「道理・証文よりも
現証にはすぎず」
地道に信心で挑戦し
積み重ねた体験こそ
仏法勝利の証しだ。
(新1941・全1468)
乙御前御消息 P1220
『是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし其よりも今一重強盛に御志あるべし、其の時は弥弥十羅刹女の御まほりもつよかるべしとおぼすべし』
【通解】
これは、あなたのために言うのです。あなたの前々からのお志の深さについては、言い尽くせません。しかし、それよりもなおいっそう、強盛に信心をしていきなさい。その時は、いよいよ、(諸天善神である)十羅刹女の守りも強くなると思いなさい。
名字の言 創立100周年まで、あと何日? 2022年8月26日
高校時代に駅伝選手だった友から聞いた話。走っている時は、最終盤まで中継地点が見えない。そこで"あの橋までペースを落とさないぞ""次はあの建物を目指して"と、先に見える建造物などを目標に、自身を奮い立たせたという▼かつて、学会は「2001年5月3日」を大いなる目標として広布にまい進した。そして、"その日"の目前に開催された集いで池田先生は"心新たに学会創立100周年へ前進しよう"と呼び掛けた▼9月1日から創立100周年を刻む2030年11月18日まで、あと「3000日」。100年という時間の長さを"箱根駅伝"に例えるなら、私たちは今、最終10区の走者として力走している▼想像してみよう。肩にかけたタスキには、広布に生き抜いた草創以来の先輩方の汗と涙が染み込んでいる。心には、苦楽を共にする多くの同志の声援が響く——そうした皆の思いを抱き、ゴールを目指す▼池田先生は語っている。「創立100周年へ、私たちは一人一人が、まだまだ秘められた地涌の菩薩の勇気を、智慧を、底力を思う存分に発揮して、『この世で果たさん使命』を成就してまいりたい」と。まずは広宣流布大誓堂完成10周年の明年11月を目指して加速しよう。
寸鉄 2022年8月26日
創価学会の座談会は人々が結び合う真の共同体—ドブラーレ博士。皆が主役の集いに
北陸の日。"希望の光源"たる人間主義のスクラム さあ励まし対話の大波を
未入会のご家族・親戚を大切に。身近な支えに心から感謝。誠実な振舞で
バイク事故死39%が胸・腹に致命傷。「胸部プロテクター」着用を—警視庁
睡眠中の熱中症に注意。就寝前に水分等を補給。室内を涼しく保つ工夫も
☆御書と未来へ 第33回 一家和楽の明るい行進曲を
〈御文〉
妙荘厳王と申せし王は、悪王なりしかども、御太子、浄蔵・浄眼の導かせ給いしかば、父母二人共に法華経を御信用有って、仏にならせ給いしぞかし。これもさにてや候らん。あやしく覚え候。〈浄蔵浄眼御消息、新2008・全1397〉
〈通解〉
妙荘厳王という王は悪王であったが、その太子の浄蔵・浄眼の二人が王を仏道に導かれたので、両親は共に法華経を信じ、ついには成仏されたのです。あなた方(松野殿夫妻)のことも、これと同じではなかろうかと、不思議に思っています。
〈池田先生が贈る指針〉
一家和楽の信心とは、法華経直伝の指針である。千差万別の家庭が、それぞれ妙法の功徳に荘厳され、必ず永遠の幸の軌道を進みゆける。
皆、深き宿縁で結ばれた家族だ。信仰の次元で争うことはない。何があっても題目の陽光で明るく大らかに照らすのだ。わが家から希望の行進曲を、地域へ社会へ響かせよう!
☆慈折広布を前へ、前へ 原田会長を中心に各部代表者会議 2022年8月23日
第19回各部代表者会議が22日、原田会長を中心に、東京・信濃町の広宣会館(学会本部別館内)で行われた。
池田先生はメッセージを贈り、冒頭、猛暑や大雨の中、全国の墓地公園・納骨堂や研修道場等の運営に当たった同志らの真心の献身に感謝。常盆・常彼岸の意義から、亡くなられた功労の全同志、またご家族に毎日、追善の題目を送らせていただいていると述べた。
次いで、1950年(昭和25年)の8月22日、戸田城聖先生を囲んで職場の全体会議が行われ、事業の停止が決定した苦境の淵にあって、先生が「本当の戦いはこれからだ」と宣言したことを述懐。その恩師の心に応え、若き池田先生がこの日の日記に記した「再び、次の建設に、先生と共に進む。唯これだけだ。前へ、前へ、永遠に前へ」との一念を、不二の弟子である君たちに託したいと語った。
さらに、日蓮大聖人の御志に直結する聖教新聞の創刊を戸田先生と構想したのが、この2日後の8月24日であったことに言及。御聖訓「一切の諸人、これを見聞し、志有らん人々は、互いにこれを語れ」(新1303・全967)を拝読しつつ、「聖教新聞を一段と高らかに掲げ、地涌の若人を呼び出す慈折広宣流布を、団結固く、前へ、前へ、勝ち進めていこう!」「皆、師子奮迅の大生命力で!」と呼び掛け、メッセージを結んだ。
原田会長は、8月24日で池田先生の入信75周年を迎えることに触れ、先生が青年時代の師弟の誓いのままに戦い抜かれたからこそ、今日の学会の世界的発展はあると強調。
弟子の私たちは師の闘争に連なり、生涯、「青年の心」で進み、まずは目の前の座談会の成功から、勢いよく下半期を出発しようと望んだ。
さらに、9月8日が戸田先生の「原水爆禁止宣言」発表から65周年であることに言及。「一閻浮提うちみだすならば、『閻浮提内、広令流布(閻浮提の内に、広く流布せしむ)』は、よも疑い候わじ」(新1969・全1467)を拝しつつ、日本社会と世界に不信と対立が渦巻く今こそ、平和と核兵器廃絶を実現し、広宣流布を進める「時」と捉え、人間主義の連帯を広げていこうと訴えた。
また長谷川理事長、谷川主任副会長、川原男子部大学校事務局長があいさつした。