地区の勝利が創価の勝利。
地区部長・女性部長を軸に
皆が広布の主体者たれ!
異体同心の団結固く
歓喜と幸福の大行進を!
聖人御難事 P1190
『月月日日につより給へすこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし』
【通解】
月々日々に信心を強めていきなさい。少しでもたゆむ心があれば、魔がそのすきにつけこんで襲ってくるであろう。
名字の言 諦めるのか、挑むのか 2021年6月15日
"ロケット開発の町工場"として有名な植松電機は元々、北海道の炭鉱で使うモーターの修理会社だった▼炭鉱閉鎖後は、車の部品修理業を営んだが、時代の変遷とともに仕事が減少。リサイクル業を手伝うことにした。それは大量のごみの山から鉄くずを分別する危険な作業だった▼現場で働く人々は"仕事だからしょうがない"と厳しい労働に耐え続けていた。だが同社の植松努氏は、これをチャンスと捉え、分別に使う強力マグネットを開発する。「やったことがないことをやってみれば、今までになかった知恵と経験を得られます」と氏。同社の事業は、後に宇宙にまで発展した(『空想教室』サンクチュアリ出版)▼"こんな状況だから仕方ない"と諦めるのか。"こんな状況だからこそ、できることがある"と挑むのか。厳しい現実の中でも新しい一歩を踏み出せば、希望の光が見えてくる▼仏法は煩悩即菩提を説く。それは苦しみをありのままに受け入れようという、安易な現状肯定の気休めではない。「即の一字は南無妙法蓮華経なり」(御書732ページ)。私たちには、運命を使命に、苦難を人間革命の糧に変えゆく妙法がある。この信心で乗り越えると一念を決めれば、無限の智慧が湧いてくる。
寸鉄 2021年6月15日
「言と云うは心の思いを響かして声を顕す」御書。たった一言も真心込めて
調布・狛江の大逆転こそ東京凱歌の決定打。総力の拡大で栄光のドラマを
目黒が緊迫!ここからが負けじ魂の見せ所。一丸となって勝利へ押し上げ
豊島よ反転攻勢今こそ!執念と粘りの対話で断固せり上がれ。皆で大応援
栃木女性部の日。敢えて闘う創価の太陽に福徳は燦然。立正安国へ颯爽と
☆6月度座談会拝読御書 祈祷抄
◇拝読御文
『大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず』(御書全集1351ページ18行目〜1352ページ1行目、編年体御書519ページ18行目〜520ページ1行目)
[池田先生の指針から]一切を揺り動かす祈り
大事なのは、力強い確信の祈り、必ずこうするという決意の祈りです。(中略)
「法華経の兵法」で祈り抜き、元品の無明を打ち破っていくのです。祈りを忘れ、いたずらに方法論ばかりに走ってしまえば、せっかくの行動も空転に終わりかねない。「法華経の行者の祈り」を貫いてこそ、最高の勝利が約束されるのです。
言うまでもなく、漠然と祈っているだけで、願いが叶うのではありません。信心しているからこそ、真剣に祈って智慧を出し、誰よりも勇敢に忍耐強く挑戦し抜いていくのです。
どこまでも、仏法は、道理を重視する宗教だからです。(「大白蓮華」2021年2月号「世界を照らす太陽の仏法」)
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
たとえ一遍の題目でも、全宇宙に通じます。いわんや「心」「一念」をこめた題目は、一切を揺り動かしていく。(中略)
ともあれ、「わが身が妙法の当体なのだ」と深く深く確信した題目、「私は、仏の使いとして、妙法を弘めるために生きるのだ」と一念を定めた題目が、御本尊に響かないはずはない。宇宙に届かないはずはない。必ず自在の境涯になっていく。
もちろん、何事においても、初めから"達人"にはなれません。さまざまな障壁を乗り越え、また乗り越え、進み続けてこそ、"達人"のごとき境涯が開いていく。
信心も同じです。自分に負けて、決意がうすれていく場合もある。思いどおりにいかず、あせる場合もある。けれども、ともかく唱題し続けていく。願いが叶おうが、すぐには叶うまいが、疑うことなく、題目を唱えぬいていく。
そうやって信心を持続した人は、最後には必ず、自分自身にとって"これがいちばん良かったのだ"という、価値ある「最高の道」「最高の峰」に到達できる。すべてが喜びであり、使命であると言いきれる、「所願満足の人生」を築くことができる。それが妙法であり、信仰の力です。(指導選集『幸福と平和を創る智慧』第1部[上])
◇信心を貫けば必ず最高の峰に
[キーワード�]所願満足の人生を
日蓮大聖人は本抄で、「法華経の行者」の祈りが叶わないことは絶対にないと教えられています。
とはいえ、現実はさまざまな困難の連続です。懸命に祈ったにもかかわらず、"願った通りの結果が出ない"と感じる時があるかもしれません。
御書には「蓮華と申す花は菓と花と同時なり」(1580ページ)と仰せです。仏法では、蓮華の花と実が同時に成長するのと同様に、仏の生命を開く原因と結果も、同時に具わるという「因果倶時」の法理を説きます。
祈った結果、功徳が目に見える形で「変化」としてあらわれるまでの時間は、人それぞれです。しかし、因果は「倶時」であるからこそ、祈った瞬間に、すでに自身の生命は変化しています。なかんずく、「法華経の行者」として、広宣流布のためにと祈り、行動する今の一念の「因」に、幸福という「果」も厳然と輝きます。すぐには願いが叶わないように見えても、最後に必ず、所願満足の人生を飾っていけるのが日蓮仏法の信心です。
池田先生は語っています。
「祈った瞬間に、生命の闇は消えるのです。因果倶時です。生命の奥底では、その瞬間に、もう祈りは叶っているのです」
私たちの信心に、行き詰まりはありません。
表面上は苦悩の渦中にいようとも、生命の次元では、「永遠の幸福」の軌道を歩んでいることは間違いない——。そう確信して、どこまでも強盛な信心を貫き、幸福境涯を勝ち開いていきましょう。
[キーワード�]創価の常勝の方程式
"祈りが叶う"といっても、漫然とした祈りでは、本当の意味で願いを叶えることは難しいでしょう。
御書には「叶ひ叶はぬは御信心により候べし」(1262ページ)、「神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候」(1186ページ)とあります。
日蓮大聖人の仏法は、自己を超越した存在に願いを叶えてもらう"おすがり信仰"ではなく、自分自身が強盛な信心で生命力を発揮し、大宇宙をも揺り動かし、不可能を可能にしていく信仰です。ゆえに、私たちの祈りの深さで、諸天善神の働きも決まります。
大事なことは、御本尊に向かう私たちの"祈りの姿勢"です。
目の前の一つ一つの課題に対して"必ず乗り越えてみせる"と一念を定めて強盛に祈る時、自身の秘めた力が開きあらわされ、諸天善神も力強く動きます。
何より、自己の無限の力を引き出す根本は、「師弟不二の祈り」にほかなりません。
池田先生はつづっています。
「真の師匠は、弟子に勝利の道を示してくださる。いな、師弟に徹し抜く中にこそ、『必勝の力』は、滾々と湧き出ずるのだ。仏・菩薩、諸天善神の絶対の加護も現れるのだ」
師と共に戦い、人生のあらゆる戦いに必ず勝利してみせる——。この祈りこそが"常勝の方程式"です。
大聖人は「磁石の鉄をすうがごとし」(御書1347ページ)と仰せです。広布を誓う「師弟不二の祈り」によって、磁石が鉄を吸い寄せるように、明確な"結果"を引き寄せることができるのです。
☆心に刻む御書 2021年の要文� 御義口伝
【御文】
『一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり』(御義口伝、790ページ)
【通解】
一念に億劫の辛労を尽くして、自行化他にわたる実践に励んでいくなら、本来わが身に具わっている仏の生命が瞬間瞬間に現れてくる。いわゆる南無妙法蓮華経は精進行である。
【池田先生の指針】
<山本伸一は、「御義口伝」の一節を胸に進んできた真情を語る>
「この御文は、苦難を恐れぬ、真剣勝負の戦いがあってこそ、自身の一生成仏、人間革命、境涯革命があることを教えられているんです。
私の日々は、ある意味で、大地にわが身を叩きつけるような、苦闘の連続だった。
涙も涸れるような悲痛な時を、何度も経験してきました。
そのなかで、この御文を心の支えに、わが心を燃え上がらせ、唱題に唱題を重ね、すべて乗り越えてきたんです。
私は勝ちました。
君も、広宣流布のため、人びとの幸せのため、自身の未来のために、勇んで辛労を尽くしていくんだよ」
(第26巻「厚田」の章)
☆御書の旭光を 第34回 「心こそ大切」の信仰の極意を
〈御文〉
『我等は穢土に候へども心は霊山に住べし、御面を見てはなにかせん心こそ大切に候へ』(千日尼御前御返事、1316ページ)
〈通解〉
我らは穢れた国土に住んではいるが、心は霊山浄土(仏国土)に住むことができる。お顔を見たからといって何になろう。心こそ大切である。
〈池田先生が贈る指針〉
「心こそ大切」とは仏法の極意である。いかなる逆境にも、我らの心は御本仏と共に、妙法と共にある。この心から無限の希望を生み出し、幸福の常寂光土を広げていけるのだ。
新生・女性部の友よ、ヤング白ゆり世代を先頭に、華陽姉妹と共々に、太陽の心を光らせ、家族へ友人へ、地域へ社会へ、勇気の笑顔を!
☆心に刻む御書 2021年の要文� 四条金吾殿御返事
【御文】
『なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず、兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候』(四条金吾殿御返事、1192ページ)
【通解】
どのような兵法よりも法華経の兵法を用いていきなさい。法華経薬王品第23に「諸余の怨敵は、皆悉摧滅せり」と説かれる金言は決して空しいはずがない。兵法剣形の大事もこの妙法から出たものである。深く信じていきなさい。臆病であっては何事も叶わないのである。
【池田先生の指針】
行き詰まったら原点に返ることだ。唱題から出発するのだ。妙法は宇宙の根源の法なるがゆえに、妙法への祈りこそ、一切を動かす原動力となるのだ。
(第22巻「潮流」の章)