打ち破れない
壁などない!
十方の仏菩薩を
大きく揺り動かせ
寂日房御書 P902
『日蓮は日本第一の法華経の行者なりすでに勧持品の二十行の偈の文は日本国の中には日蓮一人よめり』
◇希望の明日へ
民衆が犠牲となる社会であってはならない。民衆が卑しめられ、脅かされ、卑屈になるような時代であってはならない。社会の主役は、あくまでも民衆である。無名の庶民の一人一人が、存分に幸せを満喫できる世の中でなければならない。
そのために、庶民がもっと「力」をもたなければならない。強くなければいけないし、悪しき権力に、絶対に膝を屈してはならない。
また、民衆勝利のためにこそ、創価学会がいちだんと社会に根を張り、共感を広げつつ、力強く前進していくことが大切である。
◇今日のことば365
人の信頼を踏みにじって平然としている傾向がある。しかし、人間社会が存続するかぎり、信頼感が根幹となることは真理であり、信頼を踏みにじった人が、社会の除け者とされ、敗れていくことは目に見えている。今はいい気になって"無責任風"を謳歌しているようでも、最後は哀れという以外にない。
☆御書と師弟 第16回 題目の大音
戸田先生は語られました。
「今こうして折伏を行じ、御本尊を信じまいらせて題目を唱えているならば、いつ御本尊を拝んでも、日蓮大聖人の生命と我々の生命がピタッとふれ合うのであります」
「大聖人の御生命が南無妙法蓮華経でありますから、弟子たる我々も同じく南無妙法蓮華経でありましょう」
私たちが拝する御本尊は、十界互具の大曼荼羅であられる。
御本尊には、十界の衆生の代表が納まり、南無妙法蓮華経の光に照らされています。
御本尊も十界、私たちの生命も十界です。そして、社会も十界の生命で成り立っている。
御本尊に題目を唱えると、三世十方の仏菩薩が、私たちと同じく合掌します。また、全宇宙の無数の諸天善神が、絶対に従います。十界の生命を揺り動かすのですから、悪鬼・魔民さえも強い味方となって、妙法を護り広げる働きをすることは間違いないのです。