2009年6月19日金曜日

2009.06.19 わが友に贈る

わが胸中に
「師弟」の魂を
燃やして進め。
広布の共戦劇を
師と一体で勝ちゆけ!

開目抄下 P223
今法華経の時こそ女人成仏の時・悲母の成仏も顕われ・達多の悪人成仏の時・慈父の成仏も顕わるれ、此の経は内典の孝経なり

◇希望の明日へ
信仰は、自分自身を吃立した「魂の巨人」へと鍛え、高めていく実践である。そして民衆と民衆、庶民と庶民の強き心の連帯を広げゆく人間共和の歩みなのである。何よりも尊く、大切なのは人間である。民衆である。仏法の意義も、この一点にこそある。
ゆえに、一次元からとらえれば、どこまでも民衆に尽くし、民衆の幸福のために骨身を削って戦う人こそ、真の仏法者である。そして、その正法正義の人には、必ず諸天善神の加護がある。だれよりも民衆自身が諸天の力用そのものとなって、仏法者を守り、支えていくのである。ゆえに、尊き仏子を守り、励ましていく人には何の恐れもない。

◇今日のことば365
読書は、根気のいる労働です。一冊の本を、最初から、最後まで読みとおすことは、忍耐が必要です。しかし、人間にとって大事な、ものの考え方や、心の動きは、じっくり本を読むことによってこそ、学びとることができるのです。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
第二項目は、「世界一の生命哲学を学ぶ」

人間の本当の偉さは、何で決まるか。
人間の究極の偉さは、いかなる法を持ち、いかなる哲学を学び、実践し抜いたかで決まる。
「世界一の生命哲学」を持った皆さん方は、「世界一の充実した高貴な青春を、そして「世界一の価値ある勝利の人生」を歩みゆく方々なのである。

友のため、社会のため、気高き理想のために行動する、皆さんのほうが、ずっと偉大だ。幸福である。
人は、どうしても、きらびやかな世界に目を奪われがちだ。世間でもてはやされると、偉そうに見える。社会的地位が高いと、立派に思う。いずれも愚かな錯覚にすぎない。
自分以上の宝はないのだ。自分を離れて幸福はない。本来、自分ほど素晴らしいものはないのである。これが仏法である。
自分という最高の宝を輝かせるのだ。これが真実の哲学である。
自分・自身を磨いて、自分自身が生きがいを感じて、生きていくのが勝利の人なのだ。これを深く心に刻んでいただきたい。

行学の二道をはげみ候べし、行学た(絶)へなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかた(談)らせ給うべし』(P1361)とは、「諸法実相抄」の重大な一節である。
この仰せ通り、「行学の二道」に励んだ青春が、いかに崇高であるかを、皆さん自身が体験し、そして証明していっていただきたい。