2021年3月26日金曜日

2021.03.28 わが友に贈る

飛躍の鍵は
課題を認識すること。
"越えるべき壁"は何か
一つ一つ明確にしよう!
勢いよく新年度へ!

法華経題目抄 P947
『妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり』

【通解】
妙とは蘇生という意味である。蘇生とは蘇るということである。

名字の言 チューリップの花言葉 2021年3月26日
赤、白、黄色と並んで咲くチューリップが、花壇を彩る春が来た。幼い頃に歌った童謡「チューリップ」が耳によみがえる▼この歌の誕生は90年前。時同じく、この花の栽培に命を懸けた富山の青年農家がいた。水野豊造氏だ。北国の農家の生活を楽にすると誓い、球根栽培の技術確立に情熱を注いだ。戦争が始まり、"こんなご時世に"と非国民扱いされても、平和の世には花が必要だと決して諦めなかった。氏が逝いてから半世紀余、富山は名実共に日本一のチューリップ王国となっている▼氏は生前、「チューリップは魂でつくるのだ。心を込めれば、きっと人の心を打つ美しい花を咲かすことができる」と語った。花言葉の一つは「思いやり」である。思いをやる——すなわち対象に向かって心を働かせ、懸命に尽くした分だけ豊かに花開くのは、人間も同じだろう▼御書に、法華経は「花こそ心よと申す法門なり」(1597ページ)と仰せだ。仏法(心)は現実(花)を離れた教えではない。苦悩渦巻く現実社会を幸福の花園に変え、自らの生活にも勝利の花を結ぶ生き方を説いている▼池田先生は「まことの『誓い』の種は、必ず花と咲いてゆく」とつづった。わが地域わが人生に功徳満開の春を! この誓願を貫く人でありたい。(恭)

寸鉄 2021年3月26日
「語はふみにつくさず」御書。会って語れば喜び倍加。全幹部が最前線へ
人ではない。自分自身だ。自分の信心だ—戸田先生日々決意を刷新し勇躍!
「脱炭素」取り組みたい人9割。この心を行動へ。省エネ等、できる事から
多忙な年度末は交通事故多発。速度超過・運転中の携帯は厳禁。規則順守を
空き巣被害に注意。短時間の外出時も必ず施錠。家も心も隙なく無事故で

☆池田先生と共に 希望・勝利の師弟旅 対話・人材・功徳の花を! 2021年3月23日
今年の桜前線は、沖縄に続いて広島から始まった。桜花爛漫の春到来である。
桜は御本仏が愛でられたゆかしき花である。
「さくらはをもしろき物・木の中よりさきいづ」(御書1492ページ)と桜を通して、誰もが凡夫の生命から尊極の仏の生命を現し、幸の花を咲かせていける「一生成仏」の道を示してくださった。
このお心を偲びつつ、我ら創価の師弟は「人間革命」そして「広宣流布」という創価桜の道を日本列島に、世界五大州に開いている。
「木を植えることは、命を植えること」との信条から折に触れ植樹を行い、各地に"桜の城"も築いてきた。
1967年(昭和42年)の5月には、会長就任7周年を記念して、東京・八王子の創価大学建設地に、男女青年部、未来部の代表と、伸びゆく若人の希望の象徴として、桜など1万6千本の苗木を植えた。
開学50周年を晴れ晴れと迎える創大のキャンパスは、さながら「宝樹多花菓」の園林と荘厳されている。とともに、当時の若き友が立派な人材の大樹と林立していることが嬉しい。
◇ ◆ ◇
桜の開花の陰には、春夏秋冬、育み、見守り続けてくださっている"桜守"の人知れぬご苦労がある。
ある造園の達人から、心掛けている点を伺った。
桜は根で呼吸する木なので根元を大事にすること。常に蘇生する準備をしている木なので新しい枝が伸びる道筋をつけてあげること、などである。人材の育成にも通ずるであろう。
今、進学・進級の時期であり、未来部の希望月間である。担当者の方々の尊き尽力に感謝は尽きない。
日蓮大聖人は「大風吹き候へどもつよきすけをかひぬれば・たうれず」(同1468ページ)と仰せである。揺れ動く時代だからこそ、皆の強盛なる祈りと、こまやかな激励で、宝の若桜を厳然と守り支えていきたい。
◇ ◆ ◇
恩師・戸田先生は、しみじみと言われていた。
「苦労というものは、次から次へと、よく続くものだ。これからも、苦しんでは解決していくだろう。それが信心の力であり、信心の証明なんだ」と。
この恩師が、こよなく慈しまれたのが、厳寒を勝ち越えて咲く桜であった。
来る年ごとに「3・16」から「4・2」そして「5・3」へと、東北へ、北海道へ、北上する桜花と共に妙なる新生のリズムで前進できるのも、恩師の留められた魂魄があればこそである。
地涌の青年部は、生き生きと「立正安国」「立正安世界」のスクラムを開拓し、拡大している。
4月には、太陽の婦人部の結成70周年を祝賀する「希望総会」が明るく賑やかに行われる。
がっちりと地域に信頼の根を張り、新鮮な励ましの言葉を光らせ、「対話の花」を、「人材の花」を、「功徳の花」を咲かせゆこう!