2009年6月30日火曜日

2009.06.30 わが友に贈る

奥底の一念が
勝負を決する。
「断じて勝つ」と決め
猛然と打って出よ
大確信の獅子たれ!

兄弟抄 P1087
此の法門を申すには必ず魔出来すべし魔競はずは正法と知るべからず

◇希望の明日へ
庶民の心で、庶民とともに、庶民の味として進んでいく。これが「日蓮大聖人の仏法」であり、人間のための宗教である。学会は永遠に"民衆とともに""民衆のために"という正道を歩んでいくのである。

◇今日のことば365
戦うという勇気
平和 平凡を愛する勇気
力ある青年は 両者があって
正しい勇気の持ち主といえまいか

☆新時代第30回本部幹部会でのスピーチ
陰徳は陽報に!
「師匠の恩は 山よりも高く 海よりも深し
 同志の愛は 月光の如く 美しく消えず」
"陰徳あれば、陽報があらわれます。これが、仏法の因果の理法であります"
"仏法の根本は、師弟より出発します。大聖人の仰せの実現のための、戸田先生の闘争なれば、勇んで堂々と、師匠の期待に添う戦いを展開しよう"

イギリス艦隊を率いたネルソン提督のモットーは「信仰と努力」
人生において、「信仰」と「努力」こそ無敵の力である。勝利の道は、これ以外にない。学会は、正しい道を進んでいる。
皆で立派な歴史をつくるのだ。決して一歩も引いてはならない。

皆様方がどれほど尊貴であるか。広宣流布に前進する皆様方こそ、どんな大王よりも偉大なのである。これが仏法の眼である。
諸天は、創価の陣列を讃えに讃え、護りに護る。私は諸君に、「誇り高く、勝利の旗を打ち立てよ!」と申し上げたい。

戸田先生
「人を育てなさい。それには、君自身が戦うことだ。君が立派になることだ。それ以外ないよ」
人に「やらせる」のではない。まず自分が立ち上がるのだ。
自分が戦った分、後輩も成長する。人材を育て、人材で勝つのだ。

気取りがあれば、本当の力は出ない。臆病の心を捨てて、前進するのだ。
勇気で勝とう!

2009年6月29日月曜日

2009.06.29 わが友に贈る

法華経は
常勝不敗の将軍学
御本尊を中心とした
歓喜の団結に
破れぬ壁なし!

聖人御難事 P1190
過去現在の末法の法華経の行者を軽賎する王臣万民始めは事なきやうにて終にほろびざるは候はず、日蓮又かくのごとし

◇今週のことば
さあ「青年の月」!
若き君たちこそ
無敵の力の帝王だ。
正義の師弟城を
断固と勝ち護れ!
2009年06月29日

◇希望の明日へ
民衆が無知だと、権力者に、いいようにつけこまれる。権力は、相手が弱いと見るや、牙をむいてくる。その魔性から民衆を守らねばならない。そのために、民衆自身が利口になり、強く、賢明にならなければ、永久に不幸の流転である。
私が、あらゆる機会にスピーチを続けている理由も、ここにある。"真実を知っている"ことが力である。無知の征服は即不幸の征服へと通じていくのである。

◇今日のことば365
健康の美しさに勝るものはない。悔いない生き生きとした人生を、思いきり活動しきってゆく人こそ、美しくて幸福のつかめる人である。

☆新時代第30回本部幹部会でのスピーチ
努力──ただ、ここにのみ、勝利の証しがある。真の美しさがある。悔いのない人生がある。
努力しよう!
広宣流布を成し遂げるという最高の努力を!

途中で何があろうとも、正義は、最後に必ず勝たねばならない。
善が栄え、正義が勝つ社会。これこそ、古今変わらぬ民衆の願いであった。
これを我らは実現しようとしている。

婦人部、女子部の皆さんは、何があろうとも、朗らかに友好を広げ、敢然と勝利の道を開いておられる。
男性は、広布に戦う女性を心から尊敬していかねばならない。あらゆる障魔から護っていかねばならない。
その心があるところには、本当の異体同心ができる。また、それが、正しい人生の真髄である。

女性が高らかに声をあげた分だけ、人間社会をよくすることができる。
語った分だけ、真実と正義が広がる。
女性の勇気こそ、社会を動かし、歴史を変える力なのである。
大切なのは、人のため、社会のために、何をしたかという行動である。実績である。
妙法に生き抜く創価の女性の生命は、「幸福の太陽」と輝く。
どんな苦難も乗り越えて、必ず希望の朝を開くことができる。必ずや栄光の明日を勝ち飾ることができるのである。

2009年6月28日日曜日

2009.06.28 わが友に贈る

何度でも
果敢に挑む!
この挑戦の魂が
広布と人生を開く。
執念の大猛功を!

四条金吾殿御返事 P1192
前前の用心といひ又けなげといひ又法華経の信心つよき故に難なく存命せさせ給い目出たし目出たし、夫れ運きはまりぬれば兵法もいらず・果報つきぬれば所従もしたがはず

◇希望の明日へ
何があっても苦楽をともにしゆく、真実の同志愛。この麗しい創価のスクラムこそ、大聖人の御精神が脈々と流れ通っている。大聖人の仏法の"正統中の正統"の実証がある。そこに無量の福徳が輝いていくことを、強く強く確信していただきたい。
また、だからこそ、この純真で善良な"民衆の集い"を破壊しようとする極悪の勢力を、絶対に許してはならない。

◇今日のことば365
自分で、自分をリードするというと、むずかしいことのようですが、それは、自分のしなければならない、ひとつひとつの問題について、責任をはたしていくことです。クラスのなかで決まった役目や、家庭のなかで受けもった仕事を、きちんと責任をもってやりきることです。

☆新時代第30回本部幹部会でのスピーチ
人生は、苦労したほうが勝ちだ。悔しい思いを乗り越えた青年が、最後は勝利するのである。
明日をも知れぬ、絶体絶命の危機を、偉大なる信心の力で、不二の師弟の闘争で、劇のごとくに大転換させた。
あの時の闘争があるからこそ、今日の学会の発展があるのである。

師匠を守り、師匠のために、すべてをなげうって戦う。これが真実の弟子だ。本当の師弟の姿だ。
いざという時にこそ、本気になって立ち上がるのだ。意気地なしであってはならない。

青年の力こそ、何ものにも勝る、勝利の力である。
戸田先生も、青年以外、信じなかった。

感謝を忘れず、向上を続ける人が光る。
向上しよう! その心をもつ人は強い。

同じ生きるなら、「最高の何か」のために生きるのだ。
人類の平和と幸福に尽くし抜く妙法の流布こそ、まさしく最高の生き方なのである。

人生の勝利は、きょう一日を勝つところから始まるのである。

2009年6月27日土曜日

2009.06.27 わが友に贈る

「人は善根をなせば
 必ずさかう」
創価の正義を
語り広げよ。
功徳満開の勝利道を!

持妙法華問答抄 P463
須く汝仏にならんと思はば慢のはたほこをたをし忿りの杖をすてて偏に一乗に帰すべし、名聞名利は今生のかざり我慢偏執は後生のほだしなり、嗚呼恥づべし恥づべし恐るべし恐るべし

◇希望の明日へ
庶民。弱いように見えて、これほど強い存在はない。"強者"が、いかに見くだし、いじめ、苦しめようと、庶民には、旺盛な生きぬく力がある。現実の大地に深く根をおろした、たくましさがあり、知恵がある。一個の人間としての輝きがある。その庶民のただ中に飛び込み、庶民とともに、自らも一個の庶民として歩むところに、学会の強さがある。そして、どこまでも民衆を、守りに守りぬいていく、それが学会精神である。

◇今日のことば365
私が 最高の尊敬の念を感ずるのは
 人間最後までの
  旗を振り続ける人だ

☆新時代第30回本部幹部会でのスピーチ
折伏でも、拡大の戦いでも、一番、結果を出してくださっているのは婦人部である。
もちろん男性も頑張っているが、やはり婦人部にはかなわない。
ここで、婦人部の皆さんに最敬礼し、最大に感謝したい。
男性のリーダーは、婦人部や女子部の尊き奮闘を、最大にほめ讃えていくべきである。
かりにも女性に対して威張ったり、叱ったりするようなことは、絶対にあってはならない。これは、戸田先生が厳しく言われていたことでもあった。
どこまでも女性を守り、大切にする──これが男性の最高の礼儀である。人格の表れである。「ナイト(騎士)の精神」である。

広布のリーダーの皆さんも、多くの人々から「すごいな」「よくぞ、ここまでやっているな」と仰がれ、諸天善神から讃えられる、日々の闘争であっていただきたい。

青年部、とくに男子の諸君は、草創の不惜身命の精神を永遠に忘れないでもらいたい。
大事なのは若き力だ。青年部だ。皆さんは、どんなに大変な状況にあっても、「じっとこらえて、今に見ろ!」の心で戦っていただきたい。
また、若い力を伸ばすのが、本当に偉い人である。
壮年・婦人部のリーダーの皆様は、次の時代を考えて、青年を育てていただきたい。それこそ、わが子以上に慈愛を注き、励ましを贈り、真心と誠意を尽くして面倒を見てあげてほしい。
そして自分も、生涯、青年の心意気で進んでいく。この決意が大切である。

2009年6月26日金曜日

2009.06.26 わが友に贈る

今日の一日には
無限の価値がある。
尊き わが人生、
広宣流布に
勇んで舞いゆけ!

最蓮房御返事 P1340
日蓮智者に非ずと雖も第六天の魔王・我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず

◇希望の明日へ
民衆の一人一人が、権力というものの魔性を見ぬく力をもたなければならない。つまり、一人一人が"英知の人"となり、"信念の人"と自立していくことである。こうした広範な、また確固たる人間革命の土壌のうえに、社会と国家の変革も、価値を発揮するのである。

◇今日のことば365
友情を支えるものは、尊敬と信頼の念であり、どこまでも友を裏切らぬ誠実さである。そして、ひとつの崇高な理想をめざして、ともに苦難を切り拓いていく勇気である。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
「伸びやかに生きる秘訣」は何か。
米ハーバード大学の文化人類学言、ベイトソン博士は、その一つとして「自分が他人と異なることが弱みでなく強みになりうることを認識すること」を拳げている。
何より、私たちは信仰をしている。無限の希望の源泉である、大仏法を持っている。それこそが、最大の「強み」なのである。
戸田先生
「創価の師弟を信じて、いかなることがあろうと、共に戦い進む同志の集まり。それが、学会の最大のあり方である」
師の心をわが心として、同志と苦楽を共にしていくのが、真実の弟子の道である。

仏法は男女平等であり、妙法の女性は一人も残らず、かけがえのない使命を持った最高に尊貴な人である。
ゆえに、男性は女性に対し、「いつもありがとうございます」と最敬礼する思いで、心から尊重し、応援していくべきだ。これを、より一層、実行していけば、広布の勢いは倍加する。

戸田先生は、「広宣流布は女性の力で成し遂げられる。尊きは女性の力である」と断言された。
「女子部員を増やし、女子部を強くすることが、広宣流布の永遠の勝利の門を開き、創価学会の永遠の繁栄の門を開く」

◇花の池田華陽会の皆様に
気高くも
 優美に薫れる
  香峯子蘭
 華陽の姫も
  喜び続きて

2009年6月25日木曜日

2009.06.25 わが友に贈る

広布に生き抜く
正義の同志を
諸天は必ず護る!
「断じて勝つ」と
大胆に打って出よ!

曾谷殿御返事 P1056
涅槃経に云く「若し善比丘あつて法を壊る者を見て置いて呵責し駈遣し挙処せずんば当に知るべし是の人は仏法の中の怨なり、若し能く駈遣し呵責し挙処せんは是れ我が弟子真の声聞なり」云云

◇希望の明日へ
創価学会は、庶民をさげすみ、支配し、いじめてきた人間の歴史を逆転させ、"庶民"を"王"にする戦いを展開している。ゆえに、さまざまな迫害や中傷が加えられることは、当然である。学会の実践の正しさ、偉大さを証明しているのである。

◇今日のことば365
君の 堅実にして
 誠実の人生の姿勢は
やがては
 すべての人々が
  心より頼り
   尊敬することを信ずる

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
永遠の五指針の第五は、「永遠に師弟勝利の門を開く」
女子は門をひらく』(P1566)と仰せである。
一人の乙女から、どれほど大きな幸福と繁栄の門が開かれていくことか。
「門を開く」--この短い一言から、女性に寄せられる、日蓮大聖人の甚深の御期待が拝されてならない。

竜女には、師匠がすべてをかかってくださっているという深く強い確信があった。
そして「師と共に」不惜し身命で戦い抜くという誓願があった。
「師と共に、広宣流布に尽くそう!」
「師と共に、皆に励ましを贈ろう!」
そのように"誓う"心の発露には、立場も役職も関係ない。距離も関係ない。
池田華陽会の歌「華陽の誓い」に込められた「誓い」の二字。

人間は、出会う人によって、指導のいかんによって、大きく変わっていけるものだ。
妙法に生き抜く人生は、まさにそのように、無数の諸天善神と語り、仏菩薩と握手を交わすような、自由自在の大境涯となる。
最高の栄冠に輝く生命となる。
これを深く確信していただきたい。

2009年6月24日水曜日

2009.06.24 わが友に贈る

勝利を決するのは
「次」ではない
「今この瞬間」だ!
一期一会の
正義対話に全力を

阿仏房尼御前御返事 P1307
夫れ法華経の意は一切衆生皆成仏道の御経なり、然りといへども信ずる者は成仏をとぐ謗ずる者は無間大城に堕つ

◇希望の明日へ
民衆ほど強いものはない。民衆が賢くなり、民衆が立ち上がるとき、何ものにも打ち勝つことができる。いかなる横暴な圧力をも、はねのけて、流れを変えることができる。

◇今日のことば365
自分は偉くないのだ、周囲の人が全部、自分以上の人材である、と心の底から言える人が偉いのである。人の偉さは、自分が偉いのだといっても、人々は認めてくれない。周囲の人が決めるものである。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
第四は、「正義と友情の華の対話を」
私たちの世界において、対話の意義はまことに大きい。
大聖人は「この娑婆世界は耳根得道の国(仏法を耳で聞くことによって成仏する国土)である」(P415、通解)と明言されている。
ゆえに、妙法を相手の耳に入れ、仏縁を結ぶことが、どれほど尊い仏の仕事であるか。
皆様方の対話こそ、何ものにも勝る幸福と正義の拡大なのである。
最極の正法正義を、多くの友に、声を惜しまず語り切っていくことである。
語った分だけ、永遠の幸福の仏縁が結ばれる。語った分だけ、わが生命に、永遠の福運の歴史が刻まれる。
とくに、正義を語るに当たっては、臆してはならない。遠慮してはならない。大聖人は「少しもへつらわずに振る舞い、語っていきなさい」(P1164、通解)と励まされている。
真実をありのままに、毅然と言い切っていく強さが、折伏精神である。学会精神である。広宣流布の精神である。

戸田先生は対話のポイントを指摘された。
「相手に真面目に真実を語る。そして心にあるものを訴えていく。
これが創価学会の発祥の原理であり、発展の原動力である」
「心と心の交流、友情の拡大、異なる文化の理解を育む"人間主義の対話"が大事である」
−−仏法の難解な法理をいきなり説いても、理解されるものではない。
時には、文学に話題を広げ、また、音楽を論じ、絵画について語り合いながら、心広々と、心豊かに、この大法を弘めていくのである−−

仏法を根本に生きる誠実の人を、諸天が護らないわけがない。

ゲーテの詩に、通りすがりの小さな花との出あいをうたったものがある。
これまでにない、かわいい花。折ろうとすると、花が言う。
「私にゃ根がある!人の知らない地面にふかく根ざしているのでそれで私の花はきれいだ」
人知れず、努力を重ね、妙法の大地に深く根を張ってこそ、自分にしかない使命の花を咲かすことができる。
そしてその花は、世界に、未来に、限りなく希望の種を広げていくのである。

2009年6月23日火曜日

2009.06.23 わが友に贈る

連続勝利へ
「若き力」を
結集せよ!
本門の青年部が
正義栄光の先陣を

秋元御書 P1072
種熟脱の法門・法華経の肝心なり、三世十方の仏は必ず妙法蓮華経の五字を種として仏になり給へり

◇希望の明日へ
民衆は一面、愚かに見えることがあるかもしれない。しかし、民衆の本質は賢明である。大知恵がある。民衆を大事にし、慈しんでいけば、民衆からも必ず報われていく。反対に、民衆を愚弄し、庄迫する指導者は、必ず倒れる。これは歴史の鉄則である。

◇今日のことば365
人間の弱味は、往々にして、欠点を指摘してくれる人から、身を遠ざけようとするものである。だが、実際に、この欠点によって、わが身の蒙る----現実の結果は、それよりも何十倍も辛いものとなるのだ。そうした失敗をさせぬために教えてくれる友だちや、先輩の苦言は、どれほどありがたいか知れない。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
「一人」の真心が、どれほど偉大か。
「一人」の信心の波動が、どれほど大きいものか。

"一つの行動"から、すべては始まる。"一言の励まし"から、勇気が生まれる−−この大原則をわが身に体現し、広宣流布の舞台を広げてきたのが、皆さんの先輩である婦人部の方々だ。

「アメリカの人権の母」エレノア・ルーズベルト
「私たちが本当に強く願い、その願いに対して確信を持ち、その実現のために誠心誠意、行動するならば、人生において、願いどおりに変革できない分野など、何ひとつないと確信しています」
創価の女性の決心と通じ合う言葉である。
いわんや私たちは、無上の妙法を持ち、広宣流布の大道を歩んでいる。不可能に思える困難が立ちはだかったとしても、すべてをよりよく変えていく力の源は、この信心である。
戦争から平和へ、対立から共生へ、あきらめから希望へ−−新しい歴史を創っているのが、創価の民衆運動である。

2009年6月22日月曜日

2009.06.22 わが友に贈る

広宣流布は
総力戦だ!
一丸となって
師弟勝利の
7月へ驀進

佐渡御書 P956
世間の浅き事には身命を失へども大事の仏法なんどには捨る事難し故に仏になる人もなかるべし

◇今週のことば
御聖訓「いよいよ
はりあげて せむべし」
勝負は勢いだ。
声高らかに語れ!
攻撃精神で勝ちぬけ!
2009年06月22日

◇希望の明日へ
「一切衆生」と御本仏・日蓮大聖人は仰せである。今の言葉でいえば"全民衆"ということである。その無数の民衆のためにこそ、御本仏は出現され、多くの迫害を受けてくださった。そして全世界の民衆のために、大御本尊を建立してくださった。ゆえに学会は、民衆のために進む。御本仏の大慈悲を拝して、民衆とともに歩むことが大切である。

◇今日のことば365
いかなる時代の推移、動乱にも、自己の信念を曲げず、一直線に貫き通す人は、まことに尊いといえよう。時代は流れる。人の心も動いていく。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
職場で信頼を勝ち取り、なくてはならない存在になる。それでこそ、学会の青年部だ。
"あなたがいると会社がどんどん発展する"−−そう言われる存在になっていただきたい。
また、真剣に信心をし、誠実に努力を重ねていけば、必ずそうなっていけるのである。
皆さんが、友のために懸命に題目を唱え、行動する。学会活動に励む。これほど尊いことはない。
日蓮大聖人が御賞讃くださることは、絶対に間違いない。また現実の生活の上にも、厳然たる功徳の実証が現れる。
他人が見ていようが見ていまいが、そんなことは小さなことである。

広布に生き抜く人生には、何の悔いも残らない。すべての苦労が生かされていく。勝利の因となる。
堂々と、誉れの学会として、私と一緒に戦っていこう!

悩みに断じて負けず、乗り越える。それが青春の戦いであり、青春の力である。
妙法に生き抜く人は、生涯「青春」である。生き生きと活躍する婦人部の大先輩たちのように、永遠に"女子部の心"で進んでいただきたい。

◇結婚について
具体的なことは、ご両親や、婦人部をはじめ信頼できる先輩などに、よく相談していただきたい。
その上で大事なのは、しっかりと御本尊に祈っていくことだ。
焦る必要はない。早く結婚したから幸福かといえば、そうとも限らない。素晴らしい相手と出会えるように、また、自分にとって、最高の形で結婚できるように、祈っていけばいいのである。
そして、信心でわが生命を磨きながら、自分らしく輝いていっていただきたい。

皆様もまた、何があっても、快活に進んでいただきたい。題目をあげ抜き、強き生命力を湧き出して進んでもらいたい。
女子部に信心の歓喜の笑顔が輝く限り、学会は強くなり、発展していける。

2009年6月21日日曜日

2009.06.21 わが友に贈る

善縁の拡大は
幸福の拡大だ
明るく温かな声で
心の扉を開き
信頼を広げゆけ

諸法実相抄 P1359
実相と云うは妙法蓮華経の異名なり・諸法は妙法蓮華経と云う事なり、地獄は地獄のすがたを見せたるが実の相なり、餓鬼と変ぜば地獄の実のすがたには非ず、仏は仏のすがた凡夫は凡夫のすがた、万法の当体のすがたが妙法蓮華経の当体なりと云ふ事を諸法実相とは申すなり

◇希望の明日へ
大聖人は、民衆が根本であると仰せである。その教えに反して民衆を軽蔑したり、見くだしたりすれば大聖人の御精神に、根本的に反する。だれが本当に民衆の味方となり、民衆を守りゆくのか−−ここに、"永遠に民衆の側に立つ"との基本路線を掲げた創価学会の存在意義がある。

◇今日のことば365
人を身なりで判断しては決してならない。その人が、将来どうなるか、どんな使命を持った人か、身なりなんかで絶対に判断がつくはずがない。家や、身なりで人を判断することだけは、してはいけない。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
第三は、「何があっても負けない青春」
皆様が、どれほど尊貴な存在であるか。
この妙法を持ったということ自体、「何があっても負けない」ということなのである。
不確かな現実に一喜一憂したり、翻弄されるのは愚かである。
「何があっても私は広宣流布に生き抜く」と決め切って、平然と、悠然と、使命の青春を走り抜いていくごとだ。
幸福の花は、忍耐と努力の根がありてこそ、美しく咲くことを、決して忘れてはならない。

戸田先生
「御本尊を受持し、強盛に信行学に励めばいつまでも、悩める凡夫でいるわけがない」
「どんな辛いことも、あとになってみれば、全部、夢のように、消え去ってしまうものだ。だからこそ、長い目で、時を待つ忍耐を忘れてはならない」
「辛抱強くなることだ。御書に"忍辱の鎧を着て"という言葉があるではないか。
その実践が本当の仏道修行だと思ってもらいたい」
戸田先生は、"勝つこと以上に、断じて負けない青春を"と幾たびとなく呼びかけられた。
私の妻も、その指導のままに「負けない青春」「負けない人生」を歩み通してきた。そして、勝った。
皆さん方は、その後に続いていっていただきたい。

永遠に、何があっても揺るがない自分自身の生命をつくり上げていく--これが信心である。これが青春の学会活動である。

今、女子部の皆様は尊き青春の時代を生きている。
だからこそ、思い切って戦っていくことだ。創価の正義を叫び抜いていくことだ。

2009年6月20日土曜日

2009.06.20 わが友に贈る

「軍には
大将軍を魂とす」
勝負を決するのは
リーダーの突破力
君よ雄渾の指揮を!

曾谷入道殿御返事 P1025
此の経の文字は盲眼の者は之を見ず、肉眼の者は文字と見る二乗は虚空と見る菩薩は無量の法門と見る、仏は一一の文字を金色の釈尊と御覧あるべきなり即持仏身とは是なり

◇希望の明日へ
時代を開き、動かすものは、権力でも権威でもない。民衆の力であり、人間の力である。仏法を根本に、世界の平和と全人類の崩れざる幸福のために哲学、慈悲、智慧の力を堂々と発揮しながら、民衆連帯のうねりをさらに広げてまいりたい。そこにこそ、妙法を持った人間王者としての生き方がある。

◇今日のことば365
大成は、小成の延長なり。小成の連続が、大成の一歩と自覚せねばならぬ。勝利は、現在の一歩一歩を、忍耐と建設によってのみ、達成できるものだ。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
「女子部は教学で立て」これは、戸田先生の不滅の指針である。
この日蓮仏法が、どれほど偉大な人類究極の幸福と平和の大哲学であるか。
人間自身を革命し、民衆の心を結び、世界の運命をも転換していく。その根本的方途は、仏法の英知によるしかない。
戸田先生は、鋭く喝破された。
「外界がいかに究め尽くされても、生命自体の幸福の世界へは手のつけようがない」「日運大聖人は、いかにずれば人類が幸福になれるかを探究なされた。
この大聖人の生命哲学を、我々が学び、実践し切った時に、絶対に幸福になれる、最高の哲学が輝いていくのです」
「何のために、哲学は人間に必要なのか。何のために、仏法は人生に必要なのか。
ただ自由勝手でよいならば、学校に行く必要もない。勉強する必要もない。信仰をする必要もない。しかし、それでは、必ず後悔が残る。
哲学を学び、仏法を学び、生命の奥深さを見出していく。そして広々とした心で、深く感涙し、感動しながら、永遠の喜び、真実の幸福を探求し、体得することが、どれだけ大いなる歓喜であるか。
人生の深き不思議さとともに、無限の喜びに充ち満ちる自己の生命を知ることの嬉しさは、いかばかりであろうか」
「創価学会は御本尊を根本として、広宣流布という崇高なる目的をもって進んでいる。そして、世界最高の東洋仏法の真髄であり、全世界最高の大哲学である教学をもって、実践しているのである」

「人生をよく見つめ、自分観、人生観、社会観、宇宙観、この四つを、きちっとまとめているのが仏法なのです」
「もっと御書をよく拝するのだ。なんでも御書に、ちゃんと書かれている」
「どんな問題が起ころうとも、御書を根本とすれば、決して紛動されることばない」
「妙法という最高の価値観に立てば、何事も、どう進めばよいかがわかるのだ」
信心の眼で見れば、進むべき道が見えてくる。虚栄や偽善に惑わされてはならない。
「まず"私は、こうするのだ。こう戦うのだ"と決め切ってごらん。それが哲学だよ」
「南無妙法蓮華経、哲学を実践しているのは、創価の師弟以外にいない。女子部は、この哲学をしっかり身につけて、広宣フルを成し遂げていただきたい。頼みます!」

現在の女子部の時代に、永遠の大福運を積みゆけ! 不動の信心を築きゆけ!
私の妻も、女子部の時代に、揺るがぬ信心の土台を築き上げた。
折伏、個人指導、人材育成にと走り、広布の大闘争を貫いた。恩師のために、人生のすべてを捧げてきた。その心は、今も昔も全く変わらない。
師匠のため、同志のため、広布のために、わが身をなげうって戦い抜く。
これこそ、真実の学会精神である。

2009年6月19日金曜日

2009.06.19 わが友に贈る

わが胸中に
「師弟」の魂を
燃やして進め。
広布の共戦劇を
師と一体で勝ちゆけ!

開目抄下 P223
今法華経の時こそ女人成仏の時・悲母の成仏も顕われ・達多の悪人成仏の時・慈父の成仏も顕わるれ、此の経は内典の孝経なり

◇希望の明日へ
信仰は、自分自身を吃立した「魂の巨人」へと鍛え、高めていく実践である。そして民衆と民衆、庶民と庶民の強き心の連帯を広げゆく人間共和の歩みなのである。何よりも尊く、大切なのは人間である。民衆である。仏法の意義も、この一点にこそある。
ゆえに、一次元からとらえれば、どこまでも民衆に尽くし、民衆の幸福のために骨身を削って戦う人こそ、真の仏法者である。そして、その正法正義の人には、必ず諸天善神の加護がある。だれよりも民衆自身が諸天の力用そのものとなって、仏法者を守り、支えていくのである。ゆえに、尊き仏子を守り、励ましていく人には何の恐れもない。

◇今日のことば365
読書は、根気のいる労働です。一冊の本を、最初から、最後まで読みとおすことは、忍耐が必要です。しかし、人間にとって大事な、ものの考え方や、心の動きは、じっくり本を読むことによってこそ、学びとることができるのです。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
第二項目は、「世界一の生命哲学を学ぶ」

人間の本当の偉さは、何で決まるか。
人間の究極の偉さは、いかなる法を持ち、いかなる哲学を学び、実践し抜いたかで決まる。
「世界一の生命哲学」を持った皆さん方は、「世界一の充実した高貴な青春を、そして「世界一の価値ある勝利の人生」を歩みゆく方々なのである。

友のため、社会のため、気高き理想のために行動する、皆さんのほうが、ずっと偉大だ。幸福である。
人は、どうしても、きらびやかな世界に目を奪われがちだ。世間でもてはやされると、偉そうに見える。社会的地位が高いと、立派に思う。いずれも愚かな錯覚にすぎない。
自分以上の宝はないのだ。自分を離れて幸福はない。本来、自分ほど素晴らしいものはないのである。これが仏法である。
自分という最高の宝を輝かせるのだ。これが真実の哲学である。
自分・自身を磨いて、自分自身が生きがいを感じて、生きていくのが勝利の人なのだ。これを深く心に刻んでいただきたい。

行学の二道をはげみ候べし、行学た(絶)へなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかた(談)らせ給うべし』(P1361)とは、「諸法実相抄」の重大な一節である。
この仰せ通り、「行学の二道」に励んだ青春が、いかに崇高であるかを、皆さん自身が体験し、そして証明していっていただきたい。

2009年6月18日木曜日

2009.06.18 わが友に贈る

多忙な時ほど
油断は禁物だ。
火災や事故を
絶対に起こすな。
賢者の勝ち戦を!

四条金吾殿女房御返事 P1135
三十三のやくは転じて三十三のさいはひとならせ給うべし、七難即滅・七福即生とは是なり、年は・わかうなり福はかさなり候べし

◇希望の明日へ
民衆が弱く、権力の前に卑屈であるかぎり、ますます"魔"は増長し、民衆を利用しようとする。ゆえに、こうした権力悪、"魔"の働きに対しては、民衆自身が強い怒りをもって立ち上がり、戦っていく以外に、真の平和も幸福もない。

◇今日のことば365
才能には限りがある。運、不運も重要な鍵になってくる。賢者必ずしも、成功者になれるとは限らぬ。愚かそうに見える人が、また思いもよらぬ大成をなすこともある。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
戸田先生のご指導
「学会活動こそが幸福への近道であり、直道だよ」

●信心を根本とした「幸福」について
「信心とは、最も強く自分で確信することです。自分自身が妙法の当体なのだから、諸天善神が守らないわけがないと確信して、題目をあげた時に、必ずそうなるんだよ」
「一人ひとりの生命のなかには、御本尊がおられる」「私たちの生命の中に、厳然と仏さまが顕れれば、もう私たちには不幸などない。大聖人即御本尊の力が、私たちの体に満ち満ちてくるのです」
「この信心をして幸福にならないわけがない。心は女王でいきなさい。創価学会の名誉ある一員として、誇りも高く生き抜きなさい」

●「信心」に生き抜くこと
「御本尊を信じなさい。創価学会を信じなさい。御本尊の向かつて左側には『有供養者福過十号』(供養する有らん者は福十号に過ぐ)とあるではないか。戦ったら、はかりしれない功徳を積む。これは御本尊の約束である」
「御本尊に願い切っていく、その一人の信心が大事なのだ。その一人の人の信心によって、皆が最後は幸せになっていけるのだ」
「信心つよく、自らの生命に生き切って、幸福になり切っていけばよいのである」
ともあれ、人生には、雨の日も、曇りの日も、嵐の日もある。
どんな時も、自分自身が「幸福の太陽」と輝いていくことだ。
今、現在、縁する人々も、そして未来に縁することになる人々も皆、「希望の大光」「勇気の大光」「勝利の大光」で赫々と照らし切っていける。その生命を、女子部の時代に築き上げていただきたい。

年は・わか(若)うなる福はかさなり候くし』(P1135)と仰せのごとく、妙法を持つた女性は、生涯を青春の生命で若々しく、そして福々しく、勝ち飾っていくことができる。

2009年6月17日水曜日

2009.06.17 わが友に贈る

一人の勝利は
歓喜の万波を生む。
わが学会は
皆が先駆者だ。
未来を切り開け!

転重軽受法門 P1000
涅槃経に転重軽受と申す法門あり、先業の重き今生につきずして未来に地獄の苦を受くべきが今生にかかる重苦に値い候へば地獄の苦みぱつときへて死に候へば人天・三乗・一乗の益をうる事の候

◇希望の明日へ
民衆は弱いようで強い。いざとなれば権力など、ものともしない。怖じない。無名の民衆の力こそ、革命の真の原動力である。広布という未開の大業もまた、無名の庶民によって、たくましく切り開かれてきた。

◇今日のことば365
一見ムダと見えるものこそ、人間的な生き方を生みだしている要素であり、そうしたムダのなかにこそ、いわば、人間らしさがあり、その本然的姿勢のなかに、究極としての生命の尊厳を守るクッションがあるのではないかと思う。

△師弟の月の完勝へ大闘争を誓う幹部会。世界一の団結で威風堂々の前進を

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
第一の指針は「朗らかな幸福の太陽たれ」
大聖人の御名前は「太陽」と「蓮華」を表されている。
闇を照らしゆく太陽は、最も明るい。泥にも染まらない蓮華は、最も浄らかである。
この太陽と蓮華に象徴される力用--すなわち、生命の無明を照らして法性を開きゆく力、煩悩を菩提へと浄化しゆく力を完璧に具足した「法」の当体が、妙法蓮華経であり、「人」の当体が、日蓮大聖人であられる。
若くして、大仏法を受持した女子部の皆さんの生命もまた、最も明るい「太陽」のごとく光り輝き、最も浄らかな「蓮華|のごとく咲き薫っていくのだ。
そのための青春の信仰である。

わが女子部の皆さんは、自分自身が、一人ももれなく、「幸福の太陽」である。
ゆえに、自らの境遇を嘆く必要もなければ、人をうらやむ必要もないのだ。
題目を朗々と唱えながら、明るく朗らかに、自分らしい生命の光を、勇気凛々と、そして、自信満々に放っていけばよい。

希望も、喜びも、人から与えられるのを、待つものではない。自分でつくり出し、皆に広げていくものだ。そう決めた青春は強い。
苦労している父母にも、自分から親孝行するのだ。
悩んでいる友人にも、自分から励ましてあげるのだ。

2009年6月16日火曜日

2009.06.16 わが友に贈る

人間の真価は
闘争の中で光る!
「賢聖は罵詈して
試みるなるべし」
同志よ誉れの勇戦を

生死一大事血脈抄 P1338
相構え相構えて強盛の大信力を致して南無妙法蓮華経・臨終正念と祈念し給へ、生死一大事の血脈此れより外に全く求むることなかれ

◇希望の明日へ
有名な、目立った存在の人のみが偉いのではない。陰で「法」のために真剣に尽くしている人、その人が尊い。偉大である。大聖人はつねに、そういう方々を最大に大切にし、また賞讃しておられる。

◇今日のことば365
人生において、友人ほど大切なものはなしい、また友情ほど美しいものはない。どういう友人を持っているかで、その人柄がわかるとも言われるほどだ。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
戦いの中にこそ、喜びがあるのだ。
悩みがあるから、成長できるのだ、
強敵がいるから、強くなれるのだ。
私たちは、自分のことで悩むとともに、人のために悩む。広布のために悩む。
悩みがあるから題目があげられる。
悩みをバネとして、一番、幸福になる行動をしていく。その生命力を湧き出していくことができる−−それが信心である。
妙法とは絶対の常楽我浄の大道なのである。

「女子部 永遠の五指針」
一、朗らかな幸福の太陽たれ
一、世界一の生命哲学を学ぶ
一、何があっても負けない青春
一、正義と友情の華の対話を
一、永遠に師弟勝利の門を開く

2009年6月15日月曜日

2009.06.15 わが友に贈る

新聞休刊日

諸経と法華経と難易の事 P992
仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり

◇希望の明日へ
いつの時代にあっても、もっとも労苦の作業を成し遂げているのは庶民である。だが、それを指示した人の名は顕彰されても、実際に労作業に汗水流した人々の名を顕彰することは少なかった。その意味からも私は、広宣流布のために戦ってこられた方々の尊きお名前を、あらゆる機会、方法を通して、後世に残し、たたえていきたい。

◇今日のことば365
人間というものは、勝手なもので、自分に都合の悪い時には、白を黒と平気で考える。殊に、弱い人間ほどそうだ。しかし、数字というものは、そうはいかない。マイナスなのをブラスであるとは、どうしても考えるわけにはいかない。歴然たる事実を正確に明かしているだけだ。それを率直に認めるには、やはり強い勇気がいるものだ。

☆創価女子会館開館3周年記念協議会でのスピーチ
私たちの信心の根本は題目である。
広布流布へ、師弟が心を合わせて祈る。
同志が異体同心で入る、そこから新しい前進が始まる。
戦いの勢いも生まれる。功徳も大きく広がる。
朗々と、伸び伸びと、前へ前へ、水が流れるれていくような題目こそ、「勝利のリズム」である。
白馬が大草原を走っていくような、清々しい音律が大事である。
題目こそ、絶対勝利の力なのである。

御本尊に題目を唱え、真剣に広宣流布に進む皆さんが幸せにならないはずがない。
今世はいうまでもなく、三世永遠に幸福になる。
現実は、経済苦や病気、家庭内のけんかなど、悩みは尽きないものである。
しかし、表面上は不幸の格好に見えたとしても、南無妙法蓮華経と唱えていくならば、全部、変毒為薬できる。
すべてを乗り切っていける。成長のバネとしていける。
根本的には、もう、すでに勝っているといってよい。
それは「劇」のようなものである。
悩んでいる姿を演じているけれども、このドラマの結びは、絶対に幸福であり、勝利である。
不幸で終わるわけがない。生々世々、必ず幸福になれる。永遠に勝ち抜いていける。
ゆえに、何の心配もいらないのだ。

2009年6月14日日曜日

2009.06.14 わが友に贈る

張りのある声は
心を揺さぶる。
光り輝く境涯で
対話の王道を!
師の人間外交に続け

開目抄上 P199
世間の罪に依つて悪道に堕る者は爪上の土・仏法によつて悪道に堕る者は十方の土・俗よりも僧・女より尼多く悪道に堕つべし

◇今週のことば
「無冠の友」の
尊き歩みに感謝!
我らも打って出よ!
人生は軽快に
歩いた人が勝つ!
2009年06月14日

◇希望の明日へ
倣慢に、民衆をあざむき、権力をほしいままにする存在は、確かに悪である。しかし、そうした存在を許す大衆の側にも、大きな課題がある。民衆の弱さ、愚昧さのゆえに、権力者が横行し、わが世の春を謳歌するような時代が、いつまでも続いてはならない。民衆が団結して、学びに学び、聡明な一人一人になっていかなければならない。そこにこそ、真に民衆の時代を開くカギがある。

◇今日のことば365
少年期の自我の目覚めは、ただ、それだけでは、ほかの人々と自分とを区別しよう、なんとなく、両親や、先生に、反抗してみたいという、感情的なものにすぎません。この目覚めた自我を、正しくリードし、自分の人生にひとつの方向性を与えていくのが、読書のもたらす、最大の効用であると、私は思います。

☆随筆・人間世紀の光「華陽の誓い」
青春は、悩みの連続だ。社会も揺れ動いている。仕事で壁にぶつかることもあろう。時には体調を崩すことだってある。人間関係も難しい。人が羨ましく見えることもある。悔し涙をこらえる日もあろう...。
しかし、御義口伝には、
煩悩の薪を焼いて菩提の慧火現前するなり』と仰せの如く、「煩悩即菩提」が日蓮仏法の真髄である。
煩悩(悩み)がなければ菩提(悟り)の智慧もない。成長もない。成仏もない。

御聖訓には、『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ』と記されている。
苦しい時は苦しいまま、題目を唱えていけばいい。必ず道は開かれる。信心で突破できない行き詰まりなど、絶対にないのだ。

広宣流布という大願に走りゆく青春は、大きく悩んだ分だけ、大きく境涯を開き、大きく福運を積める。
苦労して築き上げた汝自身の生命は、何ものにも壊されないのだ。

◎時を逃さず、真剣に手を打つことが、未来の華を咲かせる

2009年6月13日土曜日

2009.06.13 わが友に贈る

スピードが勝負だ。
リーダーの行動は
迅速・的確たれ
勝利から逆算し
縦横無尽の名指揮を

生死一大事血脈抄 P1337
久遠実成の釈尊と皆成仏道の法華経と我等衆生との三つ全く差別無しと解りて妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり

◇希望の明日へ
「民衆の時代」のうねりは、各国で着実に広がっている。情報化の進展によって、一面、民衆の意識は高まり、大衆は聡明になっている。その意味から、民衆の心をとらえ、民意を反映していくことのできる指導者が、今ほど希求されている時代はない。学会は、発足以来、一貫して「民衆の時代」の先駆を走り、進んできた。この伝統は、いよいよ時代の要請となっているし、それだけに妙法のリーダーは、いちだんと民衆のために奉仕し、身を尽くしていくべきである。

◇今日のことば365
今日の戦いの 結果はどうか
  ただ頑張った 私らしく
今日の戦いに 悔いはないか
  有るといえばある 無いといえばない
今日の戦いに 恥ずる所なきか
  めめしい戦いでは なかったはずだ

☆随筆・人間世紀の光「華陽の誓い」
師は弟子を信ずる。
信ずるゆえに甘やかさぬ。
信ずるゆえに訓練もする。
信ずるゆえに厳しいのだ。

その師の心に真っ直ぐに応えていく時、無量の力が発揮される。これが師弟の呼吸だ。勝利の共鳴だ。

仏法上の「歓喜」とは、単なる「喜び」ではない。
「本来の仏」である自身の尊極の使命を知ることだ。
全民衆を救う妙法に巡り合えた喜びに燃え、友と友が勇んで立ち上がることだ。

すべての女子部員が、一人も残らず幸福をつかむ。それが、私たち夫婦の誓願であり、決心である。
とともに「女子部の幸福」は、創価家族の先輩として、全リーダーの祈りであらねばならない。皆で、女子部を大切にし、励まし、支え、応援していくことだ。

正義のゆえに、難を受け、悪口罵詈され、苦労する。しかし、断じて屈しない。これが至高の人生の劇だ。

◎亀ちゃん、御結婚オメデトウ(^^♪ by陽子

2009年6月12日金曜日

2009.06.12 わが友に贈る

勝利のリズムは
朗々たる祈りから。
旭日の大生命で
「今日」を制する
常勝の王者たれ!

可延定業書 P986
命と申す物は一身第一の珍宝なり一日なりとも・これを延るならば千万両の金にもすぎたり、法華経の一代の聖教に超過していみじきと申すは寿量品のゆへぞかし

◇希望の明日へ
どこまでも民衆を愛し、民衆の大地に根ざしていく−−これ以外に正しき広宣流布の大道はない。この大道こそが、大聖人の仰せである「一閻浮提の流布」へと、まっすぐに通じている。
かつて学会は「貧乏人と病人の集まり」と侮蔑された。しかし、じつはそうしたもっとも苦しんでいる"庶民のなかの庶民"の海に飛び込み、傲慢な権威からの侮蔑を受けきって、民衆とともに走りぬいてきたからこそ、今日の世界的な、壮大な発展がある。

◇今日のことば365
人を尊敬してゆかなくてはならない。尊敬する人は、人から尊敬される。ちょうど、鏡の前に立ったのと同じである。おこれば、おこる顔だし、笑えば笑った顔がうつる。自分の姿で、すべてが決まるのだ。

△千葉が怒涛の進軍!大聖人有縁の頼もしき同志よ完勝の旭日と燃え上がれ

2009年6月11日木曜日

2009.06.11 わが友に贈る

動けば変わる!
語れば広がる!
日蓮仏法は
行動の魂だ
勝利の大旋風を


三三蔵祈雨事 P1468
夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬれば・たうれず、本より生いて候木なれども根の弱きは・たうれぬ、甲斐無き者なれども・たすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちには・たうれぬ

◇希望の明日へ
人間の九九%以上は、名もなき平凡な庶民である。民衆である。この民衆を、現実に、どう幸福にしきっていくのか。この一点をはずして仏法はない。大聖人は、権威や権力と真っ向から対峙しゆく民衆の中に、自ら御聖誕になられた。この事実自体、"民衆の仏法"としての深い意義が拝される。

◇今日のことば365
目標を目指して前進する場合、最も大事なことは、団結であり、スクラムを組むことである。反対に最も恐れるべきことは、お互いが感情的になり、不仲になり、そして無責任になることだ。

☆御書と師弟 第16回 題目の大音
戸田先生
「権力の魔性との戦いは、題目をあげなければ勝てないんだよ」
「第一にも、題目しかない。第二にも、第三にも、宿命転換は、題目しかない。実践。—実行。勇敢に、弛まず。観念論では、一分の変革もなし得ない」
今こそ題目を挙げきって、どういう結果が出るか、実践し切ろう! 解決してみよう! 誰が何と言おうが、私は私なりに御本尊にぶつかってみよう!
いつもいつも心で題目を唱えながらの闘争でした。
祈りが、まだまだ足りない。まだまだ弱い。まだまだ小さい。自らを叱咤しながらの勇猛精進だったのです。
戸田先生の弟子として、御本尊に願いきっていこう! 働き切っていこう! 同志のために勝ち切っていこう!この一念しかありませんでした。
そして、生活の上に、境涯の上に、厳然たる解決の証拠が出たのです。「御本尊はすごい!」という大確信を、若き命に刻んだのであります。
今、未曾有の大不況にあって、全国・全世界の同志が、地域社会の一大変革のために、真剣に題目を唱えながら、人生の現実と格闘されています。
崇高なる仏の大音声が、生命を揺さぶらないわけがない。必ずや変毒為薬し、その地その国を、宝土と変えていけることを確信し抜いてください。

法華経よ、諸天善神よ、我が弟子を断じて護りたまえ!これが師匠の祈りです。

「題目で勝ちなさい。何があっても、あげきった題目の福運は厳然と残る。絶対に消えないのだ」
勝負は、我ら自身の一念です。行き詰まったならば、それは「前進している証だ!」と胸を張って、何ものにも負けず、堂々と歩み抜きましょう。

2009年6月10日水曜日

2009.06.10 わが友に贈る

妙法に生き抜く
創価の女性は
最高に尊貴なり。
誇りも高く
幸福対話の大輪を!

聖人御難事 P1190
月月・日日につより給へ・すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし

◇希望の明日へ
有名で偉大な人はいる。しかし、無名にして偉業を成す人は、さらに偉大である。これが私の不変の信念であり、学会の永遠の指針でもある。ここに学会の強さの所以がある。

◇今日のことば365
時の推移は、極めて自然に流れるものだ。
それは河の水の流れに似ている。時に巌が水流に逆らうように、
流れをおしとどめ、飛沫をとびちらすが、水の流れはとどまらない。

☆御書と師弟 第16回 題目の大音
森羅万象、変わらずに停滞しているものは何一つない。人の心もまた、瞬間瞬間、めまぐるしく変化していく。御書には『一人一日の中に八億四千念あり』(御書P471)と仰せです。
この移ろいゆく心を、妙法という大宇宙の根本法則に深く合致させていくのが、私たちの祈りです。
御本尊は、大宇宙の縮図です。そして、自分自身の生命も御本尊と同じです。自身の"我"を仏界の生命で固め、三世永遠に崩れ得ぬ幸福境涯を勝ち開く。これが「絶対勝利の信心」にほかなりません。
友のため、社会のために必死に祈る皆様の姿それ自体が、日蓮大聖人に直結した最高の慈悲の振る舞いであります。
一切を、大革新の祈りで勝ちまくるのです。

御書には『題目を唱え奉る音は十方世界にとずかずと云う所なし、我等が少音なれども、題目の大音に入れて唱え奉る間、一大三千界にいたらざる所なし』(P808)とも説かれています。
題目の声は、「十方世界」すなわち大宇宙に届くとの御金言です。
唱題に励むとき、大宇宙の根本の法則である妙法と、わが生命が融合する。小宇宙である自身の生命の扉が大宇宙に向かって全開し、全宇宙の頂点から一切を広々と見渡すことができる。宇宙に包まれていた小宇宙が、大宇宙を包みかえしていく——これが我らの祈りです。
悠々と大宇宙を旅しながら、生命を浄化できる。そして十界のあらゆる衆生の境涯を深く知って、幸福に導く「慈悲」と「智慧」が、こんこんと湧き上がってくるのです。
この祈りの大きさこそが、広宣流布の真髄です。
大聖人は、『あらゆる衆生の具えている仏性を、妙法蓮華経と名づけるのである。ゆえに、一遍、この題目を唱え奉れば、一切衆生の仏性が、皆、呼ばれてここに集まるのである』(御書P498)と述べられています。
「法」は見えない。しかし「音」となって表れれば、わかる。だから「声」が大切なのです。妙法を唱え広める我らは、信心の長者なり!境涯の王者なり!この誇りで進んでいきましょう。

なかんずく広宣流布の師匠と心のギアを合わせ、師弟の魂に燃える祈りを貫くならば、わが生命の奥底から、仏の力が発光していくことは間違いありません。

2009年6月9日火曜日

2009.06.09 わが友に贈る

師弟第一の祈りで
打ち破れない
壁などない!
十方の仏菩薩を
大きく揺り動かせ

寂日房御書 P902
日蓮は日本第一の法華経の行者なりすでに勧持品の二十行の偈の文は日本国の中には日蓮一人よめり

◇希望の明日へ
民衆が犠牲となる社会であってはならない。民衆が卑しめられ、脅かされ、卑屈になるような時代であってはならない。社会の主役は、あくまでも民衆である。無名の庶民の一人一人が、存分に幸せを満喫できる世の中でなければならない。
そのために、庶民がもっと「力」をもたなければならない。強くなければいけないし、悪しき権力に、絶対に膝を屈してはならない。
また、民衆勝利のためにこそ、創価学会がいちだんと社会に根を張り、共感を広げつつ、力強く前進していくことが大切である。

◇今日のことば365
人の信頼を踏みにじって平然としている傾向がある。しかし、人間社会が存続するかぎり、信頼感が根幹となることは真理であり、信頼を踏みにじった人が、社会の除け者とされ、敗れていくことは目に見えている。今はいい気になって"無責任風"を謳歌しているようでも、最後は哀れという以外にない。

☆御書と師弟 第16回 題目の大音
戸田先生は語られました。
「今こうして折伏を行じ、御本尊を信じまいらせて題目を唱えているならば、いつ御本尊を拝んでも、日蓮大聖人の生命と我々の生命がピタッとふれ合うのであります」
「大聖人の御生命が南無妙法蓮華経でありますから、弟子たる我々も同じく南無妙法蓮華経でありましょう」
私たちが拝する御本尊は、十界互具の大曼荼羅であられる。
御本尊には、十界の衆生の代表が納まり、南無妙法蓮華経の光に照らされています。
御本尊も十界、私たちの生命も十界です。そして、社会も十界の生命で成り立っている。
御本尊に題目を唱えると、三世十方の仏菩薩が、私たちと同じく合掌します。また、全宇宙の無数の諸天善神が、絶対に従います。十界の生命を揺り動かすのですから、悪鬼・魔民さえも強い味方となって、妙法を護り広げる働きをすることは間違いないのです。

2009年6月8日月曜日

2009.06.08 わが友に贈る

立つべき「時」
戦うべき「時」
それは今だ!
撰時抄の精神で
決然と波を起こせ

経王殿御返事 P1124
わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき

◇今週のことば
世界一の婦人部に
みなで最敬礼を!
母を大切に!
母の祈りに応えよ!
母に勝利の華冠を!
2009年06月08日

◇希望の明日へ
大聖人の御心を深く拝した戸田先生の人生は、民衆の側に立ち、民衆のために戦いぬくことが、生涯変わらざる信念であり、生きざまであった。この師の「民衆厳護」の精神を、私は片時も忘れることはなかった。今日までひたすら、その理想の実現のために、全力で邁進し、力を即くしてきた。

◇今日のことば365
われわれの目的は何か
今日の目的は何かを 明確にすることだ
そこには無駄もなく
価値ある活動ができよう

☆御書と師弟 第16回 題目の大音
「十界同時」の変革
いかなる境涯の衆生も、妙法の光明に照らし出される。妙法の薫風を受けない存在はない。
誰人も仏になれるという平等と尊厳の思想が、法華経の魂です。

南無妙法蓮華経は、大宇宙の根本法則です。この妙法を唱え、行じ弘める生命は、大聖人と一体なのです。故に、何ものも恐れることはありません。

大聖人は繰り返し「十界同時」と仰せです。これは甚深の御聖訓です。ダイナミックな生命変革の原理です。
南無妙法蓮華経は、身近な活動も、さらに大宇宙の運行も動かしていく法則であり、力であります。自分と社会を共によりよき方向へ発展させていく根源の大法なのです。
その原点は、あらゆる生命は「十界本有の仏」(P1506)であるとの悟りにある。
私たちの唱題は、自他共の十界の生命を妙法の大光で照らし、誰もが本来具えている仏の大生命を引き出し、輝かせゆく人間革命の修行なのです。

幸福感や充足感というものは、個人がそれぞれに感じるだけではない。人から人へと伝わり、大勢に共有される傾向があるというのです。

信心に励んで功徳を得た歓喜と確信を、友から友へ語りに語る。そして友また友の成長を祈りに祈る。この一念随喜の万波こそが、私たちの広宣流布のエネルギーです。
今日、世界192ヵ国・地域に広がる唱題の歓喜の大旋風は、最先端の学問研究の成果とも見事に一致するのです。
戸田先生はわかりやすく言われておりました。
「功徳の喜びを百回語っていけば、さらに百倍の功徳となって返ってくる。これが信心の凄さだよ」

2009年6月7日日曜日

2009.06.07 わが友に贈る

我らは永遠の同志
「異体同心なれば
万事を成し」の
不滅の御金言を
天下に示しゆけ!

富木殿御書 P970
我が門家は夜は眠りを断ち昼は暇を止めて之を案ぜよ一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ

◇希望の明日へ
戸田先生の晩年の戦い−−それは、"全学会員を、そして全民衆を一人も残さず幸せにしてみせる"という烈々たる大闘争であった。ここに"学会精神"がある。"創立の魂"がある。
地位もいらない、名誉も、肩書も私財も眼中にない。ただ民衆のため、ただみなの幸せのために叫びきっていく、戦いぬいていく、命をかけて走りぬいていく。これが創価学会の根本精神であり、戸田先生の人生であった。

◇今日のことば365
人生の一寸先は闇といわれる。そこには、幾多の、生存の問題、生活の問題などが、更に蓄積されて待ちかまえている。大切なのは生命力である。

☆御書と師弟 第16回 題目の大音
戸田先生の題目は、広宣流布に全生命を注がれゆく深き強き一念の祈りです。
師と心を合わせた「不二の祈り」は無敵であります。
師弟一体の強盛な祈りに、十方の仏菩薩、諸天善神も感応する。広布の闘士を守りに護るのです。

この光明を浴び、妙香を受けた衆生は、心から感激し、堪えがたいほどの喜びに包まれます。あらゆる人々が、仏の大慈悲の薫風によって蘇生していく様子を「大風が小さな枝を吹くようなものである」と譬えているのです。
すなわち「大風」とは、民衆に随喜の心を呼び起こす、正法正義の威光勢力の表現にほかならない。大聖人は、南無妙法蓮華経の題目こそ、全民衆を歓喜と幸福で包む「大風」であると結論されているのです。

朗々と題目を唱え、勇敢に仏法の正義を語り、厳然と邪義を破折する。そして友また友の生命に歓喜の旋風を巻き起こす。
この唱題と折伏の「大風」を、日本中、世界中に広げてきたのが、わが創価の同志であります。
私たちの唱える題目は、「生きる力」であり、「幸福になる源泉」です。「勝利していく原動力」なのです。題目の音律には、大宇宙のリズムに則って、自他共の生命を根底から変えゆく偉大な力用があります。

2009年6月6日土曜日

2009.06.06 わが友に贈る

一人が立てば
環境は一変する!
皆の闘志を
沸騰させゆく
先陣の走者たれ!

新池御書 P1439
うれしきかな末法流布に生れあへる我等・かなしきかな今度此の経を信ぜざる人人、抑人界に生を受くるもの誰か無常を免れん、さあらんに取つては何ぞ後世のつとめを・いたさざらんや

◇希望の明日へ
広宣流布は、創価学会にしかできない。広宣流布のために出現し、不思議にもできあがった学会である。代々の会長が筆舌に尽くせぬ苦労と犠牲で、つくりあげた。名もない庶民が肉弾戦で築きあげた民衆救済の城である。

◇今日のことば365
困難というものは、自分がつくるものだ。それを乗り越えて行くのも、ほかならぬ自分だ。困難を避ける弱虫になにができる。

☆新時代第29回本部幹部会でのスピーチ
訓練と成長−−そのための勤行であり、折伏である。仏道修行である。
毎日毎日、訓練を積みゆけ!
毎日毎日、成長していくのだ!
そこに最高の青春がある。

大切なのは、粘り強く声を発していくことだ。誠実の対話を続けていくのとだ。
そうすれば、理解と賛同の輪は、必ず大きく広がっていく。

なんでも「一番」を目指すことだ。その努力の中で、大きな力をつけていくことができる。

"柔道の父"嘉納治五郎先生の勝負哲学
・終始、最善を尽くせ
・あらゆる機会を使え
・己を捨てる覚悟を

戦うからには勝つことだ。勝てば楽しい。さらに勢いを増していける。
広宣流布の勝利を、頼みます!
リーダーは気取りを捨てて戦うことだ。
そして、皆が「すごいな」と思うような結果を、堂々と残していってほしい。励ましの声で、皆に勇気を送っていただきたい。

2009年6月5日金曜日

2009.06.05 わが友に贈る

忙しいからこそ
魔の付け入る
スキを作るな。
健康・無事故を
祈り勝ち取れ

佐渡御書 P960
日蓮を信ずるやうなりし者どもが日蓮がかくなれば疑ををこして法華経をすつるのみならずかへりて日蓮を教訓して我賢しと思はん僻人等が念仏者よりも久く阿鼻地獄にあらん事不便とも申す計りなし

◇希望の明日へ
牧口先生は自身が信ずる「教育の道」に生きぬかれた。教育こそ基本とされ、その延長線上に、宗教を正しく把握された。これが先生の信念の道であった。そして、一九四四年(昭和十九年)、誤った教育の帰結として、一国全体が誤った宗教に駆り立てられた太平洋戦争の渦中、自らの信念を貫き獄死されたのである。ここに、学会の最高の誇りである「創価の道」の原点がある。この牧口先生の後を継いで、今、学会はどこまでも日蓮大聖人の仏法を根底としながら、「教育の道」「文化の道」「平和の道」を世界中に広げている。

◇今日のことば365
人間というものは、だれしも、楽をしたい。怠けたいという気持ちがあります。その気持ちに負けて、しなければならないことを、やらなかったり、途中で投げ出してしまったら、まわりの人は、だれも相手にしてくれなくなります。みんなから信用されず、さびしい思いをするのは、自分なのです。

☆新時代第29回本部幹部会でのスピーチ
青春は無敵の王者である。
心は"生涯青春"でありたい。
いくつになっても、生命は若々しく輝いている。そのように生きていくために妙法はあるのだ。

広宣流布のための行動は、世界最高の善の行動である。
真面目に学会活動をやった人が勝つ。やらなければ自分が損をするだけだ。

途中がどんなに苦しくとも、最後は必ず幸福になる。それが信心であることを確信していただきたい。

戸田先生
「御本尊は、皆が考えている以上に、すごい力があるのだ。何ものにもまさる、偉大な力があるのだ。大難の時こそ、大いに闘おうではないか」

2009年6月4日木曜日

2009.06.04 わが友に贈る

一念の変革こそ
勝利の根幹だ。
心のギアを
師匠に合わせ
常勝の大生命力を!

妙法尼御前御返事 P1405
法華経は実語の中の実語なり・真実の中の真実なり

◇希望の明日へ
何よりも思想、理想、理念、信念を大切にする。「心の財」を大事にする。これが創価学会である。

◇今日のことば365
人間は、いつ、いかなる時も、常に人間らしくありたいものだ。あらゆる人が、絶えず人間らしく生きること−−それが、すべての原点だ。

☆新時代第29回本部幹部会でのスピーチ
リーダーは、声が大事である。下を向いて、ボソボソと話をしても、皆の心には入らない。
聴いてくれる人の心の中に、ぐっと入っていくような声で、また時には、名曲を奏でるような声で、友の心を励まし、鼓舞していっていただきたい。

「学会員は、地涌の勇者として、自ら願って、この悪世に生まれてきたのである。
衆生を救うために、人生の苦労を乗り越えながら、御本尊の大功徳を示し切って、広宣流布をするために生まれてきたのである」
人間、誰しも、悩みがある。
しかし、どのような悪世、乱世にあっても、信心だけは微動だにしてはならない。
私たちは、御本尊の偉大な功力を示し切っていくために、自ら願って、悩みを引き受けたのである。
ゆえに、乗り越えられない悩みなど絶対にない。結論は「勝つ」に決まっているのだ。
どこまでも御本尊に祈り切って、悠々と、堂々と進んでいけばよいのである。

戸田先生
「一時的に損をしたように見えても、断固たる信心を貫けば、必ず、元の10倍、20倍とすることができる。それが仏法の変毒為薬というものだ」
大事なのは、信心を貫くことである。
「凡夫は、過ぎ去った後ろしか見えない。しかし、仏の智慧は、未来を見通すことができる。ゆえに、どんなことがあっても、ただまっしぐらに、妙法を信じて、戦っていけばよいのである」

2009年6月3日水曜日

2009.06.03 わが友に贈る

心を揺さぶる
誠実の対話たれ!
「目の前の一人」に
仏縁を広げよう。
立正安国の大道を!

阿仏房御書 P1304
末法に入つて法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり、若し然れば貴賎上下をえらばず南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔にして我が身又多宝如来なり

◇希望の明日へ
創価学会は、どこまでも「大聖人根本」「御本尊根本」に進む。この"正しき信心"の軌道は、永遠に変わらない。
また、学会員の"無二の信心"の実践のなかにこそ、大聖人からの信心の血脈が清らかに、また滔々と流れている。

◇今日のことば365
総じていえば学問も大事であるけれども、これだけは絶対だれにも負けないという特技をもつことが大事です。国語でも書道でも音楽でもよい。また親切ということでもよい。語学も極めて重要です。とにかく、他の人に負けないものを身につけなさい。

☆新時代第29回本部幹部会でのスピーチ
恩知らず−−これ以上の悪はない。偉くなり、増上慢になると、人は恩を忘れるものだ。絶対に、不知恩の人間になってはならない。臆病な人間、卑怯な人間になってはならない。

一人いればいいのである。
一人の本当の弟子がいるかどうか。すべては、それで決まる。

誰のためにでもない、ただ広宣流布のために、信心で戦うのだ。
広宣流布は、慈悲の精神を、社会の根底に据える革命だ。
人間を蔑む、権力の魔性との戦いである。
「仏法は、真剣勝負である。戦う以上、断じて勝たねばならない。
勝って勝って、勝ちまくれ!勝利、勝利の創価学会たれ!」
広布の闘争は、すべて、自分のためである。民衆のためである。
題目をあげれなければ、勝つことはできない。

「人生は、山あり、川あり、野原ありだ。青年は、険しい山や坂を登っているのだ。頑張り抜いて、勝ち超えよ!」

皆さんも、後世に胸を張れる歴史をつくってもらいたい。いつまでも、師に甘えるばかりでは情けない。必死の一人が出なければ、新しき広布の道は開けないからだ。

「題目をあげて、人々にどんどん仏法を語っていきなさい。将来必ず、すごい境涯になれる。生命力あふれる対話をするのだ」
大事なのは「対話」である。

「信心を、一言でいうならば、『心』を決めることである。
同じ決めるのであれば、『勝つ!』と決めなさい」
まず、勝つと「決める」。その上で、「行動」を起こすのだ。
決めて、祈って、行動する−−その勝利の方程式を胸に、我らは広宣流布の大闘争を、痛快に勝ちまくってまいりたい。

2009年6月2日火曜日

2009.06.02 わが友に贈る

昨日より今日
今日よりも明日と
勇猛精進を!
勝利へのスピードを
加速しよう

崇峻天皇御書 P1173
人身は受けがたし爪の上の土・人身は持ちがたし草の上の露、百二十まで持ちて名を・くたして死せんよりは生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ

◇希望の明日へ
人間の自由を奪い、人間を差別し、人間の尊厳を冒そうとする傲慢な勢力は絶対に許してはならない。決して妥協しない−−これが学会の一貫した精神である。

◇今日のことば365
青年期とは、将来の人間形成のため、悩みと戦っていく時代の異名である。

☆新時代第29回本部幹部会でのスピーチ
この信心は、皆が堂々と、胸を張って生きるための信心である。
自分らしく、生き抜き、勝ち抜くための信心である。

蓮華は、花と実が同時に成長していく。
仏法では、花を「因」、実を「果」に、よく譬える。すなわち蓮華は、南無妙法蓮華経の「因果倶時(成仏の「原因」と「結果」が同時に一瞬の生命にそなわること)の譬喩に用いられている。
本気になって祈り抜いた時、その祈りは、根底では、すでに叶っているのだ。「因果倶時・不思議の一法」と仰せの、この偉大な法理を確信して、ともに広宣流布の大道を進んでまいりたい。

ニュー・リーダー、ヤング男子部
皆さんがいれば、学会の未来は明るい。「後生 畏るべし」である。若い力は偉大だ。未来を決するのは青年である。君たちである。

わが婦人部の皆様の尊き社会貢献の姿と重なる。
和楽の太陽である皆様は、さまざまな悩みと闘いながら、地域のため、社会のために、毎日、生き生きと前進しておられる。
婦人部の皆様、いつも本当にありがとう!

弘教に、個人指導に、一生懸命、励んで、広宣流布を進めておられる方々を、心から大事にしなければならない。

2009年6月1日月曜日

2009.06.01 わが友に贈る

さあ栄光の大舞台
「二人・三人・百人と」
輝く命で躍り出よ。
時代を創る
地涌の圧勝劇を!

法華証明抄 P1586
人の地に倒れて還つて地より起つが如し

◇今週のことば
人生は強気でいけ!
これが勝利の原動力だ!
大きく行動を!
億さずに飾れ!
正義は勇気なりだ。
2009年06月01日

◇希望の明日へ
いかなる権力にも属せず、御書通りの信念を貴く−−これこそ牧口先生、戸田先生が開かれた"創価桜の道"であり、福徳咲き匂う、「正義の大道」である。

◇今日のことば365
土中に深く根を下ろした土台がなければ、天をも衝く大建設は完成しないように、絢爛豪華な大文化の花も咲かせることはできないのだ。政治や文化のすべての分野で繁栄し、数多くの人材を輩出していくためにも、いまこそ土壌に根を、より大きく、強く、伸ばし張り巡らせなければならない。

☆人を見る眼
人を見ていく場合は、その人が、どれだけ広宣流布の為に、民衆の為に信心指導の為に努力しているかを見るべきである。これを基準にすれば、その人の価値がわかってくる。感情論ではなく、目的観の上からみなければ、相手のよさがわからないし、優秀な人材を失うことになる。

2009.05.31 わが友に贈る

思い立ったら
まず動こう!
広布に歩めば
心も軽くなる。
如説修行に歓喜あり

佐渡御書 P957
仏法は摂受・折伏時によるべし譬ば世間の文・武二道の如し

◇希望の明日へ
大聖人の仏法は、人類の大良薬である。だがその正しき実践をあやまれば、反対に、大いなる毒として作用してしまう場合がある。「にせ札は本物に似ているほど、罪が重い」と牧口先生は述べておられた。そうなれば国は滅ぶ。大法も失われる。人類は永遠の「闇」と「寒さ」にふるえながら生きることになろう。大良薬たる大聖人の仏法の楕神を、どこまでも正しく、どこまでも、その仰せのままに実践していかねばならない。絶対にゆがめてほならない。「信心は日蓮大聖人の時代に還れ」−−ここに恩師の根本精神があり、永遠の学会精神がある。

◇今日のことば365
どんなささいなことであっても物事を軽視する態度は、敗北につながる。
安易な考え方に勝利はない----安直は建設の敵であるからだ。

☆人を見る眼
人間は、どうような境遇、悪条件にあっても、大目的に目覚め、偉大な使命を感じて立ち上がったときには、必ず大きく成長できる。