「異体同心なれば
万事を成じ」御聖訓。
勝利への揺るがぬ団結で
立正安国の旗を
高らかに打ち立てよう!
辧殿尼御前御書 P1224
『しかりといえども弟子等檀那等の中に臆病のもの大体或はをち或は退転の心あり』
【通解】
しかし弟子等・檀那等の中で臆病の者は大体、あるいは退転し、ある者は退転の心がある。
名字の言 全国の"感激の同志"が心一つに 2021年7月4日
人類がエベレスト登頂への挑戦を開始したのは、100年前の1921年。それから32年を経て、初めて世界最高峰の頂に立った。歴史に名を刻んだのは、イギリス登山隊に参加したヒラリーと案内人のテンジンである▼登山隊が選んだのは、「通過不可能」と考えられていたエベレスト南面のルート。その最後の難関は、頂上間近の高さ12メートルの急な岩壁である。2人は、ほぼ垂直の崖の岩と氷雪の間に体を入れ、背と脚でよじ登り、世界最高峰を制覇した▼登山隊は登頂を目指す中で、互いの絆を強めていった。ヒラリーは振り返っている。「仲間意識こそが何にもましてテンジンと私をついにエヴェレストの頂上に立たせた原動力となった」(吉沢一郎訳『ヒラリー自伝』草思社)▼広布の山頂へ登攀する原動力も、「異体同心の団結」である。池田先生は「苦しい時こそ、声を掛け合い、支え合って、共に勝ち越えていくのが、久遠よりの『誓いの友』であり『感激の同志』である」と▼山頂に近づくほど、猛烈な風にさらされる。油断や逡巡を排し、烈風に立ち向かう勇者が、頂に立つ歓喜を味わうことができる。きょう一日、全国の"感激の同志"が心一つにスクラムを組み、新たな凱歌の歴史を築こう。
寸鉄 2021年7月4日
御書「すこしも・ひるむ事なかれ」。これ勝負の要。今できる事に全身全霊!
私は最後まで善良であるよう努める—詩人。誠実第一で。真心は絶対通ず
他者とつながりを築く人は幸福度が高い—教授。今日も颯爽と友のもとへ
都議選の投票日。首都の針路を決める一票。政策・実績見極め賢明な選択を
自転車事故の半数は交差点で発生と。左右確認を必ず。無事故の祈り強く
☆四季の励まし 貫き果たしてこそ「誓願」 2021年6月27日
池田先生の言葉
誓願の人生を歩むうえで
最も不可欠な要件は
いったい何であろうか。
それは「不退の心」だ。
誓願は、
貫き果たしてこそ、
真の誓願である。
立つべき時に
立つかどうか。
それで
人間の真価は決まる。
肩書でもない。
立場でもない。
大事なのは、
苦難を恐れず、
師と「不二の心」で
立ち上がる勇気である。
誰だって、
勇気を出す時は
ドキドキするし、
恐怖を覚える。
「こわくない」のが
勇者なのではない。
ふるえながらでも
「一歩前に出る人」が
「勇気ある人」なのだ。
自分の心がどうかである。
他人が決めるのでも、
環境で決まるのでもない。
愚痴や文句を言う前に、
一歩踏み出してみよう。
「自分は、これでいく」と
腹を決めるのだ。
そして、
強く朗らかに進むのだ。
最高峰を目指して
ベストを尽くし、
「これでよし」と
悔いなく叫ぶのだ。
私は心から願う。
愛する同志が、
喜び勇んで
広布に邁進することを!
私は懸命に祈る。
一人ももれなく、
絶対の幸福の人生を
悔いなく勝ち切ることを!
広宣流布とは、
全人類を幸福にし、
平和を築きゆく大偉業だ。
人生を懸けて悔いなき、
最高にして
名誉ある
大目的ではないか。
進もう!
師弟不二の王道を!
登ろう!
未踏の
広布の王者の山を!
【写真説明】石灰岩の白い尾根が青空に映える。その名もサント・ビクトワール山(聖なる勝利山)。1991年(平成3年)6月、池田大作先生が南仏トレッツで撮影した。
今年も7月3日が巡り来る。45年(昭和20年)のこの日、戸田城聖先生が出獄。12年後の同日、池田先生は事実無根の公職選挙法違反の容疑で不当逮捕された。「7・3」とは、民衆の勝利へ不退の誓いに立つ峻厳なる記念日である。
池田先生は後年、詠んだ。「忘れまじ 七月三日の この文字は 師弟不敗の 記なるかな」
我らが目指す凱歌の頂は目前。力走に次ぐ力走を。闘争に次ぐ闘争を。師と共に! 同志と共に!