躍進の8月に挑む
受験生とその家族に
真心のエールを!
皆で勝利を祈り抜き
温かく見守ろう!
四条金吾殿御返事 P1192
『いよいよ強盛に大信力をいだし給へ、我が運命つきて諸天守護なしとうらむる事あるべからず』
【通解】
いよいよ妙法に対する強盛なる大信力を出していきなさい。自分の福運が尽きてしまったのに、諸天善神の守護がないといって恨むようなことがあってはいけない。
名字の言 巨悪を生み出す温床——歴史学者の洞察 2020年8月9日
戦時中、ユダヤ人を虐殺した蛮行の責任は誰にあるのか——。ドイツの歴史学者グイド・クノップはこう洞察する。元凶はヒトラーに違いない。だが、「それを傍観し、また目を背けていた」数百万の人々の責任も重い、と(『ホロコースト全証言』高木玲・藤島淳一訳、原書房)▼不正や真実から目をそらす。勇気の声を上げない。行動を起こさない。そうした人々の姿勢こそが、巨悪を生み出す温床になったというのだ。「人類への警鐘」と受け止めたい▼これまで長崎、広島で数々の平和行事を取材してきた。当事者から貴重な証言を伺うたびに、胸が熱くなった。原爆への怒りが込み上げた。そして強く実感した。"戦争の実態を知れば知るほど、平和の尊さに感謝できる。行動を起こす意欲、勇気が湧く"と▼日蓮大聖人は「敵を知らなければ、敵にだまされてしまう」(御書931ページ、通解)と警鐘を鳴らされた。時代や社会が変わろうと、生命軽視の魔性の権化ともいうべき核兵器の存在を断じて許してはならない。傍観、無関心を蔓延させる風潮こそが"平和の敵"と見破り、打破していくことだ▼被爆75年を迎えた今、改めて長崎、広島と真剣に向き合う時である。歴史の真実を学び合い、平和創造の連帯を一段と強めていきたい。(誠)
寸鉄 2020年8月9日
75回目の長崎原爆の日。平和ほど尊いものはない—この心を我らが未来へ
原爆について知りたい—米国民8割超。核兵器は人類の敵。この思潮更に
言葉がなければ結び合う事もできぬ—哲人。一本の電話も心つなぐ契機と
水の事故相次ぐ。天候や体調の変化を甘く見ず。油断排して楽しい一時を
空調は入電時が最大電力—感染対策で換気の時も切らない方が安価。賢く
☆四季の励まし」 高め合う「創造家族」に 2020年8月2日
【写真の説明】黄、白、赤、紫……。色とりどりの花々が美しく咲いていた。本年5月、池田大作先生が都内で撮影した一葉である。
さまざまな花が集まって咲く姿は互いを支え、励まし合っているようにも見える。文豪・武者小路実篤は「仲よき事は美しき哉」と。"仲が良い"ということは、自然の世界でも人間の世界でも、美しく、心を安らかにする。
家族で過ごす時間の増える8月。日頃の感謝を言葉にして送るとともに、笑顔が生まれるコミュニケーションを心掛けていきたい。
私たちは一人ももれなく、創価家族の温かなスクラムの中にいる。真心の振る舞いで、互いの絆を強め、地域に和楽の花を咲かせよう。
◇池田先生の言葉
社会といっても、
その基盤は、
一つ一つの家庭にある。
ゆえに、盤石な家庭の
建設なくしては、
社会の繁栄もないし、
社会の平和なくしては、
家庭の幸福もありえない。
そこに世界平和への
方程式もある。
身近な家族同士では、
意外に
不平や欠点の指摘に、
終始していることも多い。
そうした中で
ほんのちょっとした、
励ましの言葉が
相手の心をほぐし、
会話を円滑に
するものである。
こうした繰り返しが、
自然のうちに
家族の絆を確かなものに
つくり上げていく。
家族になるのも
深い宿縁である。
互いが互いの幸福を
増進させる「善き友」で
ありたいものだ。
広宣流布という
高い目標に向かって、
支え合い、補い合い、
磨き合っていけば、
それは「創造家族」とも
言えるし、
「成長家族」とも言える。
親の信心は、
必ず子に伝わる。
たとえ、時間がかかっても、
回り道を重ねても、
絶対に伝わる。
飾る必要はない。
失敗を恐れなくてよい。
信念を曲げず、
自ら決めた道を
朗らかに進む。
その親の生き方こそ、
子に贈る
「最上の宝」なのだ。
家族が信心していなくても
何の心配もいらない。
その中で信心を貫いて
いること自体が全部、
家族の大功徳に変わる。
一人が
信心に立ち上がれば、
わが家に太陽が昇る。
全員を幸福の方向へ、
成仏の方向へ
導いていけるのが、
妙法の功力なのである。