使命とは自覚の異名だ。
「私は広布に生きる!」
そう決めた人の生命に
地涌の力が湧き上がる。
誉れの人生を我も君も!
法華初心成仏抄 P550
『かからん時はたよりを得て天魔波旬乱れ入り国土常に飢渇して天下も疫癘し他国侵逼難自界叛逆難とて我が国に軍合戦常にありて、後には他国より兵どもをそひ来りて此の国を責むべしと見えたり、此くの如き闘諍堅固の時は余経の白法は験し失せて法華経の大良薬を以て此の大難をば治すべしと見えたり。
法華経を以て国土を祈らば上一人より下万民に至るまで悉く悦び栄へ給うべき鎮護国家の大白法なり、』
【通解】
このような時は、天魔・波旬が乱れ入り、国土は常に飢饉となり、天下には疫病が流行し、他国侵逼難・自界叛逆難といって我が国に合戦が絶えず、後には他国から兵士が襲ってきてこの国を責めるであろうことが明白である。このような闘諍堅固の時は、余経の白法は効験を失い、法華経の大良薬をもってこの大難を治すべきである、という意である
法華経をもって、国土の安穏を祈るならば、上一人から下万民に至るまで、ことごとく喜び栄えるのであり、法華経こそ鎮護国家の大白法である。
名字の言 発明王エジソンの信念 2021年8月24日
エジソンが「発明王」と呼ばれるのはなぜか。個人では最多となる特許の取得数もあるが、"発明は実用化され、人々の役に立ってこそ"との信念があったことも理由の一つであろう▼エジソンは「民衆は今、何を求めているか」に応えたともいえる。そのために人々のニーズをつかもうと毎日、新聞を読んだ。新聞を"民衆の心や現在の考えを映す鏡"と捉えていたのかもしれない▼そんな思考や姿勢を反映してか、エジソンは、こんな言葉を残している。「自分は千を超える発明をし、世界の発明王などと言われているが、実際は、自分が発明したのではなく、宇宙という大きな存在からメッセージを受け取り、自分なりの記録をとったにすぎない」(浜田和幸著『快人エジソン』日本経済新聞社)▼次元は異なるが、本紙の記者として日々実感することでもある。広宣流布という壮大な民衆運動。その中で功徳をつかみ、妙法の偉大さを証明しゆく尊き同志たち。その真実を書き留める使命は、何よりも重い▼きょう8月24日は「聖教新聞創刊原点の日」。池田先生は示した。聖教は「民衆の、民衆による、民衆のための、かけがえのない言論城なのだ」と。民衆の幸福に尽くす。ここに永遠の"原点"がある。
寸鉄 2021年8月24日
池田先生の入信記念日。広布誓願の74年。後継の"山本伸一"が世界で陸続
本紙創刊原点の日。言葉は希望に。破邪の剣に。正義の言論、新たに誓う
壮年部の日。黄金柱の友が動けば歓喜の波動が!歴戦の智慧で皆に元気を
御書「何れの処にても候へ常寂光の都為るべし」。人間革命はわが足元から
東京パラ、きょう開会式。不屈の勇者の真剣勝負に期待大。全選手がんばれ
☆アメリカ創価大学入学レセプションへの池田先生のメッセージ
◇人類の連帯広げる対話に創価の魂、平和の大道
一、わが敬愛するアメリカ創価大学(SUA)の21期生の皆さん、大学院に入学される皆さん、誠におめでとう!
人類を希望の光で照らしゆく、世界市民の最高学府にようこそ!
ご家族の方々にも、心よりお祝い申し上げます。
コロナ禍の中、細心の準備を進め、大切な俊英たちを迎えてくださった教員、職員はじめ大学関係者の皆さん、そして在学生の皆さん、本当にありがとう!
未曽有の試練に直面する人類は今、平和と共生の地球社会を創造しゆく新たなビジョンと哲学、そしてその実現を担いゆく世界市民の育成を必要としています。
この尊き挑戦の先頭に立つ英知の人材こそ、開学20周年の節目に集い合った皆さん一人一人なのです。
一、本年1月、SUAが主催したオンラインのパネルディスカッションで、キング博士と共にアメリカの公民権運動をリードした、元国連大使のアンドリュー・ヤング氏が講演してくださいました。
氏は、各国・地域から学生が集うSUAのキャンパスは「世界そのもの」であると称賛しながら、「隣にいる学生に自ら声を掛ける」こと、そして「人間として互いを深く知り合う」ことを良き伝統にしてほしい、と念願されました。
氏はまさしく、「人間性という共通の地盤」に光を当て、胸襟を開いた対話を貫き通して、国内の人種差別はもとより、南アフリカのアパルトヘイトの撤廃にも尽くされたのです。
私自身、対話の力を強く信じ、行動してきた一人です。異なる文化や民族、国籍や宗教を超えて、人間生命に内在する善性と無限の可能性を結び合い、善の価値を創造し、地球民族の連帯を広げゆく対話にこそ、創価の魂があり、平和の大道があります。
皆さんも、SUAの学友や教職員の方々、そして地域の方々とも、心豊かな対話を通して、多彩な価値観に学び合いながら、真の知性と人格を錬磨していってください。
一、古今東西の最高峰の英知と自在に交流しゆくSUAの教室棟には、歴史的な人物の名が刻まれています。昨年、完成した科学棟には、放射線の研究で知られる物理学者・キュリー夫妻の名が冠されました。
マリー・キュリーは、苦学の青春時代を回想して、こうつづっています。
「私たち一人一人の成長なくして、より良い世界を築くことはできません。そのために、私たちは皆、自身を磨く努力をしながら、同時に人類全体への責任を共に自覚し、行動しなければならないのです」
皆さん一人一人がこのキャンパスで、負けじ魂朗らかに学び鍛えゆく一日一日から、新しい21世紀の世界が生まれ、人類の無窮の価値創造力が育まれゆくことを、私は確信してやみません。
わが生命の宝であり、世界の希望の光である皆さんの成長を最大の喜びとしながら、祈りに祈り見守ってまいります。健康第一の日々であれ!