2020年8月27日木曜日

2020.08.27 わが友に贈る

後継の若人よ
歴史を開く時は今!
友の幸福を祈り抜き
真心と誠実が光る
励ましの対話を!

顕謗法抄 P444
『殺生偸盗の罪の上に邪婬とて他人のつまを犯す者此の地獄の中に堕つべし、而るに当世の僧尼士女多分は此の罪を犯す殊に僧にこの罪多し』

【通解】
殺生・偸盗の罪のうえに邪婬といって他人の妻を犯す者は、この地獄の中に堕ちるのである。ところが、今の世の僧や尼や在家の男女の多くは、この罪を犯している。とくに僧にこの罪を犯す者が多い。

名字の言 潜水士・鉄芳松氏「『やる』と決めたら知恵は出る」 2020年8月27日
"世界のプラチナ潜水士"と称される鉄芳松氏。これまでの潜水は2万回を超える。港湾工事や漁場の調査など、人目につかない海底で60年以上にわたり、黙々と仕事に取り組んできた▼常に命懸けの作業で、氏が大切にするのは基本の徹底。例えば作業終了後、徐々に浮上しながら減圧症を防ぐ過程では、水深21メートルで6分間停止など、水深ごとの待機時間を設定。水深90メートルからの浮上には、4時間以上をかけるという▼その上で氏は「どんな仕事も『やる』ことを前提とする」。たとえ失敗しても、その経験は必ず自身の糧となるからだ。「できる可能性を考えて取り組むことを選べば、得るものがある」「『やる』と決めたら知恵は出る」。本年で80歳となったが、日本潜水協会の会長として後進の育成にも力を注ぐ(『潜水士の道』マガジンランド)▼何事も"できない"と思えば、そこで可能性は閉ざされてしまう。池田先生はかつて、古代エジプトのピラミッド建設について語った。「初めピラミッドは、どこに建っていただろうか? 設計者の胸の中である。断じて建てようという彼の一念のなかに、まず『金字塔』は建ったのだ」▼"逆境だから無理"ではなく、"逆境だから成長できる"——清新な心で、挑戦の一日を開始しよう。(誼)

寸鉄 2020年8月27日
創立90周年の「11・18」へ前進の幹部会。さあ清新な息吹で!下半期を出発
総秋田女性の日。友の心に漲る師匠直結の誓い。婦女一体で友情を拡大!
青年層には新しい兆しが—文豪。世界青年部総会まで1カ月。共々に成長
手作りマスクでも7割程の飛沫防止効果—計算。着用皆で。感染防ぐため
ネットの中傷、転載だけでも名誉毀損—司法判断出所確認し、真偽見抜け

☆四季の励まし 師との原点をもつ人は強い 2020年8月23日
【写真の説明】夏の太陽に照らされ、草木の緑が輝く。道の先には、浅間山が悠然とそびえ立っていた——。2001年(平成13年)8月、池田大作先生が長野でシャッターを切った。
長野は、池田先生が恩師・戸田城聖先生との最後の夏を過ごし、広布の未来を語り合った師弟誓願の天地。創価の師弟の真実の姿を永遠に残すことを誓い、小説『新・人間革命』を起稿・脱稿した地でもある。
あす8月24日は、池田先生の入信記念日。1947年(昭和22年)の夏、恩師と出会って10日後のことだった。池田先生は「稀有の師匠との出会いによって、私の人生は変わり、未来を大きく開いていただいた」と。
私たちもまた、いつも心に師を抱き、新たな広布の峰へ前進しよう。

◇池田先生の言葉
「師」という
原点をもつ人は強い。
原点を忘れないことだ。
原点を忘れなければ、
人間は、
進むべき信念の軌道を
見失うことはないからだ。

一流の人は皆、
約束を違えない。
私も、同じ信念できた。
だから互いに安心し
信頼できる。
約束を守る人が、
人間として
一番偉い人である。
誓いを果たす人が、
一番幸福な人である。

師の恩を忘れず、
また友情を大切に
育んでいく——
一見、平凡のように
見えるが、そうではない。
こうした振る舞いの中に、
実は人間性の
最も美しき発露があり、
人間性の真髄がある。

思うように
動けなくなっても、
電話や手紙で
人々を
励ますことができる。
皆の幸福と勝利を祈って
唱題することもできる。
日々の暮らしの中に、
御本尊への信仰があれば、
そして、
師匠と共に、
学会同志と共にいれば、
何の心配も恐れもない。
これこそ
絶対の安心、
安穏の世界である。

黙っていては、
何も起こらない。
引っ込み思案で、
縮こまっていたら、
自分の世界も変わらない。
声を届ける。
それが「善縁の拡大」に
つながる。

勇気をもって語れば、
こちらの仏性も
強く現れる。
相手の仏性も
薫発される。
私たちの対話は、
お互いが心豊かになり、
「自他共の幸福」を開き、
「皆が勝者」へと
前進しゆく行動なのだ。

☆第3代会長就任60周年記念 師弟凱歌の記憶 第13回「共戦の『札幌・夏の陣』」
65年前の夏、北の大地に偉大な民衆勝利の一歩が刻まれた。
1955年(昭和30年)8月、広布拡大の布石を打つべく全国45カ所に派遣隊が赴き、「夏季地方指導」が実施された。
北海道・札幌への派遣隊の中心者は、27歳の池田先生だった。
一行の札幌入りは、8月16日のこと。先生は出迎えた同志に語った。「戦いは勝ったよ!」
力強い宣言には確かな根拠があった。わずか10日間の短期決戦。先生は入念な準備を重ねていた。
派遣の1カ月以上前から、札幌のリーダーに重ねて手紙を送付。手紙は回覧され、同志は勝利のためのきめ細かな布石を打ち続けた。最前線の友を徹底して激励。皆が勇気を振り絞り、下種を大きく広げた。"本陣"となる旅館に先生が着いた時には、札幌を五つの区域に分けて成果を書き込むグラフがすでに用意されていた。
戦いは、毎朝の勤行と御書講義から始まった。先生は「生死一大事血脈抄」などを拝して、地涌の使命の大きさを力説。誰もが広布開拓の喜びをかみ締め、仏法対話へと飛び出していったのである。
先生は同志の運転するスクーターの後部座席に乗り、座談会場を何カ所も回った。未舗装の道が多く、揺れる座席で"札幌の同志に勝利を"と祈り、小声で題目を唱え続けたという。
同志の心が一つになった戦いの結果は如実に現れた。初日、50人が入会を希望。友の前進は加速する。20日には早くも目標の300世帯を達成。24日には、戸田先生を迎えて大会を開催。札幌が「班」から「地区」に発展することが発表され、歓喜に沸いた。
そして札幌の折伏成果は388世帯に。派遣隊が訪れた全45地域中、堂々の日本一に輝いた。約500世帯の札幌の会員数は、一気に倍増に迫る勢いだった。
その栄光の歴史は「札幌・夏の陣」の名で語り継がれる。
戦いは勝つべくして勝つ!——師弟の広布史に刻まれた"夏の陣"の闘魂は今、三代城・北海道の同志の生命に流れ通っている。