2009年6月14日日曜日

2009.06.14 わが友に贈る

張りのある声は
心を揺さぶる。
光り輝く境涯で
対話の王道を!
師の人間外交に続け

開目抄上 P199
世間の罪に依つて悪道に堕る者は爪上の土・仏法によつて悪道に堕る者は十方の土・俗よりも僧・女より尼多く悪道に堕つべし

◇今週のことば
「無冠の友」の
尊き歩みに感謝!
我らも打って出よ!
人生は軽快に
歩いた人が勝つ!
2009年06月14日

◇希望の明日へ
倣慢に、民衆をあざむき、権力をほしいままにする存在は、確かに悪である。しかし、そうした存在を許す大衆の側にも、大きな課題がある。民衆の弱さ、愚昧さのゆえに、権力者が横行し、わが世の春を謳歌するような時代が、いつまでも続いてはならない。民衆が団結して、学びに学び、聡明な一人一人になっていかなければならない。そこにこそ、真に民衆の時代を開くカギがある。

◇今日のことば365
少年期の自我の目覚めは、ただ、それだけでは、ほかの人々と自分とを区別しよう、なんとなく、両親や、先生に、反抗してみたいという、感情的なものにすぎません。この目覚めた自我を、正しくリードし、自分の人生にひとつの方向性を与えていくのが、読書のもたらす、最大の効用であると、私は思います。

☆随筆・人間世紀の光「華陽の誓い」
青春は、悩みの連続だ。社会も揺れ動いている。仕事で壁にぶつかることもあろう。時には体調を崩すことだってある。人間関係も難しい。人が羨ましく見えることもある。悔し涙をこらえる日もあろう...。
しかし、御義口伝には、
煩悩の薪を焼いて菩提の慧火現前するなり』と仰せの如く、「煩悩即菩提」が日蓮仏法の真髄である。
煩悩(悩み)がなければ菩提(悟り)の智慧もない。成長もない。成仏もない。

御聖訓には、『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ』と記されている。
苦しい時は苦しいまま、題目を唱えていけばいい。必ず道は開かれる。信心で突破できない行き詰まりなど、絶対にないのだ。

広宣流布という大願に走りゆく青春は、大きく悩んだ分だけ、大きく境涯を開き、大きく福運を積める。
苦労して築き上げた汝自身の生命は、何ものにも壊されないのだ。

◎時を逃さず、真剣に手を打つことが、未来の華を咲かせる