信力・行力を尽くせば
不可能を可能に転ずる
仏力・法力が涌現する。
「祈り」即「行動」で
広布拡大の突破口を!
諸法実相抄 P1359
『されば余りに人の我をほむる時は如何様にもなりたき意の出来し候なり、是ほむる処の言よりをこり候ぞかし』
【通解】
あまりに人が自分をほめる時は、「どんなふうにでもなろう」という心が出てくるものである。これは、ほめる言葉から起こるのである。
名字の言 先生と共に! 学会と共に! 2021年6月19日
友の激励に歩くと、こちらが学ぶことばかり。特に信仰の原点を聞くと、心が洗われる思いがする▼タクシー乗務員として30年間、奮闘する壮年宅へ。「昔は、やんちゃでね」と言う通り、短気な性格がたたって転職を繰り返すこと17回。だが男子部時代に会合の役員をしていた際、池田先生から激励を受けて変わった。"師匠とは、こんな陰の存在にまで心を砕かれるのか"。以来、性根が据わった。"先生と共に生き、弟子として恥じない人生を"と▼建築会社を営む壮年宅にも伺った。バブル絶頂期、夜遊びに溺れ、学会活動から離れた。"真面目にやってられるか"。しかし、バブル後に地獄を見た時、学会の同志だけが励ましに来てくれた。「君が誰に見捨てられても、俺たちは絶対に見放さないから」。その真心に涙し、再起を誓った。"学会と共に生き、同志に恩返しを"と▼「ともかくも法華経に名をたて身をまかせ給うべし」(御書1360ページ)。何があろうと「先生と共に!」「学会と共に!」と、純真な心を貫いている友が、全国、いな全世界にどれほどたくさんいることか▼潔い信心で磨かれた人生に接すると、勇気百倍になる。そんな素晴らしい同志と共に歩める日々に感謝は尽きない。
寸鉄 2021年6月19日
戦えば戦うほど仏法の実証は早く出る—牧口先生学会活動に喜び勇んで!
調布・狛江が大激戦。ここから攻め続けた方が勝つ勇気と執念で逆転勝利へ
目黒が不屈の反転攻勢。師子となって走り抜け。せり上がり栄光の劇を!
豊島よ頑張れ。悪戦苦闘を突き抜け勝ち鬨断固!歴史的な凱旋を皆の力で
自粛生活で子どもの筋力低下の懸念。運動の習慣が重要と。家族で心掛け
☆学ぼう「黄金柱の誉れ」Q&A 第16回 この世に何を残すか
目指す頂点が、いかに高く、険しくても、自ら先頭に立ち、友を引き上げながら、厳然と活路を切り開くのが壮年部の使命です。壮年部指導集『黄金柱の誉れ』から池田先生の指導を紹介します(指導集145ページから148ページを抜粋)。
〈「男の生きざま」を残せ〉
わが壮年部が意気軒昂であれば、婦人部が喜んでくださる。青年部も快活に続く。未来部も強く元気に育つ。地域も社会も刮目する。
「黄金柱」とは、一切を黄金に変えゆく柱だ。(中略)
今、各地で頼もしい「勇士」の陣列が拡大し、ヤング壮年部が奮起している。法城を厳護してくださる王城会、さらに太陽会、敢闘会等の奮闘も、何とありがたいことか。
私も一生涯、戦う壮年部である。師の叫びを不二の盟友に贈りたい。
「広宣流布のために、"男の生きざまとはこうだ!"というものを、この世に残そうじゃないか!」
(「大白蓮華」2012年3月号、巻頭言)
〈「壮年部」即「青年部」の心意気〉
今、日本の国では青年が少なくなってきている。「壮年部」即「青年部」——それぐらいの心意気で進むことだ。
この点を先取りし、若々しい気概に燃える人は、勝っていける。団体も、国も、青年の心で勝利していける。
(本紙2009年3月9日付、本部幹部会でのスピーチ)
〈青年を励ませ〉
壮年は、青年を励ますのだ。
自分は「青年のために犠牲になっていこう」というくらいの謙虚な姿勢で、尊き仏道修行に励んでいく。
そこに偉大な功徳が生まれる。すべての労苦は宝となる。
(本紙2010年3月15日付、本部幹部会でのスピーチ)
〈柱は倒れてはならない〉
壮年部の先達ともいうべき四条金吾が、主君から"法華経を捨てよ"と責められ、所領を没収される危機にあった時、日蓮大聖人は、烈々たる気迫で指導された。
——もし、あなたが倒れたならば、敵はそれに乗じて、鎌倉の同志を皆、退転させてしまうだろう、と。
負けるな! 柱は、絶対に倒れてはならないのだ!
「一生はゆめ(夢)の上・明日をご(期)せず・いかなる乞食には・なるとも法華経にきずをつけ給うべからず」(御書1163ページ)
彼は勇敢に戦い抜いた。信心の究極は「人の振舞」なりと誠実を貫き、あらん限りの知恵を働かせた。身を慎み、周囲に細かい注意と配慮を怠らなかった。
そして、苦難を耐え抜き、蓮祖の指南通りに「法華宗の四条金吾・四条金吾」と、人びとに讃えられる勝利者となっていったのだ。
「仏法は勝負」である。
壮年部は、一家の柱、社会の柱、そして広宣流布の偉大なる黄金柱だ。皆様が厳然としているからこそ、婦人部も男女青年部も、安心して戦える。
(『池田大作全集』第133巻、「随筆 新・人間革命」)