2020年8月1日土曜日

2020.08.01 わが友に贈る

健康・無事故こそ
幸福・勝利の土台だ。
"自分は大丈夫"との
過信や油断は禁物。
賢明に有意義な夏を!

聖愚問答抄 P491
『知恩をもて最とし報恩をもて前とす世に四恩あり之を知るを人倫となづけ知らざるを畜生とす』

【通解】
(聖人は)恩を知ることを最高とし、恩を報ずることを第一としてきた。世の中には四つの恩がある。これを知る者を人倫(人の道に適った人間)と名づけ、知らない者を畜生という。恩に報いる生き方にこそ、偉大な人間としての完成があると仰せです。

名字の言 核廃絶——シュバイツァーを動かしたカズンズ博士の思い 2020年8月1日
「原子爆弾の実験を今後終らせることは、苦悶する人類が求めている希望の光明のようなものであろう」(鮎川信夫訳)——1957年、ノルウェーのオスロ放送局で、哲学者シュバイツァーが核兵器の廃絶を訴えた▼ノーベル平和賞を受賞したシュバイツァーだったが、当初、平和に関するコメントを求められても消極的だった。自らの発言が、国際政治などの場で利用されることを嫌ったためだ。その彼が核廃絶の声明を発表したのは、"米国の良心"といわれるノーマン・カズンズ博士が促したからである▼第2次世界大戦の終戦から4年後、カズンズ博士は広島を訪問。悪魔の兵器の恐ろしさを肌で感じた。帰国後、原爆で両親を失った「原爆孤児」の里親を募るなど、原爆被害者の支援に尽力。「核時代」の一日も早い終焉を強く願っていた博士だからこそ、シュバイツァーの心を動かしたのだろう▼広島の平和記念公園には、「ノーマン・カズンズ氏記念碑」が立つ。そこに刻まれた博士の言葉に、「世界平和は努力しなければ達成できるものではない 目標を明確に定め責任ある行動をとることこそ人類に課せられた責務である」と▼戦後75年の8月が巡り来た。核廃絶への「責任ある行動」は、今の私たちに向けられた言葉である。(嶺)

寸鉄 2020年8月1日
友情広げる8月。電話や手紙等、方法は知恵次第。励ましの心で対話拡大!
「御信心をば雪漆のごとくに御もち有るべく候」御書。純真な祈りこそ力
身体には鍛錬、心には読書—詩人。心身鍛える時。共に工夫し挑戦の日々を
夏の省エネ総点検の日。環境問題は待ったなし。身近な努力が未来を守る
食中毒予防は�洗う�低温保存�加熱が基本と。きょうから食品衛生月間

☆大白蓮華巻頭言2020年8月号 聖教は「多宝」の命の共戦譜
御本仏は、妙法の「変心為薬」の大功力を宣言された。
「災来るとも変じて幸と為らん」(P979)
いかなる絶体絶命の窮地に追い込まれても、そこから不屈の価値創造を成し遂げてみせる。これが、広宣流布の大誓願を貫き通す創価の師弟の逆転劇である。我らの聖教新聞の誕生は、何よりも、その象徴といってよい。
七十年前の八月十四日。事業の最悪の苦境の中で、戸田城聖先生と私は、新聞記者の収材に誠心誠意応じた。
その直後、先生は新聞の持つ力を鋭く洞察しながら、私に機関紙発刊へ構想を練るよう指示されたのである。
翌年の四月ニ十日、先生の第二代会長就任に先駆けて聖教は創刊された。どんな不幸の淵にある庶民からも、「絶対勝利」の希望を引き出す新聞が生まれたのだ。
御聖訓には、「法華経は釈迦如来の書き顕して此の御音を文字と成し給う仏の御心はこの文字に備れり」(P1122)と説かれる。法華経の「慈悲の極理」を根幹とする聖教新聞の一文字一文字も、「一切衆生を幸福に」という御本仏のお心を備えていると確信してやまない。
法華経の会座では多宝如来が出現し、平等大慧の妙法を「善き哉、善き哉」「皆是れ真実なり」と証明される。
そして今、聖教新聞の真実を、あらゆる宿命を転換してきた人生の凱歌を通し証明してくれているのが、黄金の笑顔の多宝会、宝寿会、錦宝会の長者にほかならない。
戦争で教育の機会を奪われた尊き「無冠」のお母さまが、「文字も聖教新聞を読んで学びました。私の中身は全部、聖教と学会に育ててもらったんです」と語られていた。
仏法の「師子吼」には、「一切衆生に仏性あり」と訴え切る意義がある。そして恐れを取り除き、虚偽を打ち破り、皆の威光勢力を増し、若き世代を導き育む力がある。不安や分断の逆巻く今、聖教は世界の姉妹紙誌と一体の師子吼で、民衆の英知と良心を結び、高めゆくのだ。
「聖教さながら多宝会」の父母と一緒に、「人問革命」という痛快な逆転勝利の共戦譜を、今日もつづりゆこう!

聖教と
 勝ちつづりゆく
  共戦譜
 多宝の命の
  笑顔は仏と

〈2020 学会史メモリアル〉8月
2020年7月24日
◎8・6 小説『新・人間革命』の起稿・脱稿の日
8月6日は、池田大作先生が小説『新・人間革命』を起稿(1993年)し、脱稿(2018年)した日。
同小説は海外13言語、23カ国・地域で出版されている。
起稿・脱稿とも長野研修道場で行われ、8月6日は「信越師弟誓願の日」に定められている。

◎8・12「教育原点の日」
1975年(昭和50年)8月12日、池田先生が「教育部」の夏季講習会に出席。
教育部が「教育本部」へ拡充された2002年(平成14年)に「教育原点の日」となった。
※参考資料=小説『新・人間革命』第24巻「人間教育」

◎8・14「関東の日」
戸田城聖先生と池田先生の"師弟の出会いの日"である8月14日が、2000年(平成12年)8月、「関東の日」に。

◎8・24「池田先生入信記念日」
1947年(昭和22年)8月14日、当時19歳の池田先生が、東京・蒲田での座談会に出席。
生涯の師となる戸田先生と出会い、10日後の8月24日に入信した。
※参考資料=『人間革命』第2巻「地涌」

◎8・24「聖教新聞創刊原点の日」
戸田先生の事業が行き詰まる中、1950年(昭和25年)8月24日、「聖教新聞」創刊の構想を戸田先生と池田先生が初めて語り合った。
語らいから本年で70年。

◎8・24「壮年部の日」
1976年(昭和51年)、池田先生が出席した副会長室会議で、先生の入信記念日である「8・24」が「壮年部の日」に。

◎8・26 学生部「飛翔会」結成45周年
1975年(昭和50年)8月26日、働き学ぶ2部学生の集いである学生部「飛翔会」が結成。
本年で45周年。
※参考資料=『新・人間革命』第23巻「勇気」

◎8・26「北陸の日」
1984年(昭和59年)8月26日、池田先生は「第1回北陸平和文化祭」に出席。
この日が「北陸の日」に。

◎8・29「国際部の日」
1968年(昭和43年)8月29日、池田先生が通訳や翻訳に携わる友を激励。
その後、「国際部」が発足し、2002年(平成14年)に「国際本部」へと拡充。

◎8・31「学生部の日」
1962年(昭和37年)8月31日、池田先生が学生部の代表に対し、「御義口伝」の講義を開始。
講義は約5年間続き、多くの人材が輩出された。
※参考資料=『新・人間革命』第6巻「若鷲」