"広宣流布の突破口を
私が開いてみせる!"
そう誓いを立てた時に
「仏の力」は湧き出る。
率先垂範の大前進を!
南条殿御返事 P1578
『法妙なるが故に人貴し人貴きが故に所尊しと申すは是なり』
【通解】
法が妙であるがゆえに、その法を持った人は貴い。人が貴いがゆえに、その人がいる所も尊い。
名字の言 失明した友と弘教に歩いた思い出 2021年8月31日
東京パラリンピックの開幕から1週間。困難に負けず、大舞台で躍動する選手を見ると胸が熱くなる▼目の不自由なマラソンランナーと共に走る伴走者を経験した人が語っていた。「選手を助けようと始めた伴走ですが、思い違いでした」。障がいに屈せず、必死に練習する情熱、執念、ひたむきさ……。そばで走り、どれほど勇気づけられたか。「私の方が助けられました」▼以前、目の病で失明した友と弘教に歩いた。サングラスに白杖を突く友。反対の手を肩にのせ、彼の知人宅へ。いざ仏法対話を始めると、学会嫌いだった相手から「自分の病気を治してから来いよ」と言われた▼帰り道、気落ちしていないか心配で励まそうとすると、逆に励まされた。「おかげで腹が決まった。あの人を感動させる実証を示すから!」。その言葉通り、後にあん摩マッサージ指圧師として自立した彼の活躍に感動し、先の知人も「人生を勝ちたい」と入会した。あの痛烈な批判さえ成長の糧にした友の姿を思い出すと、力が湧く▼強い立場の人だから弱い立場の人を支えられるのではない。苦難のただ中にある人が負けずに戦う姿こそ人を勇気づける。励まし励まされながら前進する人間の絆ほど尊いものはない。
寸鉄 2021年8月31日
御書「猛者の進んで大陣を破る」。青年よ勇気と智慧で拡大の先頭を走れ
学生部の日。存分に学び語れ。それが君達の特権。新時代のリーダーよ堂々
勇敢とは危機において挫けない事—哲人。今すべき事に全力!師子ならば
冷房下の部屋も2時間に1回程度換気を—専門家場などでも強力に対策
若い女性の「やせすぎ」が深刻と。バランスのよい食が健康の基本。聡明に
☆四季の励まし 幸福の地図を朗らかに 2021年8月29日
◇池田先生の言葉
人間は、対話の中でこそ、
真の人間に成長する。
対話とは、
相手から学ぶことである。
そこには
相手への尊敬がある。
相手から学べば、
自分も豊かになる。
だから豊かな対話には
喜びがある。幸福がある。
平和がある。
対話それ自体が、
人間の勝利の証しなのだ。
人間として
爽やかな好感を
広げていくことだ。
そこから、対話がはずみ、
友情が生まれ、
仏縁が結ばれる。
御本尊に
「皆と仲良くできる自分、
信頼される自分に
成長させてください」と
祈るのだ。
困難であればあるほど、
舞を舞うごとく、
喜び勇んで進むのだ。
民衆のために——
この一点を
忘れてはならない。
人に尽くす人こそが
真実の王者だ。
広宣流布のために、
動いた分、走った分、
語った分、
真の友情の道が開ける。
自他共の
幸福の地図が広がる。
これ以上、充実した、
悔いなき歴史はない。
向かい風であっても、
泥沼であっても、
友と手を携え、前へ前へ
進み抜いていけば、
崩れざる「異体同心」の
スクラムができあがる。
対話には納得がある。
信頼がある。知恵がある。
生き生きとした対話は、
民主主義の基盤である。
対話で民衆を励まし、
民衆の心と心を結べ!
これが、
広宣流布の不変の軌道だ。
皆が力を出し切ろう!
胸を張り、声も惜しまず、
わが信念を語ろう!
朗らかに伸び伸びと、
笑みを湛えて、
友情を結ぼう!
【写真説明】白、ピンク、赤——。色鮮やかに咲き誇るコスモスの花が、秋の訪れを告げる。池田大作先生が昨年9月、都内で撮影した。
コスモスは、可憐で繊細な姿からは想像できないほど、力強い生命力を秘めている。風や雨で倒されても、茎の途中から根を出し、たくましく起き上がる。
御書には「地にたうれたる人は・かへりて地よりをく」(1586ページ)と。試練や逆境に打ち勝つ強靱な生命力を、わが胸中に湧き出していけるのが信心である。
さあ、心を結ぶ語らいの秋へ! 希望の哲学を朗らかに語り抜き、わが地域から友情の花、信頼の花を爛漫と咲かせよう。