寒気の接近に伴う
気温・天候の急変に警戒!
体調を崩さぬよう
事前の備えを万全に。
健康勝利の日々を!
四条金吾殿御返事 P1192
『これにつけてもいよいよ強盛に大信力をいだし給へ、我が運命つきて諸天守護なしとうらむる事あるべからず』
【通解】
これにつけても、いよいよ妙法に対する強盛なる大信力を出していきなさい。自分の福運が尽きてしまったのに、諸天善神の守護がないといって恨むようなことがあってはいけない。
名字の言 ナンダ博士が両親から学んだ謙虚さと寛容の精神 2021年11月27日
米国・デンバー大学のナンダ博士は子どもの頃、インド独立に端を発した宗教戦争を経験した。命の危険の中、何日も歩き続けた。対立や分断の惨劇を知るからこそ、謙虚さと寛容の精神の尊さを、学生たちに訴え続けた▼博士は苦難に屈しない心を両親に学んだ。戦渦の中でも、父は声を荒らげて叱ることはなく、母は"どんな人にも必ず良いところがある。私たちにそれが見えないだけ"と諭した▼14歳の時、妹の病死を機に母と入会した沖縄の壮年がいる。沖縄戦を生き、宿命と戦う母の背中に信心を学んだ。1974年に来島した池田先生の"苦難に挑む人生を"との励ましを胸に創価大学へ。教師として帰郷した後、幾多の試練が訪れる▼生まれた長男には視覚障がいがあり、心臓病の幼い次男は他界。不登校を乗り越えた長女が関西創価高校に進んだ後、妻が病で急逝した。試練に遭うたび、師との誓いを思い返しては、教育現場で奮闘を重ねた。自らの心臓の病も克服し、校長職を全う。使命に生きる父の姿に、全盲の長男は自他共の幸福に尽くす生き方を継ぎ、長女は教師の道へ進んだ▼創価教育の原点は「子どもの幸福」。その実現は、子を100%信じ、共に試練へ向かう大人の挑戦にある。
寸鉄 2021年11月27日
まず自分自身が変わる事だ—戸田先生。広宣流布は幹部率先の挑戦から!
各地で11・18記念表彰。"創価家族"の尊き献身に大拍手!共に次なる峰へ
「私は常に仕事をする」英雄。青年とは"行動者"の異名なり。今日も一歩
妊婦の3人に1人が鬱の疑いと。周囲の理解と心配りが重要。支え合いを
咳止等の大量摂取で依存症の若者増と。麻薬に似た成分含む物も。要注意
〈社説〉 2021・11・27 あす「魂の独立」から30年
◇権威の鉄鎖断ち世界宗教に
あす28日は、創価学会が日蓮正宗(日顕宗)と決別した「魂の独立」から30年の節目である。
1991年11月28日、学会は、宗門からの「破門」通告を退け、人間を隷属させる時代錯誤の"権威の宗教"の鉄鎖を断ち切った。そして、迫害をも飛躍のばねとし、破竹の勢いで発展を遂げた。当時115カ国・地域だった妙法の連帯は、今や192カ国・地域へと拡大。「新しき人間主義の哲理」を確立し、仏教史に刻まれる未曽有の世界広布新時代を迎えた。
対照的に、仏意仏勅の学会を陥れ、創価の師弟の分断を画策した宗門は、没落の一途。全国に600ある末寺のうち約3割が、本山の援助なしでは成り立たない困窮寺へと転落。宗門の将来を悲観し、還俗、隠居する坊主も後を絶たない。まさに、「終にほろびざるは候はず」(御書1190ページ)の哀れな末路をたどっている。
日蓮大聖人の平等大慧の大仏法を否定し、"法主に信伏随従しなければ罪障消滅できない"などと、いまだに、御書にない邪義で信者を抑圧する宗門に、未来はない。
経文には、「当起遠迎当如敬仏」と説かれている。大聖人は、広宣流布に励む信徒を、仏を敬うがごとく大切にすることが「最上第一の相伝」(同781ページ)であると御教示されている。
目の前の一人と同苦し、共に祈り、語り、宿命転換の歓喜を分かち合う。その幸福勝利の一波を千波万波と地域へ、社会へ、世界へと広げていく。これが学会の一貫して崩れざる広布の方程式であった。
そして、コロナ禍が、いまだ世界を覆う中、学会は、日蓮仏法の生命尊厳の理念を基調とした平和・文化・教育の運動を広げ、ますます果敢に、人類的諸課題の解決に挑んでいく。
デニス・ジラ博士(パリ・カトリック大学「宗教科学神学研究所」元副所長)は、「日蓮仏法は、地球規模の危機にある社会を照らす、希望の哲学」と語っている。世界市民の連帯が、より一層、希求される今、世界宗教へと飛躍した学会の使命は大きい。
大聖人は、「軍やむ事なし」(同502ページ)と仰せである。正義の大連帯を構築することは、悪の根を絶つ最善の方策ともいえよう。
権威に固執し、広布の使命を忘失した宗門を悠然と見下ろしながら、今日も、勇気の語らいで、広布の新たな歴史を開きゆこう。
☆御書に学ぶ御供養の精神
◇門下の尊い真心を最大に賛嘆
"師匠に喜んでいただきたい"——日蓮大聖人のもとには日頃、門下から白米や大根、串柿などの食べ物をはじめ、酢筒・油筒や紙、帷(単衣の着物)など、さまざまな御供養が届けられました。ここでは、そうした門下の真心を賛嘆する大聖人の御聖訓を拝して、御供養の精神を学びます。
◇小説「新・人間革命」第4巻「凱旋」の章から
——山本伸一が、日蓮大聖人から南条時光に与えられた「上野殿御返事」(御書1574ページ)を拝し、御供養の意義を思索します。
当時、時光は、熱原の法難によって、夫役の人手などを過重に負担させられ、経済的に苦境に立たされていた。自分が乗る馬も、妻子が着るべき着物もないなかで、身延で冬を過ごされる大聖人の身の上を案じて、鵞目(銭)一貫文を供養したことに対する御手紙である。
諸御抄に記された時光の供養の品々を見ると、多くは食べ物である。しかし、この時、銭を送っているのは、大聖人に供養する物が、もはや、何もなくなってしまったからではないだろうか。おそらく、いざという時のために取っておいた銭を、供養したのであろう。大聖人は、その真心を尊び、絶讃されたのである。
時光の身なりは貧しくとも、その心は気高く、金色の光を放っている。供養の根本は、どこまでも信心の志にある。
◇御文
『凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なり』(白米一俵御書、御書1596ページ)
◇通解
凡夫は「志」という文字を心得て仏になるのである。
◇広布への志が根本
「白米一俵御書」は、信徒が日蓮大聖人のもとに、白米をはじめとする真心の御供養をお届けしたことに対してのお手紙です。
本抄で大聖人は、命こそ「第一の財」であり、いにしえの聖人や賢人は、その命を仏にささげることで成仏したと述べられます。
さらに、鬼神にわが身をささげて仏法を習った雪山童子などの例を挙げた上で、"命をつなぐ食べ物を供養した功徳は、これらの聖人・賢人が仏法のために命をささげた功徳にも劣らない"と、たたえられました。末法の凡夫にとっては、命をささげるような思いで御供養する「志」にこそ、無量の福徳が輝くことを教えられているのです。
ほかにも、御書の冒頭に御供養の品々を挙げて、それらをお届けした門下の志を称賛された御聖訓も数多くあります。
「白小袖一・薄墨染衣一・同色の袈裟一帖・鵞目一貫文給び候、今に始めざる御志言を以て宣べがたし」(御書987ページ)
「八木二俵送り給び候い畢んぬ、度度の御志申し尽し難く候」(同1547ページ)
御供養の品の一つ一つに込められた、"何としても師匠を支えたい"という弟子の真心をくみ取り、最大に賛嘆された大聖人。
御供養の根本精神は、どこまでも広布を願う純真な志にあることを、深く確信していきましょう。
☆桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進 第16回 創価の創立記念日
本年は、「桂冠詩人」の称号が池田先生に贈られてから40周年。連載企画「勇気の舞 凱歌の行進」では、先生がつづった長編詩を紹介します。第16回は、創価学会創立記念日に詠んだ「創立の十一月十八日を讃う」(2003年)です。
◇勝利と栄光の11月18日 万歳!
我らの
十一月十八日!
晴天であった。
日本晴れであった。
日本中の友が
天を見上げた。
世界中の同志が
妙法を唱えた。
十一月十八日!
この日は
我らの
決意の誕生日!
世界平和を誓い
祈りゆく
わが創価の
創立の日である。
我らの胸に
抱いているものは
名誉心でもなく
ただひたすらに
広宣流布!
我らには
大げさな話も必要ない。
人々から
いかなる非難を受けても
動揺しない。
胸の奥底には
強い深い
決心があるからだ。
我らは
荒れ狂う暴風雨にも
負けなかった。
我らは
あの凄まじき大豪雨にも
怯まなかった。
我らの前途には
常に大難を乗り越える
壮大な勝利の
輝く太陽が待っている。
我らの永遠の道は
英雄の道であり
師子の道であり
勝利の道である。
◆◇◆
我々には
常に豊かな
活気に満ちた前途が
待っている。
つまらぬ悪評など
眼中におかない。
法華経の安楽行品には
「智者は是の如く
善く其の心を修せば
能く安楽に住する……
其の人の功徳は
千万億劫に
算数譬喩もて 説くとも
尽くすこと能わじ」と。
我々同志の交わりは
いよいよ強く深く
天上のごとく広々と
調和していくばかりだ。
◆◇◆
法華経二十八品の
結びである普賢品には
濁悪の世に
広宣流布しゆく
わが尊極の同志を讃えて
こう記されている。
「願う所は
虚しからじ。
亦た現世に於いて
其の福報を得ん」
「若し是の経典を
受持せん者を見ば
当に起って
遠く迎うべきこと
当に仏を
敬うが如くすべし」
◆◇◆
我らの創立の精神は
世界の平和のためにある。
世界の人類の
連帯のためにある。
そして
晴れ晴れとした
人間主義の勝利である。
十一月十八日は
仏意仏勅の
創価の誕生日!
我らの
十一月十八日、万歳!
勝利と栄光の
十一月十八日、万歳!
親愛なる尊き同志の
十一月十八日、万歳!