2022年8月27日土曜日

2022.08.27 わが友に贈る

前進の息吹みなぎる
歓喜と和楽の座談会。
会場提供者への感謝
近隣への配慮を忘れず
心通い合う集いに!

四条金吾釈迦仏供養事 P1148
『このごろは女は尼になりて人をはかり男は入道になりて大悪をつくるなり、ゆめゆめあるべからぬ事なり』

【通解】
近ごろは女も尼になって人をたぼらかし、男は入道になって大悪を犯している。決してそのようなことがあってはまりません。

名字の言 東北勢初の甲子園制覇を成し遂げた仙台育英 2022年8月27日
深紅の大優勝旗が「白河の関」を越えた、熱戦の余韻が冷めやらない。夏の甲子園は、宮城・仙台育英高校が東北勢初の頂点に立った▼同校は厚みのある打線が最後まで好調を維持。全試合を好投手5人による継投で勝ち抜いた。悲願の全国制覇を成し遂げた背景には「日本一激しい」と自負するチーム内競争がある▼同校OBの須江航監督は高校時代、ずっと控え選手だった。どうすれば試合に出られるか悩んだ経験を育成に生かし、ベンチから外れた選手も含め、一人一人の能力を数値化。具体的な目標を明示して励ましを重ね、選手たちも期待に応えた。団結力と総合力も培われた。"誰にでもチャンスはある"——その心が反映された監督の優勝インタビューは、コロナ禍で"密な青春"を過ごせなかった全国の高校生へのエールとして、大きな反響を呼んだ▼励まし合い、切磋琢磨する仲間がいれば強くなれる。目標が大きければ、その分だけ大きな力が出せる。それが青春の生命の素晴らしさだろう▼打ち続く試練にも負けず、この夏、努力と挑戦の汗を輝かせた全ての若き友に拍手を送りたい。そして私たちもまた、共戦の同志と支え合い、生涯青春の心意気で"わが勝利の最高峰"へ挑み続けよう。

寸鉄 2022年8月27日
「題目を唱え奉る音は、十方世界に」御書。強き信が躍進の力。朝の祈りから(新1121・全808)
総秋田女性部の日。"安喜多"は桜梅桃李の人材城。一人が焦点。真心尽くし
信心をやり通していけば必ず功徳が出る—恩師。陰徳の賢者に陽報燦々と
夏休み明け直前は、子の不安が高まる時。小さな変化見逃さず寄り添いを
若い世代で急性内斜視が増加。携帯の長時間使用が原因と。意識して休憩

☆創大通教「学光祭」への池田先生のメッセージ
◇世界の光友と共に歴史拓け
今日も、私は一緒に参加している思いで、エールを送ります。
猛暑や大雨なども打ち続く中、毅然と向学の努力を貫く皆さんに最大の敬意を表したいのであります。
わが学光家族一人一人の「学びの大情熱」が、どれほど尊いか。それは、命から命へ燃え広がり、時代の闇を照らす希望の光源であり、まさしく「新たな歴史を拓く」熱源であります。
今年の誇り高き卒業生に、創大通教に学ばれていた愛娘を東日本大震災で亡くされ、その大情熱を受け継いで学び抜かれたお母さまがおられたことも思い起こされます。
今世紀の初め、私は、「インド近代農業の父」と謳われるスワミナサン博士と対談集を発刊しました。人類が「健康で幸福な人生」を生きるために、食糧危機を打開する永続的な「緑の革命」とともに、「心の革命」が絶対に必要であると対話を進めたのです。
どうか、わが信頼する皆さんは、世界が要請する「心の革命」の先駆者として、学びと創意工夫の挑戦を重ね、それぞれの使命の舞台で、いかなる困難も次の飛躍へと転ずる価値創造を断固と成し遂げていただきたいのであります。
スワミナサン博士は、一日の終わりに「今日の自分は昨日の自分より善くなれた」と言える変革を、と呼び掛けていました。
月々日々に粘り強く朗らかに、いよいよ学の光を増し、世界に広がる「光友」と共に、新たな歴史を拓こうではありませんか!
いつも、皆さんを応援し、支えておられるご家族・友人の方々にも、創立者の私から呉々もよろしくと、お伝えください。お元気で!

☆県長・県女性部長会での原田会長の指導(要旨)
◇創価の励ましこそ社会の希望 「人間のための宗教」を語ろう
一、8月24日は、池田先生の入信75周年でありました。この佳節を、衷心よりお祝い申し上げたいと思います。大変に、おめでとうございます!(拍手)
「8・24」75周年から、次なる指標と定めた明年の「11・18」広宣流布大誓堂完成10周年へ、勇躍の出発です。この下半期は、上半期に大きく広げた仏縁をより大切に育みながら、広布拡大と人材拡大に総力を挙げてまいりたい。
池田先生は20年前の「8・24」の随筆で、戸田先生の弟子として戦う誉れを、次のようにつづってくださいました。
「私は勝った。私は断じて負けなかった。断じて弟子が勝つ。これが、日蓮仏法の精髄であるからだ。そして、創価学会の真髄であり、師弟不二の根本であるからだ」と。さらに「この学会の組織で、広宣流布の拡大に戦うこと以外に『師弟直結』はありえない。あとは、観念論だ」とも教えてくださっています。
「師に捧ぐ 七十五歳の 入信日 閻浮に妙法 轟く誉れは」のお歌の通り、池田先生は真の弟子として、師匠の構想をことごとく実現され、世界広布を推し進めてこられました。その75年の大闘争に改めて感謝申し上げるとともに、私たちもまた、池田門下の師弟直結の戦いで、事実の上で組織を強化し、広布を拡大していきたい。
弘教拡大に力強く打って出て、明年の「11・18」を、全方面・全県が、「世帯増・部員増」そして「活動者増」で断固、勝ち飾る。この決意で出発しようではありませんか!(拍手)

◇核兵器廃絶へ行動
一、核兵器使用の危機が高まるなか、8月1日から26日までNPT(核兵器不拡散条約)の再検討会議が国連本部で行われ、SGIの代表団も参加してまいりました。それに先立つ7月26日に、池田先生は緊急提案として、リスク低減を図るために、核兵器の「先制不使用」の採択を含む重要事項を、国際社会に向けて発信されました。
緊迫した情勢のなか、議論は核保有国と非保有国の間をはじめ、さまざまな対立の中、何らかの最終文書が合意されるか、ぎりぎりまで交渉が続いているようです。この間、先制不使用の政策を保有国に求める文言が文書案に最後の最後まで残り、今日のリスクをいかにして低減させるかという議論に終始、影響を与えてきました。
その意味では、たとえ最終文書に残らなくとも、核軍縮への具体的な前進のために、今後もSGIとして国連と連携しながら先制不使用の議論を継続して推し進め、リスク低減の取り組みにも尽力していきたい。
具体的な提案をもって状況を開きゆく戦いに挑まれる先生の一念に呼応し、原水爆禁止宣言65周年の節目の本年、さらに国際社会への発信の努力を続けていきたい。

一、「大白蓮華」9月号の「世界を照らす太陽の仏法」で、池田先生は「人間のための宗教」について講義してくださっています。その中で先生は「人と人を結びゆく『対話』と、友の幸福を願う励ましの『行動』こそ、『人間のための宗教』の真髄」とされたうえで、戸田先生の次の言葉を教えてくださいました。
「一対一の折伏が、広宣流布達成の鉄則となる。これがまた、立派な民主主義のルールにかなった方程式ともいえるのだ。地道にみえる進み方だが、最も堅実である。この一波が二波になり、やがては千波、万波になっていって、初めて、広宣流布が達成されるのだ」
学会の広宣流布運動は、どこまでも一対一の対話です。そこにこそ納得と共感が生まれる。そして大事なことは「よし、自分が対話の波を起こそう」と決意することです。千波、万波になることを確信して、まず自らが波を起こす。この決意で拡大に打って出たい。
9月8日には『ワールド セイキョウ VOL.3』が発刊されます。聖教紙面も日々、充実しています。創価学会公式ホームページでも、新しいコンテンツが続々と発信予定です。さまざまなツールを活用し、対話の大波を起こしたい。内外共に困難の時だからこそ、創価の哲学、創価の励ましが希望の光となることは間違いありません。今こそ自信をもって、対話を広げ、「青年・飛躍の年」の総仕上げを弘教拡大・聖教拡大で飾っていきたい。

◇最重要の任用試験
一、11月6日には教学部任用試験(仏法入門)が行われます。今回の任用試験は、『日蓮大聖人御書全集 新版』が発刊されて初めての教学試験です。約4年ぶりの開催となりますが、その分、受験対象の方も多くいらっしゃいます。この下半期の最重要行事として、一人でも多くの方が挑戦できるよう、共に学び、励ましを送りたい。
小説『新・人間革命』第8巻「布陣」の章には、任用試験が信心の転機となった、奄美の一女性の体験がつづられています。
彼女は、一人娘が学会に入会決意をした際、"娘を変な宗教に取られたら困る。自分がしっかり監視して娘を守ろう"との親心から一緒に入会した。活動に熱心なはずもなかった彼女の転機が、任用試験だった。
当時、鹿児島から毎週、船で20時間もかけて奄美に来てくれる先輩幹部の姿に感動を覚え、さらに教学を学んでいくなかで、宗教に対する認識が完全に覆された。宗教には正邪があり、日蓮仏法には確かな哲理の裏付けがあることを知った彼女は、任用試験に合格すると、勇んで活動を始め、以来、島から島へと妙法の火をともしていった——これが奄美総支部初代婦人部長の体験であります。
時代は違っても、人材育成の方程式は同じです。はじめは、自分のために足を運び、一緒に成長しようとしてくれる、信心の先輩の真心が、友の心を動かしていきます。そして、共に教学研さんを進めていくことで、理解が深まり、確信へと変わり、さらには実践へとつながっていく。
今回の任用試験についても、新入会の方をはじめ、まだ教学部員になっていない方が一人でも多く受験を決意できるよう、誰が誰を励ますかを明確に、声掛けを進めていきたい。
また、「信心の継承」という点でも、任用試験は非常に大切です。大聖人仏法を親子で一緒に学び、学会の歴史や真実の姿を親子で語れる絶好の機会です。
なかには祖父母と孫が一緒に、という場合もあるでしょう。今この時、正しい宗教とは何かを、家族で学び、語れる意義は深い。任用試験で「信心の継承」を進められるよう、青年部・未来部、その家族への励ましも進めてまいりたい。
折伏推進という点からも、任用試験は重要です。
近年、任用試験に合格してから入会する方も増えています。また、会友での受験には至らなかったとしても、「仏法入門を一緒に学んでみませんか」という会話から、また大白蓮華などの教材や教学関連番組に触れることから対話が始まり、折伏につながったというエピソードもあります。
未入会家族、また上半期に大きく交流を広げた友人に、学会理解を促進するためにも、任用試験を通して対話を広げていきたい。
会員・会友ともに一人でも多くの方が受験し、「人材育成の任用試験」「信心継承の任用試験」「折伏推進の任用試験」となるよう、10月2日までの申し込み推進に総力を挙げたい。

◇「世帯増」へ勇躍
一、財務の申し込みが始まりました。
御金言には「たといこうをいたせども、まことならぬことを供養すれば、大悪とはなれども善とならず。たとい、心おろかに、すこしきの物なれども、まことの人に供養すればこう大なり。いかにいわんや、心ざしありて、まことの法を供養せん人々をや」(新2047・全1595)と仰せです。大聖人が最大に賛嘆されているのは、信心から発する「心ざし」「真心」であります。そして重要なことは、「何のための供養」であるかです。
大聖人直結の信心を貫き、その御金言通りに世界広布を進める創価学会を守り支える。その「広宣流布のため」の真心の財務に、大福徳が積まれることは間違いありません。改めて御書を学び、信心を深めながら、最後まで絶対無事故で福徳あふれる財務となるよう、丁寧に進めてまいりたい。

一、戸田先生の言葉に「日蓮大聖人の仏法は、最高の民主主義である。座談会は、その究極の縮図である」とある通り、地道に座談会を重ねながら、皆で語り合い、皆で励まし合い、前進するのが創価の伝統です。毎月の座談会が充実しているか、そして参加者が増えているか。座談会を軸に、「11・18」へ勇躍、前進してまいりたい。
そのためにもリーダー自身が日々、「対話と励まし」を積み重ねられるか。まさに「月々日々につより給え」(新1620・全1190)の実践こそが広布拡大のカギであります。
明年の「11・18」への「世帯増・部員増」と「活動者増」を成し遂げるためにも、この下半期に、折伏と人材育成がどれだけ進むかが、極めて大事な試金石になります。
さあ「青年・飛躍の年」の総仕上げへ、「行学の二道をはげみ候べし」「行学は信心よりおこるべく候。力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」(新1793・全1361)の御金言を今こそ実践し、広布拡大の大波を起こそうではありませんか!