受身の姿勢では
本当の力は出ない。
強盛なる祈りから
一日のスタートを!
わが一念を定めよ!
四条金吾殿御返事 P1163
『一生はゆめの上明日をごせずいかなる乞食にはなるとも法華経にきずをつけ給うべからず』
☆四季の語らい
一対一の「草の根の語らい」−−それは、まことに地味である。しかし、それこそが、「人と人とのつながり」をつくっていく。人の心を変え、意見を変えていく。この粘り強い民衆の対話の繰り返しが、時代を底流で変えていくのである。
☆女性に贈ることば 三月十三日
こうすれば、どう見られるか、どうなるか−−そういうことだけを考えて、人によく思われるように、うまく泳いでいく。それは楽なように見えて、あまりにもわびしい生き方である。状況に翻弄され、なんの価値も残さず、時代とともに色あせていく人生であってはならない。
わが人生は、自分自身への最高の贈り物なのである。
☆今日のことば365 三月十三日
自分は死を恐れない
という人を聞くが
私は そんな人間になりたくない
死を恐れるが故に
生きることへの歓びが深まり
野蛮と文明との 分岐点があるからだ
☆御書と歩む 第6回 広布の丈夫よ 勇んで進め!
『人身は受けがたし爪の上の土・人身は持ちがたし草の上の露、百二十まで持ちて名を・くたして死せんよりは生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ』(崇峻天皇御書、1173ページ)
◇通解
人間に生まれることは難しく、爪の上の土のようにまれである。人間がその身を全うするのは難しく、草の上の露のようにはかない。120歳まで長生きしても悪い評判を残して終わってしまうよりは、生きて一日でも名をあげることこそ大切である。
◇同志への指針
壮年門下の四条金吾に贈られた、厳愛の指針である。
「名をあげる」とは、世間の名声などではない。妙法流布に勇敢なる闘争の歴史を残すことだ。「あの人がいたからこそ」と同志の心に刻まれゆく、誠実と励ましの名将として、戦い勝つことだ。
受け難き人身を得た我らだ。壮年部結成50周年の節——広布の「黄金柱」として、堂々たる大前進を共々に!