諸経と法華経と難易の事 P992
『仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり』
◇希望の明日へ
いつの時代にあっても、もっとも労苦の作業を成し遂げているのは庶民である。だが、それを指示した人の名は顕彰されても、実際に労作業に汗水流した人々の名を顕彰することは少なかった。その意味からも私は、広宣流布のために戦ってこられた方々の尊きお名前を、あらゆる機会、方法を通して、後世に残し、たたえていきたい。
◇今日のことば365
人間というものは、勝手なもので、自分に都合の悪い時には、白を黒と平気で考える。殊に、弱い人間ほどそうだ。しかし、数字というものは、そうはいかない。マイナスなのをブラスであるとは、どうしても考えるわけにはいかない。歴然たる事実を正確に明かしているだけだ。それを率直に認めるには、やはり強い勇気がいるものだ。
☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
私たちの信心の根本は題目である。
広布流布へ、師弟が心を合わせて祈る。
同志が異体同心で入る、そこから新しい前進が始まる。
戦いの勢いも生まれる。功徳も大きく広がる。
朗々と、伸び伸びと、前へ前へ、水が流れるれていくような題目こそ、「勝利のリズム」である。
白馬が大草原を走っていくような、清々しい音律が大事である。
題目こそ、絶対勝利の力なのである。
御本尊に題目を唱え、真剣に広宣流布に進む皆さんが幸せにならないはずがない。
今世はいうまでもなく、三世永遠に幸福になる。
現実は、経済苦や病気、家庭内のけんかなど、悩みは尽きないものである。
しかし、表面上は不幸の格好に見えたとしても、南無妙法蓮華経と唱えていくならば、全部、変毒為薬できる。
すべてを乗り切っていける。成長のバネとしていける。
根本的には、もう、すでに勝っているといってよい。
それは「劇」のようなものである。
悩んでいる姿を演じているけれども、このドラマの結びは、絶対に幸福であり、勝利である。
不幸で終わるわけがない。生々世々、必ず幸福になれる。永遠に勝ち抜いていける。
ゆえに、何の心配もいらないのだ。
2009年6月15日月曜日
2009.06.15 わが友に贈る
新聞休刊日