2021年7月11日日曜日

2021.07.11 わが友に贈る

◇今週のことば
友情は青春の宝なり。
結び広げた尊き仏縁を
誠実に深めゆこう!
若き立正安国の連帯こそ
社会の安心の柱である。
2021年7月11日

法華証明抄 P1587
『上下万人にあるいはいさめ或はをどし候いつるについに捨つる心なくて候へばすでに仏になるべしと見へ候へば天魔外道が病をつけてをどさんと心み候か、命はかぎりある事なりすこしもをどろく事なかれ』

【通解】
上下万人から諫められたり、脅されたりしながらも、ついに信仰を捨てる心がなく、もはや成仏しそうになったので、天魔・外道が病気にさせて脅そうとしているのであろう。命にはかぎりがあるものだから、少しも驚いてはならない。

名字の言 人間国宝の講談師が肝に銘じる言葉 2021年7月11日
「数百ものネタを持っていますが、その中に完成品はひとつもありません」とは、講談師・三代目神田松鯉氏の言葉。人気講談師の六代目神田伯山氏の師匠である。一昨年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された▼芸の世界では「四十・五十は青二才」といわれる。講談界の低迷期を支えてきた氏は、「講談が衰退したのではない。講談師が衰退したのだ」との先輩の言葉を肝に銘じる。78歳の今も高座に上がり続けている(『人生を豊かにしたい人のための講談』マイナビ新書)▼かくしゃくと対話に歩く98歳の鹿児島の婦人がいる。彼女の原点は、55年前の"雨の関西文化祭"。師が見つめる前で踊りを披露し、"何があっても負けない"と誓った。阪神・淡路大震災で被災した時も、原点を思い返し、苦難を乗り越えてきた▼婦人に元気の秘訣を尋ねた。「健康でいる私の姿そのものが、信心の力、学会の偉大さの証明になると思うの。だから、一日一日を大切にしたい」。自身の一歩が学会の前進につながる――先輩の姿に改めて教えられた▼御書に「諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし」(234ページ)と。自他共の幸福のために行動を止めない。その「不退の人」に人生の栄光は輝く。

寸鉄 2021年7月11日
学会はどこまでも仲良く進むのだ―恩師。互いの健闘称え合い次なる一歩
男子部結成70周年。歴史開くのは常に青年!丈夫の心で拡大の快進撃更に
「先んずれば人を制す」が常勝の鉄則。さあ決意を行動へ。まず幹部率先!
雨天の車の事故は晴天時の4倍。速度出し過ぎず。無冠の皆様も安全第一で
地域の危険箇所を知れば避難行動も変わる。防災地図を確認。意識強めて

☆勝ちゆく君へ 第16回 日々、"新生"の命で!
◇希望の言葉を届けよう
青年部が学び行じゆく「立正安国論」は、三災七難による民衆の惨状を、共に嘆き憂う対話から書き起こされています。
「独り此の事を愁いて胸臆に憤悱す客来って共に嘆く屢談話を致さん」(御書17ページ)
平和と安穏の社会の実現へ「語り合おう!」――この御本仏のお心に直結する声による仏事が、創価の若人の実践です。
現実の課題に、英知の声を糾合する男女青年部の挑戦は、時代変革の新たな潮流です。
「立正安国論」の対話は、「嘆きの共有」から「誓いの共有」へ結晶しました。地涌の行動で、不安の闇に希望の一灯を! あの友にも、この人にも!

◇「誠実」が信頼を生む
妙法の蘇生の力を体した私たちは、毎日が「新生」です。
千変万化の世相にあっても、題目とともに、一日また一日、旭日の生命力を光らせて、断じて勝ち開いていける。たくましき新社会人、また新出発の友の健康第一の前進を祈ります。
戸田先生は、「青年の一番の財産は信頼だ」と語られました。
信頼は「誠実」から生まれます。小さなことも大切に、真剣に地道に取り組み、約束を守ることです。日々の勤行・唱題こそ、その原動力なのです。
負けじ魂で戦い勝った四条金吾への御聖訓を贈ります。「心の財第一なり」「心の財をつませ給うべし」(同1173ページ)と。
(創価新報2021年4月21日付より)

☆桂冠詩人40周年 池田先生の長編詩「誇り高き七月三日の旗を!」
7月は、池田大作先生に「桂冠詩人」の称号が贈られて40周年。そして、きょう7月3日は、永遠の歴史に刻まれた「師弟不二の記念日」である。先生は16年前の2005年6月、長編詩「誇り高き七月三日の旗を!」を詠んだ。その抜粋を掲載する。

◇7月3日――師弟不二の記念日 正義と真実に生き抜け!
今まで
多くの苦難もあった。
しかし
すべて悠然と
勝ち抜いてきた。

風は
厳しく吼えている。
憎む者は
勝手に憎めばいい。
笑う者は
勝手に笑えばいい。
嘲笑する者は
勝手に嘲笑するがいい。
骨抜きされた
中傷非難など
物の数ではない。

私の太陽は
永遠に光り輝き
いかなる弾圧にも
いかなる強敵にも
決して屈しない。

汝自身の正義と真実に
生き切ることだ。
つまり
妙法への信仰である。
これが
人生究極の
荘厳なる法なのである。

昭和二十年(一九四五年)の
七月三日
この日は
師である戸田先生が
軍部権力の弾圧を
勝ち越えて
出獄された日である。

そして
昭和三十二年の
七月の三日は
弟子である私が
冤罪によって
入獄した日である。

当然ながら
戸田先生も
一点の曇りなく
無実であられた。
そして私も
晴ればれと
無罪であった。

「七月の三日を
  祝さむ
   師弟不二」

君よ!
誇り高き
七月三日の旗を
打ち立てて進め!
永遠に
七月三日の
記念日を刻め!

君よ!
青春を
勝利で飾れ!
勝利の誕生日を飾れ!
勝ち抜いて飾れ!