台風に伴う強雨や災害
通過後の急な気温上昇に
十分な注意を!
常に最新の情報を確認し
どうか安全第一で!
四条金吾殿女房御返事 P1135
『一切の人はにくまばにくめ、釈迦仏多宝仏十方の諸仏乃至梵王帝釈日月等にだにもふびんとをもはれまいらせなばなにかくるしかるべき、法華経にだにもほめられたてまつりなばなにかくるしかるべき』
【通解】
一切の人が憎むならば憎めばよい。釈迦仏・多宝仏・十方の諸仏をはじめとして、梵天・帝釈・日天・月天等にさえ、いとおしく思っていただけるならば、何が苦しいことがあるでしょうか。法華経にさえ、ほめていただけるならば、何が苦しいことがあるでしょうか。
名字の言 東京五輪で選手たちが口々に発した言葉 2021年8月8日
東京オリンピックが、きょう閉幕を迎える。白熱の展開の数々に、普段はスポーツを見る機会が少ない人も、テレビの前にくぎ付けになったのではないか▼心を打たれたのは、プレーだけではない。試合を終えて選手たちが口々に発した「感謝」の二字に、何度も胸が熱くなった▼世界がコロナ禍と戦う中での大会。今回ほど、「感謝」という言葉を聞いた五輪はなかった。この5年間、限界に挑み、苦闘を勝ち越えたアスリートが思いを伝えた相手は、家族や友人、練習パートナー、ライバル、恩師など、接する人々だけでなく、大会実現を陰で支えた全ての人たちだった。感動を届けてもらった私たちも、全オリンピアンに感謝と称賛の拍手を送りたい▼感謝は新たな感謝を生む。前例のない状況下での開催となったからこそ、この"感謝の連鎖"を、「平和な社会」「安穏な世界」を築く大きな力にしたいものだ▼池田先生は小説『新・人間革命』につづった。「感謝の心は、歓喜をもたらし、その生命の躍動が、大生命力を涌現させる」(第29巻「力走」の章)と。私たちも、支えてくれる身近な人に改めて感謝を伝えよう。そして燃え立つ歓喜の生命で、地域に家庭に"幸の連鎖"を広げていきたい。
寸鉄 2021年8月8日
御書「穢土に候へども心は霊山に住べし」。環境は一念で変わる。祈り強く
東京・荒川広布原点の日。常勝の王者が立てば歴史が動く。勇んで友情拡大
悔いを残さぬ事が幸福感を高める鍵—心理学者。故に今を全力。今を勝つ
生活習慣の乱れは心身に影響。親子で規則正しく。共に朝の爽快な勤行から
東京五輪の閉会式。限界突破の熱戦に拍手。我らも負けじ魂で挑戦の夏を
☆不二の旅 第15回 池田先生と中部 「師弟の道」を共々に!
池田先生と各方面の同志の絆を紹介する「不二の旅」。最終回となる第16回の舞台は、きょう7月27日を師弟の原点とする中部。1976年7月27日、池田先生は中部旗を授与し、2年後の78年7月27日、中部歌「この道の歌」が発表された。中部の友への指針と共に掲載する。
・堅塁の象徴「中部旗」。中央には3県の団結を表す中部の頭文字「C」と、「堅塁」の金文字が輝く
・中部記念幹部会の席上、池田先生が中部旗を授与。この不滅の原点「中部の日」から45周年を刻む(1976年7月27日、名古屋文化会館<当時>で)
・堅塁・中部には、強き「祈り」がある。強き「行動」がある。この「祈り」と「行動」で、わが大中部は晴れ晴れと、また堂々と、勝ちに勝った——第17回中部総会で、同志をたたえる池田先生ご夫妻(1998年11月、中部池田記念講堂で)
・第1回愛知県総会。「愚人にほめられたるは第一のはぢなり」との御金言のままに、広宣の大道を堂々と進んでほしいと望んだ(1983年4月、中部文化会館<当時>で)
・池田先生が三重の地でしたためた「道」の書。先生は「道が大事だ。真っ直ぐに進むんだ。道を間違えては駄目だ」と(1985年10月)
・♪先生 先生 われらの先生——宗門事件の嵐の中、「今日も元気で」を高らかに歌った三重文化合唱祭。先生はピアノの演奏で応えた(1978年4月、三重研修道場で)
・岐阜池田講堂(現・岐阜平和講堂)で行われた第16回本部幹部会。"勇気をもち、朗らかに、そして団結の信心で、この大切な一生を飾ってほしい"と訴えた(1989年4月)
◇中部の友に贈った指針
「中部」と聞くと、私の胸は強く高鳴る。
「中部」を思うと、私の心は熱く燃える。
わが大中部には、何ものをも恐れぬ「破邪顕正」の魂がある。
わが大中部には、絶対に信じ合える「異体同心」の同志がいる。
わが大中部こそ、広宣流布のため、私と共に断固として勝ち進みゆく「師弟勝利」の堅塁城なのだ。
◇
「この道」は、君と私が誇り高く決めた道だ。
信念の道であり、正義の道であり、共戦の道だ。
求道の道であり、明朗の道であり、和楽の道だ。
何があろうと、我らは立ち止まらない。振り返らない。ひとたび決めた「この道」を、ひとすじに、前へ、また前へ、歩み通していくのみである。
◇
法華経には、仏の異名をば、「知道者」(道を知る人)、「開道者」(道を開く人)、「説道者」(道を説く人)と説かれる。我ら中部の「この道」こそ、仏の真髄の道であり、妙法の極致の道なのである。
そのたゆみなき一歩また一歩の積み重ねのなかで、わが生命それ自体が金剛不壊の堅塁と聳え立つのだ。
◇
「この道」は、師弟を根本に異体を同心とする道だ。
同志の道であり、友情の道であり、常楽の道だ。
師弟の道であり、不二の道であり、勝利の道だ。
堅塁の堅塁たる所以は、何か。それは、絶対の同志の信頼があり、金城鉄壁の団結があるゆえである。
◇
最も大切な中部の真の愛弟子たちよ!
いつも、そして、いつまでも、どこまでも——
「この道」を悠然と!
「この道」を愉快に!
「この道」を共々に!
一生涯、永遠に歩み抜いていこう!
(指導集『「この道」師弟勝利の堅塁城』巻頭言から抜粋)