川・海・山の事故が多発。
呉々も安全第一で!
危険箇所には近づかず
体調や天候変化に留意。
油断排し万全の備えを!
大白牛車書 P1543
『抑此の車と申すは本迹二門の輪を妙法蓮華経の牛にかけ、三界の火宅を生死生死とぐるりぐるりとまはり候ところの車なり』
【通解】
そもそもこの車というのは、本門と迹門の二門の輪を妙法蓮華経という牛にかけ、三界の火宅を生死生死とぐるりぐるりと回るところの車である。
名字の言 中華統一を成し遂げた大帝国の歴史の教訓 2020年8月22日
発行部数が累計6400万部を超え、映画化もされた人気漫画「キングダム」。「天下の大将軍」を志す主人公が、後に始皇帝となる秦の国王と共に「中華の統一」を目指す物語だ▼長きにわたり大小の国家が争ってきた戦乱の世を終わらせるには、「国境」そのものをなくすしかない——若き国王の理想に、多くの人々が糾合されていく。漫画は歴史を基にしたフィクションだが、天下の統一という偉業は2200年の時を経ても色あせない▼始皇帝が暴君か名君かは、さまざまな意見がある。万里の長城や巨大陵墓の建設に民を酷使した一方で、文字や度量衡の統一などの業績も残した。ただ確かなのは始皇帝の死後、わずか4年で秦は滅んでしまったということだ▼なぜ強大な秦帝国は滅亡したのか。作家の陳舜臣氏は、民衆の支持を得なかったこと、地方の長官は中央政府から任命された官吏ばかりで、身を賭して国を守る人々がいなかったことを挙げている(『秦の始皇帝』文春文庫)▼要するに「民の安穏の実現」という明確な理念、そして次代を担う真の人材を欠いていたということだろう。法律や制度だけでは足りない。それを支える人間と優れた精神性あってこそ、世代を超えた発展はある。現代にも通じる重い教訓である。(駿)
寸鉄 2020年8月22日
若いというだけでどんな人間よりも偉大—恩師。君よ宝の青春を乱舞せよ
「仏の御心はこの文字に備れり」御聖訓。御書を拝せ!勝利の道がここに
希望は強い勇気であり、新たな意志—作家。広布のロマン胸に今日も前進
熱中症死、3割が夜間。就寝前に水分補給、冷房活用を。高齢者は特に注意
コロナ終息後に行きたい国、日本が1位。皆で試練乗り越え民衆交流を再び
☆学ぼう「黄金柱の誉れ」Q&A 第8回 信心の継承
大切な夏休みに入り、お子さんやお孫さんに信心の素晴らしさを伝えていきたいと思っている壮年部の方々も多いと思います。ここでは、信心の継承をテーマに、壮年部指導集『黄金柱の誉れ』から池田先生の指導を学んでいきましょう(指導集248ページから250ページまでを抜粋)。
●テーマ 信心の継承 子どもが、なかなか信心に立ち上がりません
〈「信念、生き方、情熱」を賢明に伝える〉
私たちは、法のため、人のために奉仕している。エゴの人生ではない。ゆえに人よりも忙しいし、団欒の機会も思うままには取れないかもしれない。それでも人に尽くして生きている。いちばん尊い人生なのである。
その信念、生き方、情熱を、子どもたちが理解し尊敬できるようにしてあげなければならない。愛情も信念も、"黙っていても、いつかわかってくれるだろう"と考えるのは誤りである。
意識して"表現"しなければならない。あせらず、そして賢明に伝えていくことである。その「知恵」が「信心」の表れなのである。
(『池田大作全集』第82巻、SGI代表者会議でのスピーチ)
〈自分がしっかりしていればいい〉
両親や夫や奥さんがなかなか入会しない、あるいは子どもが信心に立ち上がらないからといって、あせる必要はありません。
大聖人も「この功徳は父母・祖父母・乃至無辺の衆生にも・をよぼしてん」(御書1231ページ)——この功徳は、あなたの父母・祖父母、さらに無辺の衆生にもおよんでいくでしょう——と仰せです。自分がしっかりしていれば、すでに道は開かれているのですから、安心していい。太陽は一つ昇れば、全部を照らしていける。自分が一家・一族の太陽になればいいのです。
(『池田大作全集』第30巻、「法華経の智慧」)
〈恥じることはない〉
自分が幹部で、子どもさんが一生懸命に信心していないことから、"幹部として恥ずかしい。皆に申し訳ない"と、何か後ろめたい思いでおられる方もいるかもしれない。また、"幹部なのに……"と厳しい目で見ている人もいるかもしれない。
しかし、負けてはいけません! 決して恥じることはありません。全部、深い意味があるんです。要は、子どもさんが信心に励み、幸せになれるように、強盛に祈り、日々、真剣に努力し抜いていくことが大事なんです。
むしろ、子どもさんのことで、確信を失い、元気が出なくなってしまったり、学会活動に対して遠慮がちになってしまったりすることの方が問題です。それこそが、魔に破られてしまっていることだからです。何があろうが、めげたり、萎縮してしまったりすることなく、大生命力をみなぎらせ、堂々と胸を張って、戦うんです。そして、周囲の若い後継の世代を温かく励まして、全力で育成していけばいいではありませんか!
(小説『新・人間革命』第27巻「求道」)