2021年11月26日金曜日

2021.11.26 わが友に贈る

会合を支える役員や
会場提供者に感謝!
皆様ありて学会は
希望と幸福の安全地帯。
陰の労苦に福徳は燦然!

種種御振舞御書 P911
『わづかの小島のぬしらがをどさんををぢては閻魔王のせめをばいかんがすべき、仏の御使となのりながらをくせんは無下の人人なり』

【通解】
わずかばかりの小島である日本の国の主(執権)等がおどすのを恐れているようでは、退転して地獄に堕ちたときに閻魔王に責められたならばいったいどうするのですか。仏の御使いと名乗っておきながら、今さら臆病になったら、それはもっともいやしい人々です。

名字の言 逆境を力に変えた母娘のドラマ 2021年11月26日
空港の展望デッキで若い父子を見掛けた。聞こえてくる会話から、少年は北海道へ帰る祖母を見送りに来たらしい。滑走路から同じ方向へ離陸していく全ての機体に手を振る少年が父に聞いた。「全部、北海道に行くの?」▼飛行機は風上に向かって滑走し、翼が風を受けて生じる揚力で空高く舞い上がる。だから、飛び立つ方向と目的地の方角は、必ずしも一致しない。そう思うと、"逆風に向かって進め!"という逆境と戦う人へのエールにも感じられる▼ある女性部員は病の影響で右半身にまひが残ってしまい、元気をなくしていた。ある日、娘が言った。「お母さん、一緒に教学試験に挑戦しようよ」。母は奮起し、"病魔に負けるものか"と受験を決意した▼「南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや」(御書1124ページ)——"その通りだ!"。御聖訓を学ぶほどに母は生命力を湧かせていった。試験当日、つえを突いて会場入りし、震える手で解答を書き続けた。結果、母娘で合格。信心が強くある限り、人生は勝利できるとの確信もつかんだ▼今はこの一年の総仕上げをするとともに、明「青年・飛躍の年」への助走に弾みをつける時期。さらなる境涯の高みを目指そう。

寸鉄 2021年11月26日
会長の人間主義を明快な形で未来へ伝えるべき—博士。われら弟子の責務
山口女性の日。皆が新たな共戦譜綴る主役!桜梅桃李の連帯で励まし拡大
仏法はすべて証拠主義—恩師。青年よ断じて勝利の歴史を!後継の証刻め
自転車事故多し。携帯操作・イヤホン使用などは厳禁。車両の緊張感持ち
石油給湯器の経年劣化に注意。油漏れ等で火災の因に。確実に法定点検を

☆御書の旭光を 第62回 「創立の月」から新たな飛翔
〈御文〉
『釈尊御入滅の後二千余年が間に如説修行の行者は釈尊・天台・伝教の三人は・さてをき候ぬ、末法に入っては日蓮並びに弟子檀那等是なり』(如説修行抄、504ページ)

〈通解〉
釈尊滅後の二千余年の間で、如説修行の行者は、釈尊・天台大師・伝教大師の三人はさておいて、末法に入ってからは日蓮ならびにその弟子檀那だけである。

〈池田先生が贈る指針〉
日蓮大聖人の直系として、学会は「説の如く修行」を貫いてきた。
三類の強敵の迫害を勝ち越えて、正法正義を全世界に流布したのだ。釈尊・天台・伝教の喝采もいかばかりか。
大仏法の正統は創価にあり。異体同心の我らの本流に行き詰まりはない。創立の師父の志を漲らせ、天下万民の幸と安穏へ、いやまし前進を!

☆県長・県女性部長会での原田会長の指導
◇さあ! 11・18から「青年・飛躍の年」へ 対話と励ましで「広布を拡大」「人材を拡大」
一、改めまして、10月31日に行われた衆院選で、公明党は公示前から3議席増の32議席という大勝利を収めることができました。
全方面・全同志の大奮闘に、心から厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました!
9小選挙区完勝、比例区も前回から13万票以上を増やして711万4282票。この勝利の結果があってこそ、公明党が訴えた政策が、実現に向けて着々と前進しております。
公明党の全議員には、支持者の血のにじむような大奮闘を片時も忘れず、衆望に応える戦いに全力で取り組んでもらいたい。
自公間の連立政権合意に「国民の声を聞き、謙虚な姿勢で真摯な政権運営に努め」と明記されたように、国民の声により耳を傾け、より発信力を高めて、庶民のためのさらなる政策実現をと、切に願うものであります。

◇歴史に刻む創立日
一、本日の県長・県女性部長会から、次なる戦いへの前進を開始したい。
明2022年のテーマは「青年・飛躍の年」と決まりました。一人一人が青年の心で飛躍する。全地区が青年を育み飛躍する。この決意で、明年も連続勝利の飛躍の歴史を開いてまいりたい。
「11・18」を記念して、学会史に刻まれる重要な出来事が3点あります。
1点目に『日蓮大聖人御書全集 新版』の発刊、2点目に「創価学会社会憲章」の制定、3点目に「女性部」の新出発です。
まず池田先生にご監修いただき、序文まで頂戴した御書新版が発刊されました。大聖人御聖誕800年のこの秋、新版の御書全集が完成した意義は、甚深であります。
池田先生がご指導されたように、御書のままに戦い、御書のままに団結し、御書のままに「仏法即社会」「仏法勝負」の大果報を全世界に示し切っていこうではありませんか。
「御書根本」こそ、三代会長が貫かれてきた学会の永遠の指針です。そして一人一人の信心の飛躍台は、教学研さんにあります。私たちは「賢者はよろこび愚者は退く」の御金言通り、広布への前進を貫いてまいりたい。
御書新版では、これまでより文字が大きく、改行や句読点も増え、現代仮名遣いが用いられるなど、青年世代をはじめ、現代の人々が読みやすくなるよう工夫されています。
また、一回り小さく、持ち運びに便利な「分冊」も、御書新版と同時刊行される第1巻から順次、全4巻が発刊されます。
その内容も、池上兄弟の弟・宗長に宛てた新たな御抄や、安房の女性門下「出雲尼」へのお手紙など、今の御書全集発刊後に発見・公開された御書32編が新たに収録されます。
一方で、各人が長きにわたり読み親しんできた御書を今後も使っていただけるよう、「大白蓮華」明年1月号や聖教新聞には、新版とこれまでの御書全集の「ページ対照表」も掲載する予定です。
学会がさらなる飛躍を期すために、これまで以上に日々、御書を拝し、心肝に染めながら、皆で「実践の教学」に挑戦したい。

一、2点目に、「創価学会社会憲章」の制定について申し上げます。
1995年11月、「SGI憲章」が採択されました。SGIの理念と行動規範が明文化され、それを実践に移すことによって、平和の連帯は着実に築かれてきました。
一方で、同憲章の採択から四半世紀が経過する中、社会は大きく変化し、価値観も多様化し、新たな課題も生まれています。
さらに2017年の「創価学会会憲」制定により、世界教団としての宗教的独自性を明確にして、新たな前進を開始しました。
こうした状況を鑑みて、世界の平和と文化の向上を目指す世界教団・創価学会として、改めて社会における自らの存在意義、活動理念、行動規範を明示すべく、このたび「SGI憲章」を改定し、「創価学会社会憲章」を制定することになりました。
私たちは、創価学会の一員であることに一層の誇りと責任感をもち、この憲章の理念を、それぞれの場所で実践しながら、草の根の社会貢献活動を進めていきたいと思います。

一、3点目に、創立記念日をもって、女子部も含めて女性部となり、新たに出発することになります。女性部・女子部の皆さん、大変におめでとうございます!(拍手)
09年6月4日、池田先生が初訪問され、魂魄をとどめてくださった「創価女子会館」は、女性部の会館として、このたび名称を新たに「創価池田華陽会館」とすることが決定しました(拍手)。
改めての確認となりますが、今回の女性部結成の眼目は、これまで以上に「一人一人が力を発揮できる」体制をつくること、そして、同世代で触発し合い、また、幅広い世代が協力して励まし合いながら、「新しい人材」を増やしていくことにあります。
20代までの池田華陽会、30代・40代のヤング白ゆり世代への励ましに力を注ぎ、新しい人材をどんどん伸ばしていきたい。

◇「3・16」目指し
一、本年の、創立100周年への初陣の大勝利を飛躍台として、明年は学会がさらに大きく発展する年としたい。
学会の大いなる飛躍のために、3・16「広宣流布記念の日」を目指して、三つを柱に、活動に取り組んでまいります。
第1は「青年を先頭に、着実な折伏・弘教」です。明年は「二月闘争」70周年、先生とトインビー博士との対談開始50周年。師の戦いを範として、一人一人が"10人の本当の友人づくり"を目指し、本年、大きく広げた人脈をより大切に、学会への理解と共感を広げる対話に挑戦したい。
年末年始友好期間は、「ふるさと交流期間」とします。最近は帰省もままならず、なかなか直接会えない状況も続きましたので、年末年始を有意義に活用して、親戚との交流などにも力を入れていきたい。
また来月には、創価学会の公式ウェブサイト「SOKAnet」が全面的にリニューアルします。
1月には、昨年好評を博した『ワールド セイキョウ』の第2弾も発刊予定です。これらも大いに活用して、学会理解を着実に広げていきたいと思います。
第2は「聖教新聞の拡大」です。皆さんも実感されている通り、コロナ禍の中で、聖教新聞こそが学会精神を深め、励ましを広げる最大の糧となりました。紙面の刷新も目覚ましく、さらに「聖教電子版」の内容も充実しています。
好評を博している「セイキョウ ギフト」の紙面も、毎月、原則第1日曜日の中面で継続します。聖教拡大に挑戦する人を増やしながら、「新規購読」「長期購読」を積極的に進めていきたいと思います。
第3は「訪問・激励、個人指導の強化」です。大切なことは、「幅広い世代の協力」であり、「正役職と副役職の協力」であります。団結強き"総合力"で前進したい。
「一人ひとりを心から大切にし、親身になって、地道な対話と激励を重ねていく」ことが、新しい飛躍の要諦であるとの指針を生命に刻み、全リーダーが「訪問・激励」「個人指導」に総力を挙げて、新しい人材の発掘・育成に取り組んでいきたい。

一、今月末からは、財務納金が始まります。コロナ禍で社会的にも、経済的にも大きな影響がある中、広布部員の皆さまの赤誠に深く感謝いたします。その福徳が燦然と輝くことは間違いありません。絶対無事故で、功徳あふれる財務となるよう、真剣に祈ってまいります。改めて詐欺や事故などには十分、注意したいと思います。
なお、感染状況は落ち着いてきてはいるものの、皆で集まっての勤行・唱題は行わないという原則を踏まえて、明年の新年勤行会は各家庭で行うこととし、会館での新年勤行会は行いません。「大白蓮華」明年1月号に「記念カード」を掲載します。

一、本年11月は「魂の独立」から30周年。創価学会は池田先生との師弟共戦で障魔を乗り越え、世界宗教へと飛躍しました。「11・18」から、池田先生と呼吸を合わせ、「青年・飛躍の年」への前進を開始してまいりたい。
本日も、若き新リーダーが数多く誕生しました。各組織にあっても、「青年・飛躍」の名の通り、特に青年層の拡大と人材育成に力を入れていきたい。
そして、本部幹部会を師弟勝利のリズムとして、皆が青年の息吹で、大いなる飛躍を遂げていこうではありませんか!