2021年8月1日日曜日

2021.08.01 わが友に贈る

友好を深める夏8月。
電話、手紙、SNS活用し
友に励ましの涼風を!
感染防止に努めながら
語らいを広げゆこう!

法華証明抄 P1587
『鬼神めらめ此の人をなやますは剣をさかさまにのむか又大火をいだくか、三世十方の仏の大怨敵となるか、あなかしこあなかしこ、此の人のやまいを忽になをしてかへりてまほりとなりて鬼道の大苦をぬくべきか』

【通解】
鬼神の奴らめ! この人(時光)を悩ますのは、剣を逆さまに飲んで、自ら喉を突こうとすることだ。また、大火を抱いて大やけどをするようなものだ。さらに、三世十方の仏の大怨敵となることだ。この人の病気をたちまちに治して、かえって守護の善神となって、餓鬼道の大きな苦しみから逃れるべきではないか。

名字の言 生命尊厳と平和実現への誓い強く 2021年8月1日
夏の終わりになると、決まって手紙をくれる友がいる。瞬時に発着する電子メールとは違い、届くまで日数がかかる手書きの便りは味わい深い。つづられているのは近況なのだが、懐かしい筆致のせいか、脳裏に浮かぶのは、かつて一緒に広布に走った「過去」の思い出である▼例年、「今年も咲き、採種できました」と、ヒマワリの種が同封されている。それを見るたび、"来年、この種が芽を出し、成長して……"と、「未来」を思い描く▼「木を植えることは、命を植えること」というが、種をまくことも同じだろう。8月6日、9日、15日……命の重さを、より真剣に考え、生命尊厳と平和実現の誓いを、一層強くする月である▼池田先生の平和運動の取り組みについて、著名な平和学者のグレン・ペイジ博士は語った。「私が注目するのは『戦争の悲劇の地にこそ、まず平和の種子を植えよう』とされる視点です」と。それは過去から目をそらさず、そこから未来を育んでいくという、先生の一貫した平和への意志ともいえよう▼峻厳に"過去"を見つめ、真摯に歴史の教訓に学ぶ。そして、恒久平和を築き、自他共の幸福という"未来"を開いていく——それが「今を生きる」ということであろう。

寸鉄 2021年8月1日
我らの祈りは「磁石の鉄をすうがごとし」と御書。誓願の題目で日々出発を
妙法は活の法門。全てが活かされる—恩師。今の苦労は境涯革命のバネに
限界に挑む五輪選手に感動が。目標を明確に"自己ベスト"の更新へ、我らも
夏の省エネ総点検の日。地球的課題の解決へ積み重ねを共々に。足元から
熱中症の搬送は自宅からが最多と。こまめな水分補給、空調活用。油断排し

☆大白蓮華巻頭言2021年8月号 新たな広布の伸展を大きな心で
尊き陰の労苦を惜しまず、広布の伸展を緻密に正確に支えてくれている統監部の宝友と拝した御聖訓がある。
「日本国の四十九億九万四千八百二十八人の男女各父母有りといへども其の詮を尋ぬれば教主釈尊の御子なり」(P1369)との仰せである〈億は今の十万に当たる〉。
日蓮大聖人は、当時の詳細な人口を把握されていた。そして全衆生を仏子と慈しまれ、一人ももれなく妙法と共に幸福であれ、安穏であれと祈られるとともに、一人また一人、「仏性」という最極の善性を呼び覚ましていかれたのである。
「立正安国論」では、民衆を苦しめる災禍をいかに克服していくかを「一対一」で語らう中で、正法への目を開き、正義の誓願を共にしゆく生命の変革劇が示されている。
御本仏の一切衆生を照らす大境涯に連なり、社会の中へ飛び込み、不軽菩薩の如く人を敬い、たゆまず友情と仏縁を結ぶのが、創価の対話である。
苦労は絶えない。反発もある。悪口や冷笑もあろう。
しかし、恩師・戸田城聖先生は悠然と言われた。
「だからこそ仏の大力が出るのだ。それでも戦うから、一家眷属も社会も国土も大福徳で包んでいける。この我らの不屈の行動に、地涌の菩薩が必ず続くのだ」と。
偉大な多宝の父母たちは一つ一つの戦いに、まさしく「今生人界の思出」(P467)の覚悟で臨んでくれている。
その人生を賭した拡大の勇戦があればこそ、地涌の新人が世界中で続々と躍り出ているのだ。男女青年部も、ヤング白ゆり世代も、歓喜踊躍の舞が何と頼もしいことか。
「日蓮が弟子檀那となり給う事、其の功徳をば仏の智慧にても・はかり尽し給うべからず」(P1359)である。
一九五五年八月、北海天地で広布開拓に挑む、入会間もない同志たちと私は語り合った。今も変わらぬ真情だ。
−−大聖人の大慈悲のもとへ全人類を連れて行くのだという、おおらかな先駆者の誇りで進んでいこうよ!と。
さあ、大きな心で友と語らい、新たな広布の伸展を!

師弟して
 地涌の大地は
  世界まで
 無窮の逸材
  生み出す誉れよ

〈学ぼう 8月の学会史 2021〉
◎8・5 「母」の歌発表45周年
1976年(昭和51年)8月5日、池田大作先生が出席した会合で「母」の歌を発表。

◎8・6 小説『新・人間革命』の起稿・脱稿の日
8月6日は、池田先生が小説『新・人間革命』を起稿(1993年)し、脱稿(2018年)した日。同小説は海外13言語、23カ国・地域で出版されている。起稿・脱稿とも長野研修道場で行われ、8月6日は「信越師弟誓願の日」に。

◎8・12「教育原点の日」
1975年(昭和50年)8月12日、池田先生が教育部の夏季講習会に出席したことが淵源。
※参考資料=小説『新・人間革命』第24巻「人間教育」

◎8・14「関東の日」
戸田城聖先生と池田先生の"師弟の出会いの日"である8月14日が、2000年(平成12年)8月、「関東の日」に。

◎8・24「池田先生入信記念日」
1947年(昭和22年)8月14日、当時19歳の池田先生が、東京・蒲田での座談会に出席。生涯の師となる戸田先生と出会い、10日後の8月24日に入信した。
※参考資料=『人間革命』第2巻「地涌」

◎8・24「聖教新聞創刊原点の日」
戸田先生の事業が行き詰まる中、1950年(昭和25年)8月24日、「聖教新聞」創刊の構想を戸田先生と池田先生が語り合った。
※参考資料=VOD【広布史】「世界中に希望の光を——人間の機関紙・聖教新聞」

◎8・24「壮年部の日」
1976年(昭和51年)、池田先生の入信記念日である「8・24」が「壮年部の日」に。

◎8・26「北陸の日」
1984年(昭和59年)8月26日、池田先生は「第1回北陸平和文化祭」に出席。この日が「北陸の日」に定められた。

◎8・29「国際部の日」
1968年(昭和43年)8月29日、池田先生が通訳や翻訳に携わる友を激励したことが淵源。