悩みや不安の声に
耳を傾け励ましていく。
"私は一人じゃない"と
皆が思えるつながりを
わが地域に広げゆこう!
兄弟抄 P1084
『がうじやうにはがみをしてたゆむ心なかれ、例せば日蓮が平左衛門の尉がもとにてうちふるまいいゐしがごとくすこしもをづる心なかれ』
【通解】
信心強盛に歯をくいしばって難に耐え、たゆむ心があってはならない。例えば、日蓮が平左衛門尉の所で、堂々と振る舞い、言い切ったように、少しも恐れる心があってはならない。
名字の言 モモを生産する農漁光部の友の挑戦 2021年8月25日
厳しい残暑が続く中、農漁光部の友から爽やかな便りをいただいた。岡山県でモモとブドウを生産する壮年から▼天候不順は農家の悩みの種。県特産の清水白桃は今年、開花時期の春に霜が降りたことで大きな被害となった。霜によって花が枯死したため、実がならずに収穫量が軒並み激減。例年の3分の1以下の地域をはじめ、不作となった産地が少なくなかった▼壮年の場合、天候不順が農産物へ及ぼす最悪の状況を想定し、近年、生育に伴う作業工程を徹底的に見直してきた。いわゆる危機管理である。さらに、新商品の販売や販路の工夫などを積極的に行い、利益率が上がる経営体制を確立。その結果、例年通りの収穫量を確保し、過去最高に迫る売り上げとなった▼「何事もそうですが、自分の行動で一切が決まります。『勝利からの逆算』で、ピンチを成長のチャンスと捉え、勝利のために一つ一つ、手を打ってきたことが功を奏しました。青年部時代の訓練が全て生きています」と壮年▼厳しい試練に見舞われるたびに「自分が成長する好機だ!」と、喜び勇んで立ち向かう。これが学会精神である。モモは古来、魔を寄せ付けないと信じられてきたことから「天下無敵」という花言葉を持つ。
寸鉄 2021年8月25日
御書「但偏に国の為法の為人の為」。何があろうと志固く。立正安国へ一筋
目的なき行動は暗中模索—牧口先生。皆で目標を明確に!祈りを具体的に
まず足元から努力せよ—韓国詩人。今ここで友情拡大!それが広布の礎と
人に尽くす行為は心身を健康に—研究。学会活動に長寿の道。多宝会は鑑
マスク生活で水分補給量足りぬ人は9割。意識し小まめに。熱中症対策を
〈社説〉 2021・8・25 改正プロバイダー責任制限法
◇SNSで人を傷つけないために
「あなたはこのメダルに値しない」「審判を取り込んだ」——東京五輪の出場選手に対するSNSでの誹謗中傷が問題となったが、昨今、インターネット上の人権侵害は深刻化している。
総務省が運営する「違法・有害情報相談センター」が、2019年度に受け付けたネット上の名誉毀損などに関する相談件数は約5200件に上り、事業が始まった10年度の約4倍に増加した。
また、昨年5月に女子プロレスラーがSNSでの誹謗中傷に苦しみ、亡くなった事件も記憶に新しい。
こうした、ネット上で匿名の投稿者から誹謗中傷による人権侵害を受けた被害者を迅速に救済するため、本年4月、新たな裁判手続きを創設する「改正プロバイダー責任制限法」が成立。来年秋ごろまでに施行する予定となっている。
現行法で投稿者を特定するには、SNSなどの事業者と、投稿者が使ったネット接続事業者(プロバイダー)のそれぞれに裁判の手続きが必要。そのため1年半以上の時間がかかることもあり、弁護士費用なども負担となっていた。
しかし改正後は、投稿者の特定を一つの手続きで行うことを可能にする「新たな裁判手続」が創設。時間・費用・労力の面で被害者の負担が軽減されることが期待される。
法整備が抑止につながることを願う一方、根本的には、利用者一人一人の意識変革が必要であろう。
ネットでは自分の顔が見えないために、軽い気持ちで発言しがちだ。
自身も誹謗中傷を受けた女優の春名風花さんは本紙で、「文字は話し言葉と違って、温度がなく、時には刃となって受け手の心を鋭く突き刺します」と心境を語っていた。
そして発信する際は、「"画面の向こうに相手がいる""自分の発言で深く傷つく人がいるかもしれない"という意識を持ってほしい」と強く訴えている。
SNSは本来、人を幸せにするべきもの——ある被害者家族が語っていた言葉だ。
東京五輪では、結果を残せなかった選手の投稿に、温かな励ましの投稿も寄せられていた。
ある選手はそれに対し、「結果も大事だけど、幸せを感じられるのは結果だけではない」と感謝の投稿をしていた。
一人一人が他者を想像し、尊重する心を持ってこそ、SNSは人を幸せにするツールになる。
☆桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進 第2回 関東
本年は、「桂冠詩人」の称号が池田先生に贈られてから40周年。連載企画「勇気の舞 凱歌の行進」では、先生がつづった長編詩を紹介します。第2回は、関東の同志に詠んだ「正義の陣列は連戦連勝たれ!」(2007年)です。
◇不屈の敢闘精神よ輝け
蓮祖は
全人類を照らしゆく
民衆仏法の太陽を
ここ関東から
輝かせてくださったのだ。
だからこそ
本末究竟して等しく
関東の我らの勝利が
一閻浮提
そして尽未来際へ
全民衆の勝利を
決定づけていくことを
誇りも高く銘記し合いたい。
ともあれ
関八州を制する者は
天下を制する。
これは日本史の
確固たる方程式である。
ゆえに我らは
ここ大関東で
真剣勝負に挑むのだ!
ここ大関東で
完勝の旗を振るのだ!
◆◇◆
おお
師弟の埼玉よ!
旭日の千葉よ!
常勝の茨城よ!
人材の群馬よ!
攻勢の栃木よ!
威風も堂々たる
"五大州"の連合たる
我らの大関東は
太陽の如く一丸となって
どこよりも鮮烈に
必勝の大光を放ちゆくのだ!
◆◇◆
我らは
いかなる苦難も恐れない。
いかなる戦闘も惜しまない。
広宣流布のために
労多きことを
今生の無上の名誉として
朗らかに
今日も明日も戦う!
この勇猛なる精進こそ
大関東精神だ。
我らの不撓不屈の
輝く敢闘精神だ。
◆◇◆
君たちよ!
あなたたちよ!
永遠不滅なる
勝利の人生のため
栄光の生命のために
今日も
私と共に
戦ってくれ給え!
そして
私と共に
師子奮迅の力で
金剛不壊の大功徳の生命を
創り飾ってくれ給え!