2021年6月1日火曜日

2021.06.01 わが友に贈る

「仏法と申すは
勝負をさきとし」
まず勝つと決めよう!
満々たる生命力で
広布拡大へ勢いよく!

法華初心成仏抄 P550
『よき師とよき檀那とよき法と此の三寄り合いて祈を成就し国土の大難をも払ふべき者なり』

【通解】
よい師と、よい檀那と、よい法と、この三つが寄り合って祈りを成就し、国土の大難をもはらうことができるのである。

名字の言 陰で支える人に思いをはせる 2021年6月1日
この道70年。プロの音楽家として活躍し続けてきた壮年がいる。ドラム奏者やバンドマスターとして、多くの歌手らと舞台に立ってきた▼仕事がなく経済的に追い詰められた時、妻が懸命に働き、生活を支えてくれた。「私は一番のファンだから当たり前。気にせず練習してね」と。がんを乗り越えられたのも、妻がいてくれたからこそ。「大丈夫。私の題目で病魔を吹き飛ばしてあげる」と明るく励ましてくれた妻が深夜まで懸命に祈る姿を見て、壮年は不屈の闘志を燃え上がらせた▼「スポットライトを浴びて輝くどんなスターより、妻の方がまぶしく見えるんです」。照れくさそうに語る壮年の笑顔が印象的だった▼日蓮大聖人は、はるばる訪ねてきた壮年門下の求道心をたたえつつ、遠くで留守を守るその夫人へお手紙をしたためられた。「あなたの夫がここまで来られたのは、あなたのお力……今、お会いしていると、あなたの姿が見えてくるようです」(御書975ページ、趣意)。その一言一言が、どれほど夫人の心に染み入ったか▼表舞台で輝く人がいれば、陰で支える人も必ずいる。目立たないところで、こつこつと広布に尽くす方々がいる。その労苦に思いをはせ、尊びたたえる私たちでありたい。

寸鉄 2021年6月1日
広布は死身弘法の信心の人が進める—戸田先生。一波が万波に!一人立て
八王子が東京凱歌へ奮戦大車輪で語りに語り抜け大人材城の本領発揮は今
学生部の記念月間開始。若人の使命は先駆!青春勝利へ大情熱の言論戦を
6月は「環境月間」。食品ロスやプラごみの減量等"できること"を足元から
気が緩んでマスク外し飛沫を吸う、それが危ない—医師。粛々と対策継続

☆大白蓮華巻頭言2021年6月号 汝の勝利は確かなり
正しい仏法を正しく実践する民衆は、必ず幸福になり、断じて勝つ。これが、我らの「絶対勝利の信心」である。
牧口常三郎先生か線を引き、大切にされた御文に、「末法には教行証の三つ倶に備われり」(P1283)とある。
妙法の「教え」を「行」ずれば、一切衆生が成仏という一証{I`繕二を間違いなく得られるとの宣言である。
どんなに素晴らしい薬も、その効能は実際に服した人々が、どう元気になるかによって明確に証明される。
ゆえに、わが学会員が自他共に仏の生命を輝かせて、妙法の大良薬の偉大なる功力を「百発百中」で実証する道を、牧囗先生は命を賭して開き示してくださったのだ。
涙と笑顔で語り合われる体験を、ダイヤモンドのように尊い信仰の実験証明だと喜び讃えられる先生であった。
御本仏は、「妙法蓮華の当体とは法華経を信ずる目蓮が弟子檀那等の父母所生の肉身是なり」(P512)と仰せだ。
六十五年前、関西の同志と私は、この「当体義抄」を拝しつつ、一人一人が「妙法蓮華の当体なり」との誇りと歓喜に燃えて、立正安国の対話を繰り広げていった。
人は皆、悩みを抱えている。共に立ち向かわねばならない社会の課題も山積みだ。
その中で、友のため、世のため、誓願と勇気と真心の行動を貫く学会家族のありのままの振る舞いに、太陽の仏法の光彩はある。苦悩に喘ぐ心の奥にまで蘇生の光を注いで、一緒に人間革命の一歩を踏み出していくのである。
今や、何があっても負けずに、朗らかに励まし合って乗り越えていく創価の人華は、地球社会に花開いている。
我らの地涌の大行進に凵を瞠る動執生疑の広がりが、そのまま人類の宿命転換への希望となっていくのだ。
この六月は、殉教の先師たる牧囗先生の生誕満百五十年の節目である。先生直伝の「一人を大切にする心」の陽光を、あの友この友に送ろう! そして、師弟不二なる「師子王の心」を取り出して、戦い進もうではないか!
なんじ しょ・つり  たし
「汝の勝利は確かなり」と。

妙法を
 染め抜く生命は
  高鳴り
 宝友と勝ち閧
  苦労踏み越え

☆学ぼう 6月の学会史
◎6・4「世界池田華陽会の日」
2009年(平成21年)6月4日、池田大作先生ご夫妻が東京・信濃町の創価女子会館を初訪問。女子部の代表を激励し、「女子部 永遠の五指針」を贈ったことが淵源。
※参考資料=VOD【広布史】「希望の華と舞え! 池田華陽会」

◎6・6 初代会長・牧口常三郎先生の生誕150周年
1871年(明治4年)6月6日、初代会長の牧口常三郎先生が、現在の新潟県柏崎市荒浜に生まれた。本年は生誕150周年。1928年(昭和3年)に日蓮大聖人の仏法に帰依。30年(同5年)11月18日、『創価教育学体系』第1巻を発刊。この日が創価学会(当時は創価教育学会)の創立記念日となった。戦時下、軍部政府による弾圧に抗して信仰を貫き、44年(同19年)11月18日、獄中で73歳の生涯を閉じた。
※参考資料=小説『新・人間革命』第2巻「勇舞」、第15巻「開花」

◎6・7「高等部結成記念日」
1964年(昭和39年)6月7日、東京の各本部(当時)で高等部の結成式が行われた。東京第2本部での男子高等部結成式には池田先生が出席した。
※参考資料=『新・人間革命』第9巻「鳳雛」

◎6・10「婦人部結成記念日」
1951年(昭和26年)6月10日、第2代会長に就任して1カ月余りの戸田城聖先生のもとに、婦人の代表52人が集い、結成。本年は結成70周年。この佳節に際し、本年の5月3日、婦人部が女性部の名称で新出発した。
※参考資料=『人間革命』第5巻「随喜」

◎6・25「団地部の日」
1978年(昭和53年)6月25日、団地部の第1回全国大会が開催。これを記念して、部の日に定められた。
※参考資料=『新・人間革命』第24巻「灯台」

◎6・27「未来会の日」
1970年(昭和45年)6月27日、現・神奈川研修道場に高等部・中等部・少年少女部の代表が集い、全国に先駆けて、東京未来会第1期が結成された。
※参考資料=『新・人間革命』第14巻「大河」

◎6・30「学生部結成記念日」
1957年(昭和32年)6月30日、戸田先生のもと、東京で学生部結成大会が行われた。北海道で人権闘争の指揮を執っていた池田先生が祝電を寄せた。
※参考資料=『人間革命』第8巻「学徒」、第11巻「夕張」/VOD【広布史】「一騎当千の師子たれ! 池田先生と学生部」