2016年3月29日火曜日

2016.03.29 わが友に贈る

広布の誓願を貫けば
苦難を恐れない心
魔性を打ち破る力が
わが生命に涌現する。
不退の心で大躍進を!

撰時抄 P265
『仏の御使として南無妙法蓮華経を流布せんとするを或は罵詈し或は悪口し或は流罪し或は打擲し弟子眷属等を種種の難にあわする人人いかでか安穏にては候べき』

☆四季の語らい
人を尊敬する人は、人からも尊敬される。人に慈愛を注ぐ人は、自分も人から守られる。環境とは、根本的には「自分の姿が映った」結果なのである。だれが、本当に偉い人か。確固たる哲学をもち、大地に足をつけ、誠実な対話で「人間と人間の連帯」をつくっていく。その人は偉大である。「民衆の中で揺るぎない信頼を得た人」が、偉い。

☆今日のことば365 三月二十九日
人生はまず、「どんな困難も乗り越えてみせる」「小さな自分の殻を破ってみせる」という気概をもつことだ。そこから、いつさいが開けていく。

☆今日のことば365 三月二十九日
君のとつとつとした
 真実の雄弁は
  誰人もほめることはないだろうが
 胸を打たずにはおかない

☆御書の解説 2016.03.26
Q どうやって地区の目標を立てればいいですか?
A 皆が決意できるよう、一緒に考え、励まそう

「地区リーダー」に任命された伊藤くん。目標を立てるにあたって……。
伊藤くん う〜ん、悩むなあ。
小林男子部本部長 どうしたんだい?
伊藤 先輩から、対話や人材拡大の「目標」を立てるように言われたんですけれど、仕事のノルマみたいになるから苦手なんですよね……。
小林 なるほどね。僕も地区リーダーになった時、そう思ったよ。
伊藤 小林さんもですか?
小林 でも、今は違うけどね。ねえ伊藤くん、対話拡大も人材拡大も、「何のために」やると思う?
伊藤 そりゃあ自分の人間革命のためとか、みんなの幸福のためとか、世界の平和のためとか……。
小林 そうだね。つまり広宣流布こそが学会活動の「目的」なんだ。それは日蓮大聖人の『願くは我が弟子等・大願ををこせ』(P1561)、『大願とは法華弘通なり』(P736)等の御遺命を受け継いだ、尊い実践でもある。
伊藤 確かに。
小林 その崇高な目的に向かって一人一人が進んでいくために、一つの到達点や指標として掲げるのが、拡大の「目標」なんだよ。
伊藤 「目的」と「目標」は違うんですね。
小林 御書には、『一丈の堀を越えられない者が、どうして十丈・二十丈もの堀を越えることができるだろうか』(P912、通解)と仰せだ。「人間革命」や「広宣流布」という大きな「堀」を越えるためには、一人への勇気の対話や、一人への渾身の励ましを避けては通れないだろう?
伊藤 確かに。それに地区の皆で一つ一つの堀を越えていけば、その中で達成感や、喜びも得られますよね。
小林 目標は与えられるものではなく、主体的に、自ら決めるものだよ。部員さんにも「その目標なら頑張れそうだ!」と元気になってもらえるように、一人一人に寄り添い、共に考え、励ましてあげてほしい。
伊藤 そのためにも、まず自分自身が決意して、目標に挑戦する姿を示していこうと思います。
小林 池田先生は「目標があること自体が発展の道であり、勝利への道につながる」とつづられている。さあ、喜び勇んで進もうよ。目標の達成に至るまでの人間革命のドラマや、共に戦う中で強くなる励ましの絆を、思い描きながら。