◇今週のことば
「師子王は百獣にをぢず」
試練の時代こそ胸を張り
我らは勇気で進む。
価値創造の智慧で開く。
題目の師子吼で勝つ!
2020年11月8日
女人成仏抄 P471
『経文には一人一日の中に八億四千念あり念念の中に作す所皆是れ三途の業なり等云云』
【通解】
経文には「一人の人間が一日に思うことがらは八億四千もある。それらの次々に起きては消える思いの一つ一つは全て三悪道へとおちる悪業である」とあります。
名字の言 机の中にあった1枚の写真を見て 2020年11月8日
机の引き出しを整理していると、思いがけず1枚の写真が出てきた。学生部時代に同志と開催した集いの成功を記念して撮ったものだった。瞬時に"あの日"の感動がよみがえり、今日までの年月を思い返し、これからもあの日の決意のままに頑張ろうと気持ちを新たにした▼"過ぎし日のある瞬間"を収めた写真を見る人は、瞬時に過去、現在、未来へと思いをはせる。写真が永遠性を一瞬に収めたものであり、一瞬を永遠に刻み残すものであるからだろう▼仏法の永遠の生命観から見れば、一生といっても一瞬である。しかし、その一瞬にすぎない今世における信心で、"永遠の幸福が開けるか否か"が決まる、と仏法では説いている▼写真家の土門拳は、正しい「シャッターチャンス」とは、写真の見栄えなどではなく、写す対象の本質が最も出ている瞬間のことだと論じた。そのチャンスをつかむには「自分を据えてカメラを通して、いかに人生観と直結するかという根本の考え方、態度を確立しなければならない」(『写真作法』ダヴィッド社)と▼ならば、この一期一会の出会い、この一本の激励の電話、成長を誓い合う決意のこの一言……。広布に生きる瞬間瞬間に、自他共の幸福を永遠に開きゆく因があることを心に刻みたい。(代)
寸鉄 2020年11月8日
一人一人の前進が創価の勝利!11・18まで10日。創立90周年飾る挑戦を今
奈良の日。我らの勇気の信心で新たな拡大の歴史を!偉大な常勝関西の柱
各地で男子部体験談大会たけなわ。確信の言葉に勝るものなし。堂々語れ
さいわいは心よりいでて我をかざる—御書。友を称え励ます人に福徳無量
利他的な心を持つ人ほど幸福を感じやすい—研究広布の人生は大歓喜の道
〈社説〉 2020・11・8 あすは「換気の日」
◇ますますの対策で新たな出発
あすは、11(いい)9(くうき)にちなんだ「換気の日」。換気の知識や理解を深める日として、1987年(昭和62年)に一般社団法人・日本電気工業会(JEMA)によって定められた。
プライバシーや災害への耐久性の観点から、気密性の高い住居が増えた現在は、換気扇の使用や窓の開放など、換気を意識的に心掛けることが大切だ。人体に有害な二酸化炭素やハウスダストを室内から追い出すことができる。
換気を行う上で重要なのは、時間よりも回数。30分から1時間ごとに、数分程度、2方向の窓を開けるのが目安。また5〜15センチほど開けるだけで、外の冷気が下から中へ、部屋の暖気が上から外へ流れ、短時間で換気ができるという(温暖差換気)。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、換気は3密(密閉・密集・密接)を回避するための習慣として、身近に定着しつつある。これからの季節には、インフルエンザなどの感染症にも注意が必要だ。
厚生労働省で直近に行われた専門家による会合では、各地の新たなクラスター発生などを受け、国内の新型コロナ感染は依然として「微増傾向が続いている」と見解を示した。観光や飲食、イベントの興行を促す「Go To キャンペーン」の推進によって、外出への機運が以前より高まってきてもいる。
御書には、「さきざきよりも百千万億倍・御用心あるべし」(1169ページ)とも仰せである。「自分だけは大丈夫」といった油断を排し、マスクの着用や手洗いなど、自分にできる感染対策をますます徹底しながら、新たな日常を有意義に過ごしていきたい。
こうした中、一人一人とお会いして励ましを送る家庭訪問が再開された。ある学生部のリーダーは、これまでオンライン会合上でしか顔を合わせられなかった1年生のメンバーのもとを初めて訪れた。リーダーの2度目の「はじめまして」に、「やっと会えましたね!」とマスク越しに笑顔がはじける。粘り強い励ましに奮起したメンバーは、友人との仏法対話に挑戦するようになった。
「広宣流布は、自分が動いた分だけ拡大していく」。池田先生の思いに立ち返り、わが地域、わが組織にさわやかな励ましの風を送っていきたい。
16日からは座談会の週が始まる。肌寒くなる季節。参加ができない友にも最大限に配慮しながら、室温調節など無事故の運営を心掛けていきたい。換気をはじめ基本的な対策から、ウイルス感染防止への注意を"喚起"すると共に、学会創立90周年を飾り、明「希望・勝利の年」への出発となる集いとしよう。
☆世界広布新時代第47回本部幹部会への池田先生のメッセージ
◇我らは「時」に巡り合った家族
一、戸田先生は、「時にあい、時にめぐりあって、その時にかなうということは、生まれてきたかいのあるものであります」と、「時にめぐりあう喜び」を語られました。
今、私たちが「創立90周年」という不思議な時にめぐりあい、共々に祝賀できることは、この上ない喜びであり、誉れであります。
日本全国、全世界の尊き貴き創価家族の一人一人に、私は満腔の感謝を捧げたい。とともに、この90年、広宣流布の陣列に連なり、亡くなられた全ての同志、ご家族、友人方へ、追善の題目を懇ろに送らせていただきます。
◇1985年に牧口先生を偲び認めた一書
一、今日は、35年前の1985年、創立55周年を記念して、殉教の牧口先生を偲び、認めた一書を贈りたい。
「大心」——「大きな心」「大いなる心」という書であります。
戦乱と貧困と病苦の渦巻く時代に、牧口先生は叫ばれました。
「宗教革命によって心の根底から建て直さなければ、一切の人間社会の混乱は永久に治めることができない」と。
そして、日蓮仏法を高らかに掲げて、民衆の「心」に、限りなき勇気と智慧と慈悲の太陽を一人また一人と昇らせていかれました。
牧口先生は、軍部政府の弾圧で3畳の狭く寒い独房に囚われても「心一つで地獄にも楽しみがあります」と記されております。
まさに「大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし」(御書1448ページ)との御聖訓さながらの大闘争でありました。
どんな試練があろうとも、妙法と共に一切を変毒為薬して、大きく強く、賢く明るく、自在に価値を創造していく「創価の大心」を、創立の先師は命を賭して、後継の弟子に示し託してくださったのであります。
◇新鮮な価値創造こそ創価の生命
一、明年は、牧口先生の生誕満150年、戸田先生の会長就任70周年であり、平和と幸福の太陽たる婦人部、また全世界に連帯を広げた本門の地涌たる男女青年部の結成70周年でもあります。
さらに牧口・戸田両先生の悲願であった創価大学は創立50周年、そして共に21世紀の希望の光と輝くアメリカ創価大学も開学20周年を迎えます。
「妙とは蘇生の義」(同947ページ)と仰せの通り、創価の生命は、いつでも、どこでも、生き生きと若々しく、新鮮な価値創造の前進であり、開拓であります。
そこで、幾重にも意義深き「希望・勝利の年」の1月の本部幹部会は、心機一転、創立100周年へ向けての「第1回」として新出発することを提案したいけれども、みんな、どうだろうか!(大拍手)
◇立正安国の誓願へ異体同心で
一、さらに明年は、御本仏・日蓮大聖人の御聖誕800年であります。
大聖人は、「大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず」(同1351ページ)と宣言されました。
我らは大聖人の正統として、大地も大空も、大海原も太陽も、大宇宙までも包みゆく「大きな心」で、広宣流布・立正安国という最も気高く最も大きな祈りを貫き通し、一つ一つ誓願を叶えてまいりたい。
◇「歓喜の中の大歓喜」を自他共に
法のため、友のため、社会のために大きく悩み、苦労して戦った分、大きく心の財を積み、「歓喜の中の大歓喜」の大境涯を自他共に開いてゆけるのが、人間革命のドラマであります。
我ら創価の師弟は、桜梅桃李の一人一人を励まし照らす異体同心の団結で、苦難に立ち向かう地球社会に「大いなる希望」を贈り、人類の宿命転換という「大いなる心の勝利」へ勇猛精進することを朗らかに決意し合っていこうではありませんか!
全宝友の健康長寿と和楽安穏、福徳無量をひたぶるに祈り、題目を送ります。みな、お元気で!(大拍手)
☆第47回本部幹部会配信スタート SOKAnetでも視聴可能
◇きょう7日午後4時から15日まで
世界広布新時代第47回本部幹部会の全国中継が、きょうから始まる。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、従来の会館や個人会場(中継の会場と時間は各県・区で決定)に加え、「モバイルSTB」でも視聴可能となる(インターネットを通してダウンロードが必要)。
創価学会公式ホームページ「SOKAnet」でも視聴できる(こちらからアクセス可能)。SOKAnetでの配信期間は、きょう午後4時から15日(日)まで。
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