悩みがあるから
成長できる。
苦難があるから
強くなれる。
わが境涯を勝ち開け!
御講聞書 P833
『法華経の行者は蓮華の泥水に染まざるが如し、但だ唯一大事の南無妙法蓮華経を弘通するを本とせり』
☆四季の語らい
信念に生きる人は強い。信念に生きる人は人格が光る。善悪を、きちっと見極めることができる。まっすぐに軌道を進んでいける。その人は、たとえ、ひとたびは負けたように見えても、最後は人間としての勝利者と輝く。
☆女性に贈ることば 三月二日
母は、わが家の太陽である。いな、世界の太陽である。
いかに暗く厳しい状況になっても、母がいれば、笑顔満開の光が消えることはない。
☆今日のことば365 三月二日
家庭の平和は、千金に勝る。一国の指導者というものは、家庭の幸福を築き、与えてゆくものでなくては、その資格はない。
☆世界広布新時代第16回本部幹部会 SGI会長のメッセージ
この1月、幾重にも思い出深き埼玉文化会館を、妻と訪問できました。
皆の真心で荘厳された創価の会館は、それぞれの国土を勝ち栄えさせてゆく、友情と和楽の城であり、哲学と文化の城です。安穏と福運の城であり、正義と人材の城です。
本日は、「広布の旗」翻る、愛する埼玉の法城に、大関東をはじめ、日本全国と世界の異体同心の友が集い合いました。
私と妻の心は、きょうも、ここ埼玉文化会館にあります。関東の各会館の皆さん方とも、心は一つです。
晴れがましい関東総会、また、意気軒昂の全国壮年部幹部会、さらに、団結みなぎる本部幹部会、誠におめでとう!(大拍手)
尊き研修のカナダ・ニュージーランドの皆さん、ペルー・パラグアイの皆さん、ヨーロッパ青年部の皆さん、台湾の皆さん、マレーシアの皆さん、そして韓国の皆さん、ありがとう! 本当にありがとう!
◇「3・16」を前に
あの忘れ得ぬ「3・16」の広宣流布の後継の儀式を前にして、恩師・戸田城聖先生が、しみじみと拝されていた一節があります。
それは「御義口伝」に記された『霊山一会儼然未散』(P757)という文です。法華経が説かれた霊鷲山の会座は、いまなお厳然として散らず、永遠に常住しているとの意義であります。
戸田先生は戦時中の法難の牢獄で、その極理を覚知され、そして、日蓮大聖人が宣言なされた「地涌の義」を現実の上に現し、生涯の願業である75万世帯に及ぶ陣列を呼び出されたのです。
戸田先生は言われました。
——わが学会員は皆、霊山一会に共にいた誓願の同志であり、家族である。この久遠の会座は、生死を超えて、未来永遠にわたって続いていく。
我らは、地涌の菩薩として、どこまでも共々に、娑婆世界で立正安国を推し進め、一閻浮提の広宣流布を成し遂げていくのだ、と——。
広宣流布のために、労をいとわず「一歩」を踏み出す地道な行動が、どれほど大きく希望の道を開くか。
立正安国のために、勇気を出して「一人」と語り合う地道な対話が、どれほど深く幸福の仏縁を結ぶか。
以前、埼玉の全婦人部の皆さんから、発心光る署名アルバムを届けていただいた折、私は御宝前にお供えして題目を唱え、色紙に書き贈りました。
「地道乃 人生に 最高の幸あり」と。
今、埼玉文化会館の恩師記念室に展示されています。
創価の最前線の母たち、また父たちほど、法のため、友のため、社会のため、来る日も来る日も、コツコツ、コツコツと尽くしている方々が、一体、どこにいるでしょうか。
不軽菩薩が悪口罵詈にも屈せず、どんな人にも仏の命があると語りかけた如く、わが同志は何があっても、あきらめず、へこたれず、法華経の最極の仏道修行に徹し抜いている。地道だから、決して揺るがない。断じて負けない。これが、学会の強さであり、深さです。
東日本大震災より5年——。
この創価の負けじ魂の真髄を示し切って、心の復興を果たしている大東北の誇り高き凱歌の友に、皆で大拍手を送ろうではありませんか!(大拍手)
◇妙法の種を
御聖訓には、『然どもいまだこりず候 法華経は種の如く仏はうへての如く衆生は田の如くなり』(P1056)と仰せであります。
闘諍言訟の末法であるゆえに、時代は乱れ、濁っている。荒れ果てた衆生の「心の大地」を蘇生させることができるのは、大聖人の正統の我らしかいません。
いよいよ「いまだこりず候」と、祈りに祈り、動きに動き、語りに語り、「妙法の種」を蒔いて、そして、身近な地域社会にも、壮大な地球社会にも、「幸福の花」「人材の花」「平和と文化と教育の花」を、爛漫と咲かせゆこうではありませんか!
法華経の「霊山一会」とは、あらゆる差異を超え、久遠元初の誓いで結ばれた、仲睦まじく、清く楽しい究極の世界市民の大連帯です。
すなわち、最高に晴れ晴れとした「人類共和」の我ら創価家族の世界です。
その中心に輝く「太陽の婦人部」の皆さん、また「共戦の壮年部」の皆さん、そして、「後継の青年部・未来部」の皆さんの健康と栄光を心から祈りつつ、記念の和歌を贈ります。
常勝の
旗をば胸に
三世まで
共に進まむ
楽土を築きて
どうか、皆さん、お元気で! 一生懸命に題目を送ります。