2016年3月28日月曜日

2016.03.26 わが友に贈る

行動の春本番!
大きく動き語り
仏縁を広げよう。
絶対無事故を心掛け
有意義な一日一日に!

上野殿御返事 P1546
『臨終に南無妙法蓮華経と唱えさせ給いける事は一眼のかめの浮木の穴に入り天より下いとの大地のはりの穴に入るがごとし、あらふしぎふしぎ』

☆四季の語らい
何事も、見えない土台が大切である。植物の根っこは、目に見えないところで、全体を支え、守り、全体に活力を送り、栄えさせている。それだけではない。根っこは周囲の環境をも変える。自分が根を張ったその場所の「土壌」をも豊かにしていく。松の木などのように、硬い岩場でもくい込んで育っていく木がある。その根っこは、生長しゆく強い圧力で、少しずつ岩を砕いていく。
また根っこは、盛んに呼吸をして炭酸を出したり、酸を分泌して、溶けにくい鉄などの成分をも徐々に溶かしてしまう。そうやって硬い岩石をも突き崩し、土に変えていくのである。

☆今日のことば365 三月二十六日
恩を知り、恩に報いていくことが、人間の歩むべき道である。
親を愛し、親に心の底から感謝できるようになっていくことが、人間としての深まりであり、成長の証と言ってよい。
そのように人間として成長していってこそ、自らもよい親となり、和楽の家庭を築いていける。そうした心が、子育てにも大きな影響を与えていく。

☆今日のことば365 三月二十六日
たとえ苦手な科目があったとしても、自分の輝かしい未来を築くための勉強、財産だと思って、真剣に取り組んでいくことが大切です。

☆新時代を創る 第9回 さあ今日も使命の最前線へ
春季彼岸勤行法要に当たり、私も、ご尊家の亡くなられたご家族の方々、そして広宣流布に連なる全ての故人と先祖代々の追善回向を懇ろに行い、三世永遠にわたる安穏と福徳を心から祈念させていただいております。
御義口伝には『題目の光無間に至りて即身成仏せしむ』(P712)と仰せである。
全国の主要会館や墓地公園等で追善の祈りを捧げる意義も計り知れない。
日蓮仏法では「常彼岸」である。私たちは、日々の勤行でも追善回向を行っている。広布に走る無量無辺の大功徳を、一家眷属へ、一切衆生へと回らし向けていけるのである。

50年前(1966年)の3月、壮年部の結成式で、私は「勇気」の信心で戦おうと訴えた。翌日、その先頭に立って、南北アメリカへ広布旅に出発した。
軍事政権下のブラジルで、悪意や偏見にも、誠意を尽くして対話した。一人一人の青年を励まし、隣国アルゼンチンから駆け付けた同志も抱きかかえて迎えた。初訪問のペルーでも、けなげな地涌の友と不退の前進を約し合った。
その時に蒔いた黄金の種が、半世紀を経た今、幸福と勝利の大樹となって林立している。北米・南米でも、創価の平和・文化・教育の連帯は、揺るぎない信頼を勝ち得てきた。
大事なことは、勇敢に動くことだ。眼前の一人を大切にすることだ。確信を込めて語り切ることだ。

戸田先生は、苦難に挑む後継の友に語られた。
「永遠の生命から見れば、苦しい時期といっても、瞬間のようなものである。最後まで、しっかり頑張りきってごらん。必ず結果が出るよ」と。
師弟不二の祈りと戦いは無敵である。
日蓮大聖人は、『各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ』(P1190)と仰せだ。
3・16を正義の拡大で勝ち飾った青年の師子の陣列も頼もしい限りである。
さあ、きょうも、使命の最前線へ! 互いの健闘を讃え、励まし合って前進しよう。
広布の旗を掲げて立ち上がれ! 粘り強く大勝利の人生を! 尊き同志を諸天よ護れ!と私は毎日、懸命に祈っている。