わが身も顧みず、喜び勇んで、自由のための闘争に飛び込んでいった。
その率先の行動によって、時代は、音を立てて変わっていったのである。
まず自分が戦う。まず自分が見本を示す−−私も青年部時代から、その決心でやってきた。
当時は、学会員も少なかった。自分がやるしかなかった。
その中で歴史をつくってきた。
今は人数もたくさんいる。だが、「一人立つ精神」は断じて変わってはならない。
それが勝利を開くリーダーの鉄則だからである。

50年先、100年先のために、私は「永遠不滅の創価城」を完壁につくっていく決心だ。
皆さん方も、健康で、長生きをして、私とともに「世界一の 創価学会」を断固として築いていこう! 断じて勝とう!

2010年1月25日月曜日

2010.01.25 わが友に贈る

黄金柱の壮年部よ!
行き詰まった時こそ
題目で切り開け!
わが心に太陽を
今日も新たに出発!

持妙法華問答抄 P465
一切の仏法も又人によりて弘まるべし之に依つて天台は仏世すら猶人を以て法を顕はす末代いづくんぞ法は貴けれども人は賎しと云はんや

◇今週のことば
SGIは人類の希望。
妙法という平和の種を
さらに未来へ蒔こう!
地道な積み重ねが
勝利の花を必ず咲かせる。
2010年01月25日

◇希望の明日へ
人間の世界でも、トップが動けば話は早い。上が、とかく腰が重く、動こうとしないところは、さまざまな問題が起き、人々を苦しめる結果になる場合が多い。"敏速な対応"−−これがリーダーの重要な条件である。

☆新時代第36回本部幹部会でのスピーチ
地球が動いているのは、何の力によるのか−−。その力を、究極の次元から説き明かしたのが仏法である。
太陽や月が巡るのも、自然の力によるとか、いろいろな言い方があるだろうが、根本は、仏法の法則に則っている。大宇宙の天体が運行しゆく根源の力が、南無妙法蓮華経である。
どれほど、すごい力であるか。我らは、この偉大な妙法を持っている。最も正しく、最も力強い妙法の音律を唱えている。
これほど強いものはないのだ。絶対勝利の唱題である。負けるわけがない。
大聖人の仰せ通りに実践すれば、わが生命に満々たるエネルギーが湧いてくる。勇気が湧きあがってくる。

戸田先生
「青年部はへこたれるな! うんと戦って、歴史を残せ! 戦う精神なくして信心はない」

広宣流布のために、これほどまでに語ったことはないというくらい、人と会い、人と語り、心と心を通い合わせていくのだ。明るく伸び伸びと対話を重ねていくのだ。

誰よりも、自分が先頭に立って、語って、語って、語り抜いていく。そうすれば、もっともっと輝いて、魅力あふれるリーダーになっていくものだ。

2010年1月24日日曜日

2010.01.24 わが友に贈る

「出会い」こそ宝!
さあ勇気を出して
一歩を踏み出せ!
大誠実の対話で
友情の金の橋を!

高橋入道殿御返事 P1459
法華経の行者をあだまん人をば父母のかたきよりもなをつよくいましむべし

◇希望の明日へ
"傍観者の利己主義"が、はびこってしまった社会は不幸である。たとえ分野が異なっても、行動する人同士は話が通じる。人類と社会への責任感をもっているからである。反対に"傍観者""見物人"には責任感がない、ゆえに幾ら多く集まっても価値は創れない。また人生の主体者ではないから真の充実も幸福もないであろう。"行動する人間"には、当然、苦労も大きい。無責任な批判も多い。しかし、生命の底からの充実と満足は、その人のものである。

☆新時代第36回本部幹部会でのスピーチ
創価学会の80年の誉れ−−。
それは、法華経と御書の通りに行動し、難を受け、そして勝ち超えてきたことである。

一番、正義であるゆえに、一番、難が競い起こるのである。

大聖人に直結して、世界192カ国・地域に、日蓮仏法を弘めてきたのは、一体、誰か。
初代の牧口先生であり、2代の戸田先生である。
そして、不二の心で進む、3代の私であり、皆様方である。

創価の師弟こそ、「一閻浮提第一」の広宣流布の闘士なのである。
その功徳と歴史は、永遠であることを忘れまい。
牧口先生は叫ばれた。
「悪口罵詈、猶多怨嫉の難は法華経の実践者の誉れなのである」
戸田先生は断言された。
「大難に立ち向かわれる、大聖人の師子王の大精神−−
この心を継承する者こそ、われわれ創価学会である!」

これが、創価の師弟の誇りである。

御聖訓には『難来たるを以て安楽
戸田先生
「難が来たら喜べ!
その時が信心のしどころであり、宿命転換のチャンスなのだ。
その嵐を乗り越えれば、永遠にわたる大福運をつかんでいけるのだ」

経済の不況も深刻である。しかし、今こそ人間革命できるのだと大確信し、すべてを変毒為薬していっていただきたい。

2010年1月23日土曜日

2010.01.23 わが友に贈る

火の元に注意しよう!
外出時は声を出して確認
換気や暖房器具の点検も
慢心・油断を配して
絶対無事故の日々を!

諸法実相抄 P1361
現在の大難を思いつづくるにもなみだ、未来の成仏を思うて喜ぶにもなみだせきあへず、鳥と虫とはなけどもなみだをちず、日蓮はなかねどもなみだひまなし

◇希望の明日へ
"本物"は光を放つ。その姿は、ひとたび見れば、絶対に忘れることはない。口先ではない。行動である。何をしたか、どう生きたかである。

☆新時代第36回本部幹部会でのスピーチ
勝負の世界だから、勝つことも負けることもある。たとえ敗北しても、「負けるが勝ち」で前へ進むのだ。
そして、最後の最後には、断じて勝つ!そう心の決めて頑張ってください。
ともあれ、『法華経の兵法に勝る兵法なし』である。
君たちは、勝つために生まれてきた。
「絶対に勝つ」ための究極の力が、信心である。
強盛な「祈り」と、これ以上ないという「努力」で、今年も勝ちまくっていただきたい。

恩師・戸田先生
「折伏ができない幹部は、幹部をやめよ」とまで言われた。あの厳愛の指導ありて信心の土台が築かれ、いかなる難をも勝ち超えることができたのだ。
断じて勝ちゆけ!
私は戸田先生を守りに護った。先生の理想を全世界に広げた。私ほど、師匠を大事にした弟子はいない。そう自負している。永遠に誇り高い。
それほど師匠を護り抜き、学会を築いていった。
夜学を断念して先生を支えた。その私に先生は、学問の真髄を打ち込んでくださった。まさに「戸田大学」であった。

今年20歳の新成人の皆さん、本当におめでとう!
皆、しっかり学び、努力して、立派になっていただきたい。
お父さん、お母さんに喜んでもらえる人生を歩んでほしい。

順風満帆に見える人よりも、厳しき試練に勇敢に挑み、粘り強く悪戦苦闘した青年のほうが、後になって光る。強くなる。はるかに偉大な歴史を残していけるのだ。

2010年1月22日金曜日

2010.01.22 わが友に贈る

先輩は後輩を
自分以上の人材に!
後輩は先輩を
追い抜いて進め!
切磋琢磨で勝利を。

唱法華題目抄 P16
但し法門をもて邪正をただすべし利根と通力とにはよるべからず

◇希望の明日へ
ある意味で現場こそ師匠である。そこに学ぼうとしない指導者には成長がない。必ず行き詰まる。
広宣流布のもっともホットな「現場」。そこで真剣に戦った人が、一番、偉大である。一番の勇者である。一番、功徳を受ける人である。つねに自身を「現場」という師匠に照らして、軌道修正していくべきである。

☆新時代第36回本部幹部会でのスピーチ
婦人部グループ長大会、本当にご苦労さま
地域に根を張った、少人数での心通う語らい−−これほど尊く、強い、平和の原点はない。
地域に根付いた、なくてはならない人こそ神々しい。まさに婦人部の皆様である。

大聖人は、身近な友と仏法を語り合い、常に励まし合っていく大切さを教えられた。
この御心に完璧にかなっているのが、婦人部大会である。
ここに「歓喜」があり、「功徳」がある。
ここに「幸福」があり、「正義」がある。
ここに「友情」があり、「希望」がある。

太陽のごとく明るく、富士のごとく悠然と、わが人生の劇で勝利していただきたい。
勇気の声、希望の声が勝ち戦を開く。
声も響かない。光る決意もない。それでは勝利の風を巻き起こすことなどできない。
若き指導者として戦うならば、本気になって題目をあげ、"一人立って学会を護る"という覚悟をもつものだ。
わが信念を叫んで叫んで叫ぶ抜く。
皆が目を見張る、見事な実証を示す。
「さすが!」と言われる人間になるのだ。
題目をあげているのだから、堂々と!
題目をあげている人は、最高の力を持っているのだ。頑張れ!
大切なのは「心」だ。心がどうかは、行動に出る。あらゆる結果に峻厳に現れる。「一念三千」である。
広布のために、同志のために尽くし抜く。その一念で戦うのだ。

◎寒さに要注意!温かい恰好で賢く対策を!(^^)!

2010年1月21日木曜日

2010.01.21 わが友に贈る

さあ語り合おう
生きた体験に
勝る力はない!
喜び讃え合う座談に
功徳の花は爛漫と

立正安国論 P17
客来つて共に嘆く屡(しばしば)談話を致さん

◇希望の明日へ
いくら熱心に説き、言葉たくみに話をしても、口先では人は動かない。後輩は成長しない。これまで幹部となりながら、退転・反逆していった人々の姿は、この根幹の指導を忘れ、自らの「慢」におぼれ、「策」に走った結果であった。
それは本当の仏法者の姿ではない。大切なのは、リーダー自身の懸命な実践の姿である。謙虚に自らの人間革命に励むところに後輩は安心し、ついてくる。

☆新時代第36回本部幹部会でのスピーチ
戸田先生
「断じて、戦い勝つ自分たれ!
戦い勝つ創価学会たれ!
大勝利のために、前進、前進の創価学会たれ!」

人生は戦いである。
戦い勝つ人は幸福だ。晴れ晴れとして、朗らかだ。

仏法と申すは勝負をさきとし』(P1165)
立派な経典があっても、負けて不幸であれば何にもならない。真実の仏法の実践者は、三世を貫く絶対の力を発揮していくのだ。
戦って勝つ人間。そこから仏法は始まる。最後も、そこに帰着する。
「1千万の鉄の団結の創価学会」でいこう!

いかなる団体も、リーダーが気取りを捨てて、真剣に戦ってこそ、皆も奮い立つ。要領や口先だけで、厳しい現実を勝つ抜けるはずがない。
死にものぐるいで、皆のために働く。皆に喜んでもらう。そのための指導者だ。

偉大な海外の皆さん
仕事を持ちながら、はるばる海を越えて、会合に、広布のために来てくださる。
求道の魂を燃やし、喜び勇んで、遠い道のりも駆けつける。
この心があるから、学会は強いのだ。断じて当たり前と思ってはいけない。温かくねぎらい、最大にほめ讃えていくのが、真の仏法者である。

2010年1月20日水曜日

2010.01.20 わが友に贈る

世界広布の本陣
大第2総東京の友よ!
一騎当千の勇者たれ!
題目の大音声を轟かせ
勝利 勝利の大行進を!

上野殿御返事 P1558
御臨終のきざみ生死の中間に日蓮かならずむかいにまいり候べし

◇希望の明日へ
悪と戦えば、戦った人が返り血を浴びる。それを恐れて沈黙すれば、何も起こらない。ゆえに、悪からの迫害を受けている人は本物である。真に"戦っている人"であり、真実の菩薩であり、その人を正義の標準と見ていけば間違いない。

☆人間性
"悩み"のない人はいない。人生は悩みと葛藤の連続であるといってよい。しかし、悩みと労苦があるからこそ、成長も前進もあるのである。たとえ、いかなる煩悶があったとしても、「煩悩即菩提」の原理で、苦しみを成長と幸せへの糧としゆくところに、人間としての成長がある。その意味から、労苦と葛藤こそ飛翔への原動力である。
青年部代表者会議(1986.12.17)

光っている人は、いずこにあっても光っている。誰が見ていなくとも、また、いかなる立場であっても、広宣流布への我が行動は、自分自身の心が見つめている。御本尊がお見通しである。「冥の照覧」は絶対なのである。
ブラジル代表協議会(2001.07.25)

一つの事柄から、何を感じ取るか。人の苦悩に対して想像力を広げることから、「同苦」は始まるのである。配慮とは、人を思いやる想像力の結晶といえよう。
『新・人間革命』宝塔43(2007.04.24)

2010年1月19日火曜日

2010.01.19 わが友に贈る

「わが地区を
断じて日本一に!」
リーダーの
大いなる決意が
大いなる勝利を開く!

持妙法華問答抄 P463
名聞名利は今生のかざり我慢偏執は後生のほだしなり、嗚呼恥づべし恥づべし恐るべし恐るべし

◇希望の明日へ
私自身もつね日ごろ、"すばやい反応"を心がけている。真心には真心で、誠意にはどこまでも誠意をもって応えていくことが大事である。"心"を即座に"行動"で表していく−−。誠実さと温かな心を忘れない"行動の人""実践の人"であっていただきたい。

◇青年部出身の壮年部へ 青年部代表者会議(1986.12.17)
やがて、皆さん方は、青年部から壮年部へと移行していくのは当然の姿である。人によって様々であるが、青年部時代の華やかな舞台から、壮年部の地味な活動の場へと進む場合もある。そのために若干のさびしさを感ずることがあるかもしれない。しかし、その時にこそ、信心を深め、自身を磨いていけるか——ここに大きな分かれ道がある。
人生は、マラソンレースのようなものだ。調子のいい時もあれば、悪い時もある。自分が評価される時もあれば、されない時もある。ともあれ、いかなる立場にあっても、「本有常住」の一念を強く持って、自身の責任に全力で取り組んでいただきたい。その誠実と真剣の行動の中に、一切が開けていくことを知ってほしい。

2010年1月18日月曜日

2010.01.18 わが友に贈る

未来部、青年部と共に
歓喜と勇気の座談会。
皆で誓い新たに出発だ!
栄光の創立80周年は
座談会の勢いで勝つ!

最蓮房御返事 P1343
我等が弟子檀那とならん人は一歩を行かずして天竺の霊山を見本有の寂光土へ昼夜に往復し給ふ事うれしとも申す計り無し申す計り無し

◇今週のことば
「一文一句なりとも
かたらせ給うべし」
広布の主戦場へ走れ!
今日も悔いなく
行動の歴史を残せ!
2010年01月18日

◇希望の明日へ
いつの世も、民衆は、リーダーに対して確かな手応えを求めている。ゆえに指導者は、人々の労苦や人情の機微がわかる人でなければならない。
打てば響くがごとく、鋭敏に、また丁寧に、一人一人の心に応え、行動していくべきである。このような指導者がいるかぎり、人々は幸せであり、広布は盤石な発展を続けていくであろう。
反対に、反応なき鈍感なリーダーに、人々はついていかない。組織の生き生きとした脈動も止まってしまう。そのようなリーダーは、無慈悲な存在といえる。

☆京都記念幹部会(1989.10.18)
ある意味で、信心とは"手抜き"をしないことである。誰が見ていようといまいと、また、誰が何を言おうと、自分は自分らしく全力を尽くしてゆく。そこに信仰者の強さがある。今日の学会の発展も、全て「懸命な日々」の結実であり、勝利であった。
私もこれまで「まず自ら動く」「ベストを尽くす」「寸暇を惜しんで働く」——率先してこの姿勢に徹してきたつもりである。
策や要領のみの人生は、結局は行き詰まり、自ら墓穴に入るであろう。人生と一念を真っ直ぐに広布に向け、ひたすら行動してゆくところに、最高の充実と満足がある。限りなく力が湧いてくる。
ともあれ、本当の「自分」を発揮している人は美しい。輝いている。また、着実に勝利の人生を築いている。

2010年1月17日日曜日

2010.01.17 わが友に贈る

世界一の婦人部が
朗らかに大行進!
勇気ある女性の声が
時代を変える力だ。
さあ今日も元気で!

陰徳陽報御書 P1178
此は物のはしなり大果報は又来るべしとおぼしめせ

◇希望の明日へ
世間では、認識はしても行動しない人が少なくない。反対に、行動はするが認識と見識に乏しい人も、多々、見かける。
しかし、いずれも一方だけでは、社会と人間の変革を進めゆく価値の行為とはなりえない。認識と行動は、いわば車の両輪であり、いかに理想が高く、また実践力に優れていても、それが両立しなければ、いたずらな空転を繰り返すことになる。

☆配慮に配慮を重ねる
ある意味で最も地味な、光の当らない仕事である。しかし、その影響は時とともに計り知れない力を持つ。欠かすことのできない「基本」である。
こうした目立たない、誰がほめるわけでもない細かな基本を、一つ一つきちっと固めていく。
そのために心を砕き、思索し、陰ながら配慮に配慮を重ねる。
これが事を成す人物に共通する姿勢である。また、仏法の正しいいき方である。
私も広宣流布のため、学会員のために、誰一人気がつかない細かなところにこそ、懸命に心を砕いてきた。神経をすり減らし、思いを巡らし、気を配りに配ってきたつもりである。
あの人はどうしているか。この点はこれでよいのか。一つ一つ真剣に手を打ってきた。
その針の先で突くような小事の積み重ねを避けて、広宣流布の大事は、現実には一歩も前に進まないことを深く知っているからである。
「8.24」記念大田・世田谷・杉並区合同支部長会(1988.08.24)

◎妙法を信ずる心、広布のために戦う心、同志と団結する心−−これが信心の一念ですね!(^^)!

2010年1月16日土曜日

2010.01.16 わが友に贈る

青春の道は
悩みと挑戦の連続。
君よ断じて負けるな!
忍耐の大地にこそ
勝利の花は咲く!

三三蔵祈雨事 P1469
此は日本国の智者愚者一人もしらぬ事なり、しらんとをもはば日蓮が生きてある時くはしくたづねならへ

◇希望の明日へ
組織の盛衰は人で決まる。一人の金の人材がいれば、全体が栄える。一人の悪人がいれば、全体が苦しむ。ゆえに本物の人材を見つけ、育てるためには、わが身をなげうつ真剣勝負でなければならない。広布の魂と魂の触発がなければならない。幹部の利己主義や、安易な形式では、人材が育つわけがない。

☆随筆 我らの勝利の大道 今日も元気で!
もう一点、強調したいのは「後継の育成」という観点である。「あすへの希望」を広げゆくなかに、未来を担う後継者の育成が含まれてくるからだ。
そこでカギとなるのが、各家庭における「信心の継承」である。その意味で、一家の太陽である婦人部の皆様が、どれほど重要か。
母は一家の船長であり、操縦士である。
婦人が勇敢にして聡明な信心を貫けば、家庭は必ず変わる。家庭が変われば、近隣が変わり、地域が変わる。社会が変わり、ひいては人類も必ず変わっていく──これが「人間革命」の方程式である。

アメリカの人権の母エレノア・ルーズベル卜の『生きる姿勢について』
「もっともありそうもない状況のもとでも、人にやる気さえあれば、自分を作り変えることも、自分の世界を作り変えることも、できる」
一人の女性の前進は、新たな歴史を開く力である。
ましてや、私利私欲を求める自己中心主義が世界に蔓延する時代である。そのなかで堂々と、他者に尽くしゆく人生を歩む、わが婦人部の皆様の存在が、どれほど世界の尊貴な希望と輝きわたっていることか。

日本女性初の物理学者として知られる湯浅年子さんの座右の銘は、「最後まで徹底的に」──という「執念」であった。
勝敗を決するのは、最後の最後の仕上げまで戦い抜く、勝利への一念である。
毎朝、太陽とともに、「今日」の一日は始まる。
創価の創立80周年は、尊き「太陽の母たち」と一緒に、一日一日を断固と勝ち開いていくのだ。
大切な大切な母よ、今日も朗らかに!
宝の中の宝の創価の婦人部よ、今日も元気で!

2010年1月15日金曜日

2010.01.15 わが友に贈る

リーダーならば
生まれ変わった決意で
行動を開始せよ!
一日一日を悔いなく
勝利の自分史を綴れ!

上野尼御前御返事 P1576
されば子を財と申す経文たがう事なし

◇希望の明日へ
さまざまな苦労は、全部、自身を磨く訓練となり、未来の大指導者と育つための基盤となるに違いない。自分を訓練しきった人が勝つ人である。訓練を避けた人は、いつか行き詰まり、敗北の人生となる。

▽中等部が結成45周年。勉学第一、親孝行第一だ。強く正しく大成長の青春を

☆随筆 我らの勝利の大道 今日も元気で!
歌詞の2番には、「幸せ求める幾山河」とある。
「一家和楽」といっても、実際は、山あり谷ありの「幾山河」である。
夫や同居家族が信心反対で、苦労されている方もいらっしゃるだろう。
身近な人ほど、信頼を勝ち得るまでに長い時間を要する場合がある。しかし、信心に反対だからと、喧嘩したり、対立したりする必要はまったくない。
灯台は、たとえ一本でも、無数の船を安全な航路に導くではないか。
勇気ある信心に立ち上がった人が一人いれば、家族も眷属も、必ず前進勝利の生命の軌道へ、リードしていくことができるのだ。
この人だけは、どうせ信心しないだろうなどと、決めつけてもならない。
相手ではない。自分である。親子として、夫婦として、自らが思いやりの深い、信頼される存在となることだ。
人は人間の関わりのなかで成長する。それは、家族であっても変わらない。人との関わりが、生命錬磨の修行だからである。
人生に平坦な道のりなどない。しかし苦しんだ分だけ、自分が幸せになれ、人を幸せにできるのが、仏法である。
家族の理解を深めるため、どれだけの母たちが悩み、必死の努力を重ねておられるか。私の心から離れることはない。このいじらしき母たちが胸を張って誇れる創価の城を、私は築き上げてきた。

2010年1月14日木曜日

2010.01.14 わが友に贈る

人と会い 人と語り
信頼を広げよう!
それが広宣流布だ。
我らの勇気の対話で
列島に希望と活力を!

妙心尼御前御返事 P1480
病ある人仏になるべきよしとかれて候、病によりて道心はをこり候なり

◇希望の明日へ
一人の立派な「正法の信者」をつくるには、どれほどの苦労がいることか。大聖人は難事中の難事と仰せである。仏法にまったく関心すらもっていない人々の心を開き、信心を教え、発心させる−−なまやさしいことであるはずがない。そのあとも、くる日もくる日も、勤行を教え、指導と激励に通い、あらゆる面倒をみ、家族も及ばぬほどの祈りと心遣いで、忍耐強く、育てていく。そうした、筆舌に尽くせぬ真心と労苦のなかから、一人の正法の信者が、かろうじて生まれてくる。その大変さは、実際に経験したものでなければ、絶対にわかるはずがない。

☆随筆 我らの勝利の大道 今日も元気で!
歌詞の1番には「闘うわれら」とある。「私」一人でなく「われら」である。
そこには「同志と共に」「師と共に」という心意気が脈打っている。
それは、共々に、人類を幸福と平和へ導く、広宣流布の大願に生き抜くことである。
その具体的な実践とは、目の前の「一人」を励ますことだ。誠実に、「一対一」の対話と友情を広げることだ。
「広宣流布は婦人の手で」──これが、恩師・戸田城聖先生の心であったし、私の願いである。
この師弟の一念に呼応し、婦人部は勇気凛々と、立ち上がった。そして、広宣流布の花のヒロインとして、妙法を全世界へ弘めてくださった。
この方々こそ、真の生命の貴婦人であられる。私は若き日に、万感を込めて記した。
「庶民の中に生き、数多くの折伏をしぬいている婦人の方が、幾百倍も偉きことよ」
水の如き信心で、こうと腹を決めたら一歩も退かない。これが「信心第一」のわが婦人部の強さだ。
勇気ある女性の声こそが、地域も社会も、変革していくのだ。

2010年1月13日水曜日

2010.01.13 わが友に贈る

先駆の誉れ高き
大九州の友よ!
今こそ燃え上がれ!
師弟不二の真髄の力を
満天下に示せ!

百六箇抄 P867
久遠一念元初の妙法を受け頂く事は最極無上の潅頂なり法は本人は迹なり

◇希望の明日へ
これからの国際関係は、軍事力や、経済力のみの時代ではない。人間という知的・精神的資源と力を、どう発掘するか。
ヒューマン・パワー−−すなわち人材の時代である。日本の内外で、"ここが、自分の第二の故郷だ"との思いで社会に貢献しゆく人材を、どれだけ輩出できるか。また、一人一人が、そうした"魂の故郷"をどれだけ広げられるか−−。ここに創価学会が歩むべき"人材大国"への王道がある。

☆随筆 我らの勝利の大道 今日も元気で!
「創価の母」たちには、いかなる嵐も困難も朗らかに乗り越えてきた、力強い歌がある。
婦人部の愛唱歌「今日も元気で」である。
誕生から40年以上の歳月を経ても、この歌の弾けるような生命力は、まったく変わらない。
偉大なる庶民の母、平和の母たちは、この歌とともに、崇高なる広宣流布の大道を歩んできた。そして、世界第一の「女性の平和スクラム」と光る婦人部を築き上げてくれたのである。
「常勝関西」をはじめ、全国のあの地でもこの地でも、尊き仏である婦人部の皆様方は、誰が何を言おうが、この歌を声高らかに歌いながら前進してくれた。
私の姿が見えようが見えまいが、歌を通して、いつも不二の心で戦い続けてくれたのだ。

暗雲を払いゆく学会の反転攻勢の戦いも、「創価の母」たちの大合唱とともに始まったのである。
無冠の母の歌声は、なんと強く、なんと正しく、なんと朗らかなことか!
この民衆の希望と正義の音律を一段と晴れがましく轟かせていくところに、広宣流布の実像もあるのだ。

2010年1月12日火曜日

2010.01.12 わが友に贈る

「私は絶対に勝つ」
「私が歴史をつくる!」
この強き一念こそ
勝ち戦の鉄則だ。
君よ決然と一人立て!

法蓮抄 P1041
しかれども提婆達多が身は既に五尺の人身なりわづかに三逆罪に及びしかば大地破れて地獄に入りぬ

◇希望の明日へ
十大弟子の中で、「説法第二」とされるのは富楼那である。現在でいえば「雄弁第二」「弁舌第一」の力をもっていた。
こういう人材が今、必要である。いかなる場、いかなる相手に対しても、堂々と語り、明快に説き、歓喜し納得させていく実力、識見、人格。法を説く声が、全身から、あふれ出てくるような豊かさ、生命力。そのためには勉強である。修行である。どんな話にも拍手してくれる組織の温かさに安住して、"語る"ことは"戦い"であることを忘れてしまったら、もはや向上はない。自身の敗北であるのなる。

▽「地区」こそ創価家族の安心基地。祈りと団結で境涯、友情、完勝を開け!

☆随筆 我らの勝利の大道 今日も元気で!
全世界の創価の母たちが、元初の旭日が昇りゆく勢いで、「健康前進」の一年であっていただきたい。
そして、満月の光が充ちあふれてゆくような「幸福勝利」の一年であれ!

蘭は絶壁の高所など極限の地にも咲く。その生命の美に迫り、対話し、命懸けの思いで撮影してきた写真家の努力があるからこそ、皆が感動するのですね。
「私たちの活動も同じです。一人の人を思って、足しげく通う。その真心は絶対に通じます。だから、自分自身の生命が、この蘭の花のようにみずみずしく輝くんですね。一緒に頑張りましょう」

2010年1月11日月曜日

2010.01.11 わが友に贈る

青春の君よ
何があっても
へこたれるな!
信心を貫いた人が
最後は断じて勝つ!

御義口伝巻上 P709
法華経を讃むると雖も還つて法華の心を死すと、死の字に心を留めて之を案ず可し不信の人は如是我聞の聞には非ず

◇今週のことば
「冬は必ず春となる」
明るい婦人部大会から
希望と歓喜の光を!
共々に勝利の舞を!
尊きグループ長、万歳!

2010年01月11日

◇希望の明日へ
自己を鍛えに鍛えぬいて、初めて自体顕照がある。生命の奥底から、"個性のダイヤモンド"が輝きを放っていく。こうした人間性の開花は、政治や経済の次元では決して得ることはできない。また、教育にも限界がある。生命そのものを錬磨しゆく信心修行の深い意義が、ここにある。

☆我等の勝利の大道 私の創立80周年(2010.01.01)
源義経の名将たる所以は、人が不可能と諦めた"先入観の壁"を打ち破る勇気と妙策、そして一歩も退かずに攻め抜く"超攻撃型"の戦い方であったと言われる。
今、私には、妙法の名将の後継たる、男子部・学生部がいる! 世界に友情を広げゆく"華陽"の乙女たちがいる!
若き友よ、乙女たちよ!
君たちの時代だ。躍り上がる勢いで、自身の偉大な闘争を開始するのだ!
我らの威風堂々の前進とともに、無限に道は広がっていくのだ。創価完勝の広宣流布の大道が!
進もう、わが同志よ!
断じて勝とう!
わが愛する弟子たちよ!

2010年1月10日日曜日

2010.01.10 わが友に贈る

全世界の宝の友と
晴れやかに前進だ!
偉大なる一年を
真剣、勇気、努力で
断固と勝ちまくれ!

四条金吾殿御返事 P1122
父母師匠主君を頂を地につけて恭敬し奉りしゆへに此の相を感得せり

◇希望の明日へ
青年たちに「何らかの道で"第一"の人をめざせ」と申し上げたい。"広布の人材"は、"広布の武器"をもたなくてはならない。自己を鍛え、何らかの分野で「第一人者」といわれるような実力を研ぎすませていくことである。あえていえば、そうした力ある"一人"の存在こそ、広布発展への"武器"となる。

☆我等の勝利の大道 私の創立80周年(2010.01.01)
『新・人間革命』まで変わらぬ主題は、「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」である。

「師弟不二」とは、師匠の大境涯を仰ぎつつ、『月月・日日に』(P1190)自分自身を人間革命することだ。弟子の「人間革命」によって、地域・社会をも動かし、人類の幸福と平和に寄与していけるのだ。

偉大な「人間革命」を成し遂げる要件は、何か。
それは、第1に「師弟」の原点に立つことだ。
師匠は大地の如し』(P900)だ。小さな種が、天にも届く大樹へと革命的に成長する。それは、原点の大地にしっかりと根ざすからこそだ。
第2に、勇気に燃えて「大願」を起こすことである。
蓮祖は『願くは我が弟子等・大願ををこせ』(P1561)と仰せだ。
どんなに現実が厳しくとも、負けじ魂を燃やして、大きく祈るのだ。広宣流布の「大願」に立つのだ。
その勇気が、小さな自分の殻を必ず破る。
そして第3に、たゆみなき執念の「前進」だ。
御文には『いよいよ強盛に大信力をいだし給へ』(P1192)とある。いよいよ「師子王の心」を取り出して、惰性と戦い、諦めと戦い、三障四魔を一つ一つ打ち破っていくのだ。

2010年1月9日土曜日

2010.01.09 わが友に贈る

わが人生の栄冠は
財産や地位ではない。
苦しみ 悩む人に
どれだけ真剣に
尽くしたかである。

御義口伝巻上 P709
文句の一に云く「如是とは信順の辞なり信は則ち所聞の理会し順は則ち師資の道成ず」と

◇希望の明日へ
優秀な若い人材を、どんどん登用し、その力を伸び伸びと発揮させていく−−それが仏法の精神にかなった道である。
またSGIの精神であり、各国の精神でなければならない。青年の活躍こそ、みずみずしい発展の原動力だからである。

☆我等の勝利の大道 私の創立80周年(2010.01.01)
歩いた分、前進できる。
進んだ分、道が広がる。

学会は永遠に前進する。世界に、幸福と平和と勝利の大道を広げていくのだ!

世間法はもちろんのこと、仏法においても、その肝要は「勝負」にある。
仏法も、人生も勝負だ。一日一日が勝負であり一年一年が勝負である。断じて勝たねばならない。断固として勝ち抜くことだ。必ず勝つための信心である。
創立80周年──この1年の勝負も、我らは「法華経の兵法」で勝つのだ。

一切は「誓願の祈り」から始まる。その元初の祈りを、一日一日と、自分の行動に血脈として通わせていくのだ。
日蓮仏法は「因果一念」である。生命の奥底に固く決定した一念自体が、すでに「勝利」であり「完勝」なのだ。

「一人」が強くならねばならない。君自身が強くなり、人生を勝つのだ。他人ではない。自分がどうかである。

◎本日の新聞の「声」の欄に、2年前、沖縄の宮古島で知り合った白川純子さんの投稿が掲載されています。彼女、実は学会員だったんですね。大阪で圏女子部長として、また会社で実証を示し、頑張っている様子が...。わが家も頑張らねば!

2010年1月8日金曜日

2010.01.08 わが友に贈る

「臆病にては
 叶うべからず」
勇気の帆を上げよ!
対話の大海原に
勇んで飛び出せ!

立正安国論 P31
汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か

◇希望の明日へ
人材は、まず見つけることである。石の中に金をさがすように、可能性の豊かな存在を見いだす。
それから、今度は、その人を全魂で育成することである。育成の根本は祈りである。この人を大人材に成長させたい、と真剣に御本尊に祈っていく。そして、その熱い真心をもって、その人を大切に育てていく−−。
人材は、心から尊敬し、自分以上に偉くしよう、偉くなるのだとの決心で育てることである。後輩を見下げたり、利用したりすることは、諌法の罪にさえ通じてしまう。人材を育てる人、その人こそが偉大である。その人こそが真の人材なのである。

☆新春代表協議会(2010.01.04)
明けまして、おめでとう!
おかげさまで、最高に晴れやかな学会創立80周年の新春を飾ることができました。

皆、乱世を生き抜くために、真剣である。死に物狂いである。リーダーは「真剣」の二字に徹していくのだ。
御聖訓には『結句は勝負を決せざらん外は此の災難止み難かるべし』と仰せである。平和のため、民衆のための大言論戦に打って出るのだ。
戦い勝つこと。これが広宣流布だ。なかんずく今年一年の勝利が、学会の万代の未来を開く。
ゆえに、断固と勝ちまくろう!

信心は勇猛精進だ。大勝利のために、暇あらば題目をあげて、前進、前進のリーダーたれ!
広布達成のために、声も惜しまず、同志を励まし、青年を育てる、鉄の団結のリーダーたれ!
師子王の心で、何も恐れぬ、勇気、勇気のリーダーたれ!

2010年1月7日木曜日

2010.01.07 わが友に贈る

日本一の
富士のごとく
堂々たる勝利を!
全世界が仰ぎ見る
平和の大連帯を!

御義口伝巻下 P759
御義口伝に云く此の品の所詮は久遠実成なり久遠とははたらかさずつくろわずもとの侭と云う義なり

◇希望の明日へ
学会で磨かれれば、世界中、どこへいっても、優秀な人材として通用する−−そうした厳しい鍛えこそが草創以来の伝統である。学会での訓練、薫陶を生かして、自分の分野で、ぬきん出た活躍をしている友は数かぎりない。青年は獅子であり、虎でなければならない。断じて狐になってはならない。

☆全国代表協議会でのスピーチ
戸田先生は、婦人部、女子部に語っておられた。
「毅然たる信心、そして、厳然たる信心に立ちなさい。
どんな困難があっても、絶対に、一歩も退いてはなりません。強い強い信心を貫いて、創価学会を守り抜いていきなさい」

創価学会は民衆の柱である。師弟の大城である。幸福の安全地帯である。この尊き和合を、断じて護り抜かねばならない。
信心さえ不動であれは、いかなる苦難も乗り越えられる。
大切な同志を護っていける強い自分になれるのだ。
「信心とは、要するに、どんなことがあっても、必ず勝つと、ハラが決まっていればよいのだ。十人前の戦いをせよ! そして、断じて勝て!」
その通りだ。「必ず勝つ!」「断じて勝つ!」と腹を決めて、指導者が率先して動きに動くのだ。
すべて自分の責任で勝つ!──こう決意して指揮を執れば、必ず道は開けるのだ。

戸田先生は、青年部に限りない期待を寄せておられた。
「創価学会には、いかなる世界の思想もリードできる大仏法がある。そして、大仏法の師匠がいる。ゆえに、学会の青年部こそが、偉大な指導者となって勝ち進め!」

ゲーテが書き留めた言葉がある。
「躊躇逡巡は頼りにならない人間を作るだけだ」
臆病になって逡巡するのが、一番、よくない。逡巡するのは、ずるい。
大胆に!スピードをもって戦うのだ。
「仏法は勝負」である。勝つための仏法だ。正義は断じて勝たねばならない。
新しい一年を晴れやかに勝利しよう!

2010年1月6日水曜日

2010.01.06 わが友に贈る

「軍には
 大将軍を魂とす」
中心者が燃え上がれ!
はち切れんばかりの
元気と笑顔と勢いで!

椎地四郎殿御書 P1448
生死の大海を渡らんことは妙法蓮華経の船にあらずんばかなふべからず

◇希望の明日へ
あくまでも「信・行・学」が深いか浅いか。法のため、広布のために、どこまで戦っているかである。もっと具体的にいえば、一人の信仰者、修行者として、現実にどれだけ折伏・弘教をしたか。行学に離んせいるか。聖教新聞啓蒙などによって、信心の理解を広げたか。また人々の激励にどこまで行動したか。その力こそが、真の広布の人材の力である。

☆全国代表協議会でのスピーチ
戸田先生
「本当の決意を込めた題目をあげよ!
題目は利剣である。
題目は宝刀である。
題目で勝つのだ!」

何と力強い言葉か。題目こそ、最極の勝利の利剣である。

恩に報いる人生は美しく、豊かである。
わが精神の原点を忘れない人は強い。
戸田先生は、厳として言われた。
「よし、戦うぞ!
何ものにも、広宣流布の邪魔を断じてさせてなるものか!」
この大師子吼を、わが心に刻みつけるのだ。
時代が変わろうと、どんな立場になろうとも、我らは永遠に、この心意気で進もう!
広布を阻む悪には強く。同志には慈愛を。誰よりもリーダーが先頭を切って戦い抜くのだ。
「師匠は、日蓮仏法への絶対の確信を持っている。ゆえに、弟子は、師匠の言う通りに戦うのだ。
広宣流布のために、戦い勝てる弟子になれ!」
いよいよ創立80周年。永遠に輝く創価城を築くのは、今をおいて、ほかにない。
歴史的な戦いの開幕である。

人まかせでは、勝利は開けない。
自分が誓願するのだ。その深き一念に立ってこそ、すべてが勝利へ、勝利へと大回転を始める。
そして師弟不二の祈りこそ、広宣流布の大いなる原動力である。

日蓮大聖人は、お米やお酒など、真心の御供養を捧げた門下に対し、『民の骨をくだいてつくったような貴い白米』(P1390通解)等と、最大の礼を尽くして感謝を述べられた。
戸田先生は、この御聖訓を引いて、次のように力説された。
「何と人民の苦労をわかってくださる崇高な大慈悲の御精神であろうか。この精神で、我らも、同志を最大に大切にするのだ」
広布へ進む尊き同志に、最敬礼する思いで尽くしていくことだ。
全同志が功徳を受けて裕福になるよう、一切無事故で前進できるよう、リーダーは真剣に祈ってまいりたい。

2010年1月5日火曜日

2010.01.05 わが友に贈る

「法華経は
 日輪のごとし」
朝の清々しい
勤行・唱題で出発だ。
太陽が昇るが如く!

御講聞書 P820
今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は男女貴賎共に無上宝聚不求自得の金言を持つ者なり

◇希望の明日へ
鍛錬、育成といっても、大切なのは、一個の偉大な人格をつくることである。
戸田先生は、よく、「組織は偉大な勇者をつくるか、さもなくば、幼稚な愚者をつくる」といわれた。組織があまりに偉大であり、会員が純真であるために、かえってそれに甘えて厳しい自己建設を怠る者も出てくる。そうなれば、いかなる理想的な組織も、組織悪の温床となってしまう。学会は、真の人間をはぐくみ、社会に輩出しゆく人材育成の大地である。しかし、そこに峻厳な自己革新、切磋琢磨の息吹がなくなれば、その大地はみるみる痩せ、不毛の地となってしまうことを知らねばならない。

☆全国代表協議会でのスピーチ
なぜ、創価学会が世界中に広まったのか。
哲学が深いからである。この仏法に絶対の力があるからだ。
愚かな争いに翻弄される、人間自身を変革し、全人類の宿命をも転換させる。

大聖人は、宗教を判別する基準について『道理証文よりも現証にはすぎず』(P1468)と仰せである。
牧口先生は、この御聖訓を拝して、次のように語られた。
「道理も証文ももちろん大事だが、論より証拠で、生活の中に功徳の実証を示すことが、それ以上に大事である」
勝利の実証にまさる雄弁はないのである。
まず、自らの臆病の心に勝つのだ。
策ではなく、祈って祈って祈り抜く。そして、見事な結果を出すのだ。

現実には困難の壁もある。障魔も競う。それを突き破るには、師弟が大事だ。よき先輩をもつのだ。信心の指導を求める心を忘れてはならない。
事実の上で、「さすがだ」と言われる模範を示すのが、リーダーである。
強き祈りから出発し、満々たる生命力をわきたたせ、新しき人材のスクラムを広げていくことだ。
わが舞台で、使命の天地で、断じて勝利の実証を打ち立てるのだ。
「常勝」こそ、広宣流布の指導者の誓願だ。天命である。

2010年1月4日月曜日

2010.01.04 わが友に贈る

さあ幕は開いた!
いかなる勝負も
スタートが大事だ。
先手 先手で
完勝へ打って出よ!

上野殿御返事 P1562
花は開いて果となり月は出でて必ずみち燈は油をさせば光を増し草木は雨ふればさかう人は善根をなせば必ずさかう

◇今週のことば
大勝利の一年のため
「真剣」な題目を!
「勇気」の対話を!
「団結」の前進を!
一日一日を勝ち抜け
2010年01月04日

◇希望の明日へ
人間をつくることが、いっさいの基盤である。また、広布の前進を不滅たらしめる"永遠の橋"となる。無限の価値の源泉となる。
人材は広布の命を継ぎゆく"宝"である。
ゆえに、人材の鍛錬に、すべての焦点を当てている。つねに、人材を探しに探し、青年を訓練し、鍛えている。

☆全国代表協議会でのスピーチ
御聖訓には仰せである。
日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず』(P1282)
大事なのは勇気だ。
相手が誰であろうと、堂々と正しいことを言い切っていく。仏法の偉大さ、学会の正義を叫び切っていく。
皆さんは、そうしたリーダーであってもらいたい。
特に大切なのは青年だ。

私は一対一の対話を重ね、人間主義の新世紀を建設してきた。
若き皆さんもまた、この「対話と友情の大道」に、勇敢に続いていただきたい。
心を開いて、人と会って語れば、必ず何かが生まれる。

人間らしい社会を。胸躍るロマンを。危機を乗り越える英知を。人類を結ぶ哲学を──そのために私たちは出版活動に力を注いできた。
「哲学なき時代」にあって、活字文化こそ「精神の泉」である。「社会の光」である。
ゲーテが望み、ユゴーが夢見た調和と共生の世界を、我らは、民衆の心の革命によって開いていきたい。

2010年1月3日日曜日

2010.01.03 わが友に贈る

新聞休刊日

曾谷殿御返事 P1056
法華経の敵を見ながら置いてせめずんば師檀ともに無間地獄は疑いなかるべし、南岳大師の云く「諸の悪人と倶に地獄に堕ちん」

◇希望の明日へ
芸術も、また人生も同じである。苦しみや絶望の谷間を乗り越えて初めて、真の開花がある。まして信仰の世界は、もっと峻厳である。何の苦労もせず、でき上がった組織のうえで、ただ立場が上がっても、本当に自分を鍛え、磨くことがなければ、一流や本物の人材に育つことなど絶対にできない。

☆全国代表協議会でのスピーチ
戸田先生は言われた。
「広宣流布のために、"男の生きざまとはこうだ!"というものを、俺と大作の二人で、この世に残そうじゃないか!」と。
どんな権力者も、どんな権威の人も恐れない先生だった。誰に対しても変わらぬ態度であった。
不条理に対しては激怒された。
そのすさまじさに、邪悪な人間は震えあがった。
戦時中の軍部の弾圧にさえ屈しなかった先生である。
肩書ではない。人間の中身を、まっすぐに見ておられた。地位や立場など、表面的なものに過ぎないと考えておられた。
まさに正義の巌窟王であった。

私は学業を断念せざるを得なかったが、戸田先生は「私が責任をもって教えてあげよう」と言ってくださった。「戸田大学」であった。
今、私は全世界の大学等から名誉学術称号を受章している。
これも仏法の眼から見れば、若き日に一切をなげうって師匠のため、広宣流布のために戦い抜いた一つの結果である。私は、そう確信している。

世界の各都市から贈られた名誉市民の称号をはじめ、数多くの栄誉は、すべて全同志を代表して頂戴したものである。
すべて皆さんの子々孫々までの福徳となり、栄誉となっていくことは、絶対に間違いない。
日蓮大聖人は『法華宗の四条金吾、四条金吾と鎌倉中の上下万人、さらには日本国の一切衆生の口にうたわれていきなさい』(P1118通解)と仰せである。
仏法者として、また一人の市民として、「あの人は立派だ」「さすが学会員だ」と讃えられるようになっていかねばならない。

2010年1月2日土曜日

2010.01.02 わが友に贈る

新聞休刊日

最蓮房御返事 P1342
実に無始曠劫の契約常与師倶生の理

◇希望の明日へ
人の心は、まことに微妙である。絶えず変化しており、わずかなことをきっかけに、良いほうへも、悪いほうへも行ってしまう。ゆえに、信心の世界にあっても、立場が上になればなるほど、後輩のかかえている問題や悩みを、正しく敏感に察知して、細やかなうえにも細やかに、励ましのうえにも励ましをお願いしたい。そして、その人が立派に成長して、信心と幸福の大道を歩みぬいていけるよう尽くしていく。それが先輩としての慈愛であり、使命と責任である。

☆全国代表協議会でのスピーチ
「負けるということは、恥である。どんな戦いも、絶対に負けるな!御本尊に祈り抜いてみよ!
今の20倍、そして、100倍の結果が必ず得られるのである」
先生のおっしゃる通り、御本尊に祈り抜いて勝ってきた。
私は一人立った。常に先頭を走った。
真剣に語った。誠実を貫いた。
どうか、わが生命を赤々と燃え上がらせて、聞く人の胸が熱くなるような、心に響く対話を広げていってもらいたい。
また、会合で話す際も、「きょうの話は聞いていて疲れなかった」「きょうの話は心に染みたな」と皆に喜んでもらうには、どうすればいいのかを真剣に考えることだ。それが自分自身の成長につながっていく。
独りよがりではない、また「幹部中心」ではない、本当の「会員中心」の学会を、皆さんがつくっていくのである。

大事なのは行動である。
誰が見ていなくとも、地道に友と語り、友を励ましていくのだ。
派手さはなくとも、地位とか肩書などなくても、尊き庶民の同志から慕われる、偉大な心の王者の人生を歩んでいくことだ。
メキシコの20世紀の詩人オクタビオ・パスは歌った。
「私は目の前の一人一人を信ずる。どの命も、一見、素朴に見えても、大英雄に劣ることはない」
いわんや学会員は、一人一人が地涌の菩薩である。一人一人が広宣流布の大英雄である。
全力で励まし、その力を引き出していくことだ。それがリーダーの責務なのである。

2010年1月1日金曜日

2010.01.01 わが友に贈る

万代の勝利を開く
千載一遇の時が来た!
偉大なる同志と共に
皆が青年の決意で
人生最高の一年を!

上野殿母尼御前御返事 P1515
止観第五の事正月一日辰の時此れをよみはじめ候

◇希望の明日へ
戸田先生の訓練は厳しかった。あれは読んだか、これはどうだ。−−読むべき本を読んでいなかったら、激しく叱られた。また何を開かれても、きちんと答えられなければならなかった。人間の本当の鍛錬が、そこにはあった。時代は変わっても"本物を育てる"この精神には、いささかの妥協があってはならない。

☆我等の勝利の大道 私の創立80周年(2010.01.01)
父母果縛の肉身の外に別に三十二相・八十種好の相好之れ無し即身成仏是なり』(P814)と仰せの通り、本有の我が生命が即、仏の尊極の威光を具える。これが、日蓮仏法の極意である。
この本義の立てば、八十種好とは、広宣流布に戦う皆様方の生命の輝きにほかならない。
たとえば、八十種好の姿として「身は潤沢なり」「一切の悪心ある衆生も見る者は和悦す」とある。これは、無作の高貴な姿で、あらゆる人びとを味方に糾合しゆく、創価の太陽・婦人部の形容とも拝される。
「光、身を照らして行く」は、わが地域・社会を厳然と照らして闊歩する「黄金柱」の壮年部であろうか。
身は浄潔なり」とは、法華経の「如蓮華在水」の経文の如く、濁世のいかなる悪にも染まらず、"華陽"の花を咲かせゆく清新な女子部である。
「牙は利し」は、破邪顕正の言論の牙を鋭く磨いた男子部・学生部の若き師子の象徴と言えようか。

◎「創価完勝・青年躍進の年」明けまして、おめでとうございます。
栄光の学会創立80周年の2010年は広宣流布の拡大に完全勝利し、万代にわたる学会の基盤を盤石に構築しゆくためにも、共々に"青年の息吹"で前進して参りましょう(^^♪