「一生空しく過して
万歳悔ゆること勿れ」
自ら決めた使命の道を
真っすぐに歩もう!
広布邁進の勇者たれ!
松野殿後家尼御前御返事 P1393
『然る間邪見の悪名世上に流布しややもすれば讒訴し或は罵詈せられ或は刀杖の難をかふる或は度度流罪にあたる、五の巻の経文にすこしもたがはず、さればなむだ左右の眼にうかび悦び一身にあまれり』
【通解】
それゆえ、日蓮は邪見のものであるとの悪名は世間に流布し、ややもすれば讒訴され、あるいは罵詈され、あるいは刀杖の難を蒙り、あるいは度々流罪に処された。法華経第五の巻・勧持品の経文に説かれた法華経の行者の姿と、少しも違うことがない。それゆえ、感涙は左右の眼にうかび、悦びが全身にあふれるのである。
名字の言 「妥協だけはしたくない」——53歳のJリーガー・中山雅史選手 2020年11月27日
「失敗や挫折はチャレンジしたことの証」と語るのは、サッカーのW杯で、日本人初のゴールを決めた中山雅史選手。53歳の今も、現役のJリーガーだ▼中山選手がコンサドーレ札幌を退団したのは、2012年のこと。度重なるけがで両膝の半月板をほぼ失った状態だったが、記者会見で「引退」の二文字は決して使わなかった。そこから治療を続けて3年後、アスルクラロ沼津に入団し現役復帰。現在は「公式戦のピッチに立つこと」を目標に、トレーニングに励む▼けがに加えて年齢による衰えもある。体の変化と向き合いながらチャレンジを続ける氏は「自分に負けたくないというか、妥協だけはしたくない」と語る。「可能性があるかないかは、挑戦しなければわからない」と(『再起は何度でもできる』PHP)▼限界を決めるのも自分であれば、限界を突破するのも自分である。「失敗=敗北」となるのは、自分で自分を「諦めた時」。真の勝利者とは、たとえつまずいたとしても、そこから立ち上がり、前に進む人のことだ▼小説『新・人間革命』第15巻「開花」の章に、「信仰とは、自らを励まし、奮い立たせる、精神の究極の力である」と。人生の不遇も、失敗も、全てを最善の方向へ生かすために、信心はある。(銘)
寸鉄 2020年11月27日
平和運動は風化との戦い—識者。"戦争の記憶"を語り継ぐ青年の連帯更に
「志をかさぬれば・他人よりも色まさり」御書。苦難にも信心貫く人に栄冠が
途中で止まるな。最後まで戦い進め—恩師。今年の目標完遂へダッシュ!
急激な寒さに注意。室内でも血圧変動の原因に。服装など工夫し体調管理
若者の大麻犯罪増。大学生・高校生も。一度だけの油断で破滅へ。皆で根絶
〈社説〉 2020・11・27 「新・人間革命」世代が躍動
◇師と弟子の"命の対話"を
小説『新・人間革命』に、青年部への期待がこうつづられている。
「自分たちの世代の広宣流布は、自分たちが責任をもち、最も有効な運動をつくり上げていってこそ、仏法の永遠の流れが開かれる」(第7巻「文化の華」の章)
池田先生が記されている通り、それぞれの世代が、それぞれの広布の使命を担っている。今の青年部は、先生がつづられる『新・人間革命』を日々学びながら成長してきた"「新・人間革命」世代"である。
その使命とは、小説に刻まれた「師弟の精神」を自らが体現しながら、人間革命の哲学を未来に語り広げていくことにほかならない。
今、青年部は、『新・人間革命』完結5周年、「広宣流布大誓堂」完成10周年となる2023年を目指し、「新・人間革命」世代プロジェクトをスタートした。
柱となる「青年部幹部会」(全国中継、年2回を予定)を前進の節としながら、『新・人間革命』を研さんし、折伏・弘教に励んでいく。
この運動を通して、人材育成、弘教・対話拡大の確固たる流れをつくっていきたい。
池田先生は『新・人間革命』を執筆する真情について、「『戸田大学』で恩師から一対一の薫陶を受けたように、日本中、世界中の青年たちと、この書を通して命と命の対話を交わしたいということであった」と述べられている。
この思いに応えるように"師弟の命の対話"を通して、今、新たな人材が陸続と立ち上がっている。
東京のある区の男子部大学校では『新・人間革命』を、章ごとに学ぶ取り組みをしている。
2年前に妻の折伏で入会したメンバーは、山本伸一が新入会の友に確信を込めて励ましを送る姿に感動。以来、日々の学びの中で、感動した先生の指導などを、その時に直面している自身の悩みと共にノートに書き留めている。
彼は「先生の指導を胸に課題を一つ一つ克服し、同じ悩みを抱える人を励ませる自分に成長していきたい」と語る。
世界の青年部もまた、『新・人間革命』を「広宣流布の教科書」に、信心の実践を重ねている。
タイの女子部のリーダーは、同国の広布を開いた師の戦いに触れ、"私も池田先生の激励で立ち上がった一人として、友に希望を送っていきます"と決意を新たにする。
「新たな青年学会建設の10年」の出発——その主役は、青年部の一人一人である。
師匠は見守っている。弟子が全責任を担い、「私が山本伸一」との自覚で人々を励まし、目の前の友に信心の歓喜を語っていきたい。その時、わが地域に、世界が希求する、希望と幸福のスクラムが築かれていくに違いない。
☆四季の励まし 創立100周年へ希望の出航! 2020年11月22日
◇池田先生の言葉
希望のある人生は、
明るく朗らかである。
歓喜があるからだ。
希望に輝く人には、
皆が引き寄せられる。
充実があるからだ。
希望溢れる所には、
笑顔の花が咲き薫る。
未来があるからだ。
希望とは、
未来を信じる信念である。
希望とは、
挑戦し続ける勇気である。
そして希望とは、
今日より明日への
たゆみない前進である!
希望がなければ、
自分が希望を創るのだ。
それが幸福である。
「希望」を創っていこう!
どんな絶望的な状況に
立たされたとしても、
そこから、
平和の方向へ、
希望の方向へ、
勝利の方向へ、
生き抜いていける。
そして断固として
価値創造してみせる——
これを
「創価」というのである。
「勝利」——
この光り輝く宝冠を、
宿縁深き同志の頭に、
一人も残らず
かぶせて差し上げたい。
友よ、勝て!
それこそが、
恩師の願いであった。
そしてまた、
これこそが、
私と妻の
切なる祈りである。
創立100周年の
2030年へと、
我らの前途には、
洋々たる未来が
開かれている。
「常に前へ」
「さらなる希望の峰へ」と、
私たちは、世界の友と
心一つに進んでいきたい。
学会はどこまでも
実践の団体である。
行動し続けるからこそ
発展があり、勝利がある。
今日も
自行化他の実践に励み、
栄光凱歌の人生を
歩んでいこう!
【写真説明】天空に懸かる虹。その光彩に向かって一隻の船が水面を滑る。1994年(平成6年)5月、モスクワで池田大作先生がカメラに収めた。
89年に冷戦終結、91年にソ連解体。世界もロシアも激動の渦中にあった。滞在中、先生は、ゴルバチョフ元ソ連大統領、モスクワ大学のサドーヴニチィ総長らと会談。同大学では「地球的連帯の世紀」を展望し、記念講演を行った。
川は流れる。時代も動く。万物は流転する。その中で人間は、幸福を求めて懸命に生きている。人類に希望を、差異を超えて結び合う平和の哲学を——創価学会は、この人間主義の航路をこれからも進む。さあ、創立100周年という希望と勝利の岬へ出航しよう。池田先生と共に!