2009年6月24日水曜日

2009.06.24 わが友に贈る

勝利を決するのは
「次」ではない
「今この瞬間」だ!
一期一会の
正義対話に全力を

阿仏房尼御前御返事 P1307
夫れ法華経の意は一切衆生皆成仏道の御経なり、然りといへども信ずる者は成仏をとぐ謗ずる者は無間大城に堕つ

◇希望の明日へ
民衆ほど強いものはない。民衆が賢くなり、民衆が立ち上がるとき、何ものにも打ち勝つことができる。いかなる横暴な圧力をも、はねのけて、流れを変えることができる。

◇今日のことば365
自分は偉くないのだ、周囲の人が全部、自分以上の人材である、と心の底から言える人が偉いのである。人の偉さは、自分が偉いのだといっても、人々は認めてくれない。周囲の人が決めるものである。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
第四は、「正義と友情の華の対話を」
私たちの世界において、対話の意義はまことに大きい。
大聖人は「この娑婆世界は耳根得道の国(仏法を耳で聞くことによって成仏する国土)である」(P415、通解)と明言されている。
ゆえに、妙法を相手の耳に入れ、仏縁を結ぶことが、どれほど尊い仏の仕事であるか。
皆様方の対話こそ、何ものにも勝る幸福と正義の拡大なのである。
最極の正法正義を、多くの友に、声を惜しまず語り切っていくことである。
語った分だけ、永遠の幸福の仏縁が結ばれる。語った分だけ、わが生命に、永遠の福運の歴史が刻まれる。
とくに、正義を語るに当たっては、臆してはならない。遠慮してはならない。大聖人は「少しもへつらわずに振る舞い、語っていきなさい」(P1164、通解)と励まされている。
真実をありのままに、毅然と言い切っていく強さが、折伏精神である。学会精神である。広宣流布の精神である。

戸田先生は対話のポイントを指摘された。
「相手に真面目に真実を語る。そして心にあるものを訴えていく。
これが創価学会の発祥の原理であり、発展の原動力である」
「心と心の交流、友情の拡大、異なる文化の理解を育む"人間主義の対話"が大事である」
−−仏法の難解な法理をいきなり説いても、理解されるものではない。
時には、文学に話題を広げ、また、音楽を論じ、絵画について語り合いながら、心広々と、心豊かに、この大法を弘めていくのである−−

仏法を根本に生きる誠実の人を、諸天が護らないわけがない。

ゲーテの詩に、通りすがりの小さな花との出あいをうたったものがある。
これまでにない、かわいい花。折ろうとすると、花が言う。
「私にゃ根がある!人の知らない地面にふかく根ざしているのでそれで私の花はきれいだ」
人知れず、努力を重ね、妙法の大地に深く根を張ってこそ、自分にしかない使命の花を咲かすことができる。
そしてその花は、世界に、未来に、限りなく希望の種を広げていくのである。